ホトカミをつくるDO THE SAMURAIのブログ

みんなでつくる神社・お寺の投稿サイト「ホトカミ」を運営している、株式会社DO THE SAMURAIのブログです。

【きつね日記】秩父三社にお参りしてきました!

はじめましての方ははじめまして、そうでない方はこんにちは。卒業した小泉くんに代わり新しく「みんなの日記」を書くことになりました木村と申します。生まれ変わったら神社かお寺のおきつねさまになりたい、DO THE SAMURAIの広報担当(の一人)です。アイキャッチ画像では右端に写っている人です。

さて、今月初めに小泉くんがめでたくDO THE SAMURAIを卒業されましたが、その後、小泉くんの卒業旅行も兼ねて、彼一押しのお社である三峯神社と、秩父神社・宝登山神社にみんなでお参りしてきました。この秩父会のレポートを、お写真多めでお送りします!

4時過ぎ:起床 朝早く行って雲海を観よう! ということで、前日からオフィスに泊まりました。小泉くんが車を運転してくださいました。有難し……。

7時半:三峯神社に到着 お参り日和のいい天気になりました! 朝の光を浴びる皆さん。

8時:社頭にてお参り 森林の空気を浴び、すがすがしい気分に。

9時半:奥宮へ出発 芋田楽で腹ごしらえしてから、いざ奥宮へ。気合を入れる皆さん。

師匠と弟子。

10時50分:奥宮登拝 雲海こそ見えなかったものの、山頂からの眺めは素晴らしいものでした!

11時50分:下山 昼前に無事に戻ってこられました。

12時10分:昼食 秩父名物の「わらじソースカツ丼」をいただきました。わらじサイズ。

13時:入浴 境内の「興雲閣」にある温泉で、登山の疲れを癒しました。

16時:秩父神社に参拝 市街地に降り、秩父神社にお参りしました。

農業の神様にお参りする小泉くん。

大吉を引いた吉田さん。

17時半:宝登山神社に参拝 これで秩父三社をめぐることができました!

20時半:新宿にて解散 非常に長く充実した、楽しい一日になりました。車を運転してくださった小泉くんはじめ、皆さんのおかげです。また、Twitterではホトカミのユーザーさんから色々なアドバイスをいただきました。ありがとうございました。

最後に、小泉くんにはなむけの和歌を贈りました。木村は前の週の送別会に参加できませんでしたが、帰りの車中で筆を走らせました。

たとひ今 登る麓は別れても 再びまみえ 月を望まむ

解説: 一休さんの作とも伝わる和歌に「分け登る麓の道は多けれど 同じ高嶺の月を見るかな」というものがあります。これは現代においては、世の中には様々な異なる宗教があるが、目指す真理は一つである、という意味に解釈されている仏教的な歌です。今回の和歌はこの歌を意識し、実際に三峯の山に登ったこと、帰りの車中から綺麗な月が見えたことをイメージしつつ、小泉くんの目指す自然栽培と自分のいるホトカミとで一旦進む道は分かれてしまったけれども、それぞれが目指す先は必ず繋がっている、という意図を込めました。

小泉くんの今後の活躍を祈りつつ、秩父レポの筆を置かせていただきます。 ありがとうございました!

【卒業】弟子日記〜半年間を振り返って(成長と思い出)〜

こんにちは。 今日で卒業する小泉泰英です。 3月に「ホトカミ」というサービスも知らずに、代表の吉田の人柄だけでDO THE SAMURAIに加わりました。 そして今では、ホトカミのユーザーを好きなるほど、のめり込むことができました。

卒業式の様子

私の半年間を振り返って学んだことについて書きます。

・アイデアは“気持ち”と“イメージ”で生まれる

・積み重ねによって覚悟を決められた

・Webサービスでも大切なのは“人”

・人に伝えるときの大切なこととは?

【アイデアは“気持ち”と“イメージ”で生まれる】

半年でアイデアを生み出せるようになりました。 アイデアは「質よりも数。結果、質の良いものが生まれる」と言われ、半年間を過ごしました。

アイデアを生み出すのに大切なのは「今この瞬間に生み出そうとする気持ち」です。

DO THE SAMURAIにいて今でも忘れない思い出があります。

ホトカミが1000投稿も行かなかった7月に「ホトカミで1万投稿行くにはどうすればいいか」という話し合いをしました。 そのときは、「1万!?1000投稿もいっていないのに1万なんて…」と思っていました。

しかし、アイデアを出そうと努力したことでわずか10分でもアイデアはたくさん出ました。 そのアイデア中からを進化させ「ご縁ポスト」が生まれました。

当然、現状を分析して、課題や求められていることを知ることは大切ですが、 一番大切なのは、「アイデアを生み出そう!」という気持ちでした。

【積み重ねによって覚悟を決められた】

私は自然栽培という道で起業をして生きていくという覚悟を決めました。 この覚悟が決まったのもDO THE SAMURAIで働いたからです。

DO THE SAMURAIで働き始めたときから、 スタートアップや起業の0から1を勉強したいという想いを持っていました。 しかしその当時は、10月から自分の分野で一歩を踏み出そうなんてことは想像もしていませんでした。

一歩を踏み出せたのは、アイデアを生み出すことをはじめ、常に自分の頭で半年間考え続けたからです。

自分で考えることの積み重ねによって、少しずつ責任が生まれ、 小さな気づきを得られるようになり、小さなきっかけで覚悟に変わっていきました。

(自然栽培の野菜やお米をオフィスに持っていきました。そのあと、「農業の道で起業する決意をした小泉くん…」という投稿を代表・吉田がFacebookに載せました。この一言によって、「自分は起業するのか」と気づき、自然と自分の覚悟に変わっていきました。)

メンバーの誕生日を祝いました

【Webサービスでも大切なのは“人”】

「ホトカミ」は神社お寺の投稿サイトでWebサービスです。 Webサービスなのでパソコンを使っている時間が長いですが、 常にその先にはそのサービスを使ってくれるユーザーがいるということを学びました。

そのことを実感できたのは、SNSにて「ホトカミで8888投稿を目指そう」という投稿を見たり、 ユーザーにメールする中で、「いつも使っています」「頑張ってください」という返信をもらった時でした。

一番大切なのは「使ってくれる“人”がいる」ということを忘れないことです。

【人に伝えるということ】

人に伝えるときに大切なことは、何を伝えたいかを明確にすることです。

今のホトカミのコンセプトは「みんなでつくる」です。 4月にリリースしましたが、このコンセプトになったのは、7月です。 それまで紆余曲折ありましたが、私たちの持っているイメージを言葉にしました。

それによって、半年で7000件を越える投稿がホトカミに集まりました。 これは「みんなでつくる」がDO THE SAMURAIのメンバーだけでなく、 ユーザーにも伝わった証です。

【最後のメッセージ】

この半年間で学べたことはここには書ききれません。 自分の頭で考え、実行し、少しずつ責任感を身につける。 その繰り返しによって、自信をつけ、新しいことに挑戦できるようになりました。

自分次第でいくらでも成長できると忘れずこれからも頑張っていきます!

インターネットでの起業にプログラミングスキルは必要か?(神社お寺の投稿サイトの場合)

こんにちは。日本最大の神社お寺の投稿サイト「ホトカミ」を運営する株式会社DO THE SAMURAI代表の吉田 亮です。

「起業するためには、プログラミングできた方が良いですか?」と聞かれる機会があったので、 その答えと、僕がどうやってスキルを身につけたのかまとめておきます。 (ピクスタ代表 古俣さんのブログも参考に。

必要なのは、覚悟と決断

結論から言うと、 「起業するために、プログラミングスキルは必要ないです。」

もっと必要なことは、 「何をやるか、覚悟を持って決断すること。」

僕は去年2016年の7,8,9月と3ヶ月間引きこもって、何をやるか考えまくりました。 3ヶ月間考え抜いた結果、ホトカミを始めることに決めました。

軽いノリとか、思いつきではないです。

今後も、どんな機能を付けていくのかなどは試行錯誤していきます。 でも、大きな方向性は間違ってないという確信と、使命感的な何かを持ってやっています。

 

見える部分は自分でコード書きました

結果として、今年の4月のリリース時のフロント(見える部分)のデザインは(ほぼ)全部自分でコードを書きました。 その後も、ちょっとした修正とか、他のページにある機能を応用して追加する、PHPでif文を書くなども自分でやっています。

なぜ書けるのかというと、勉強したからです。

ホトカミのデータベースや投稿データは100年後にも残っていくものにしたい。 そう思ったときに、自分が理解していないものをつくるとか有り得ない。 無責任すぎる。少なくとも仕組みは理解しておく必要がある。

と、思って勉強しました。

やるんだ!と覚悟が決まると、やるしかないわけだからすぐできるようになりました。

必要なのは、 「ちょっとわからないことや効率の良い書き方を教えてくれる友達」です。

身近にエンジニアがいたので、ちょっとしたことをすぐに聞けました。 (僕の三大師匠Gさん、Fさん、そしてMark、ありがとう。)

以下、僕が試行錯誤して生み出し、 弊社の小泉くん、木村くんも同じ方法を実践し、ゼロからコードが書けるようになった方法を大公開します。 (一応、6人全員コード書ける会社です。)

大まかな方法だけ書くので、細かいことはググって調べてください。 (基本的にわからないことはグーグル先生に聞くというのも開発に重要なスキルみたいです。)

 

この順番でやれば32時間で書けるように

僕でも4日あれば書けるようになりました。 (木村くんは2日くらいでやってました。ポテンシャルの違いを痛感。)

1、基本準備(1時間) エディタ(コードを書くソフト)を導入します。 僕はオススメされたBracketsを使いました。 http://qiita.com/assialiholic/items/c8137321c7599a168b16

プラグインにEmmetを導入します。 省略してコードを書けるので、爆速になります。 https://blogs.adobe.com/creativestation/web-learning-emmet-why-emmet

2、1日で「3日でマスターHTHL&CSS」終わらせる(8時間) まずは1時間ほどで通読して雰囲気を掴み、あとは7時間ほどひたすら書いてある通りに書けば、 1日でページが書けてしまいます。 僕はモチベーション上げるために、大好きな道重さゆみさんのページにカスタマイズして作りました。 http://amzn.asia/8L0D3Z7

3、スマホ対応をマスター(24時間) 「いちばんやさしいHTML5&CSS3の教本」を3日で終わらせました。 スマホに対応した、ありそうなデザインのサイトができました。(今回はGACKTさん。) http://amzn.asia/fLHqbDw

ここまでで、普通にホームページは作れるようになります。 ここからはレベルアップ編です。

・Bootstrap(5時間) (CSSを簡単に書けるようになるフレームワーク) ドットインストールという動画を見ながら学ぶサービスを利用。 http://dotinstall.com/lessons/basic_twitter_bootstrap_v4

・PHPの簡単な本を一冊(6時間) http://amzn.asia/btwuuvj

・Progateでざっくり学ぶ オンライン学習サービスProgateを使いました。 https://prog-8.com - Githubの使い方(1時間) - コマンドの使い方(1時間) - JavaScript(読める程度にしかなってない) - jQuery(同じくなんとなく読める程度に)

結論 「起業するために、プログラミングスキルは必要ないです。」

もっと必要なことは、 「何をやるか、覚悟を持って決断すること。」

でも、Webサービスやるなら、 仕組みを理解する程度には書けた方が良いし、そのレベルならすぐにマスターできる。

参考になれば、幸いです。

もし、周りに神社やお寺好きな人がいたら、 「ホトカミ」ってサイトでお参りの記録を整理したり、共有したりできるらしいよって教えてあげてください。

みんなで8,888投稿目指しています。

では、また!

一言メモ:徳川家康は火縄銃の名手。当時の火縄銃って最先端技術なんですよね。 やはり技術を使いこなしたものが生き残るのか。。。