ホトカミをつくるDO THE SAMURAIのブログ

みんなでつくる神社・お寺の投稿サイト「ホトカミ」を運営している、株式会社DO THE SAMURAIのブログです。

28歳のお誕生日を祝って頂き、とっても嬉しかったお話。

こんにちは。
神社お寺の投稿サイト「ホトカミ」を運営する株式会社DO THE SAMURAI代表の吉田 亮です。

おかげさまで2018年4月6日に、
会社としては2周年、「ホトカミ」をリリースして1周年が経ちました!

1周年っぽいブログも書きました。

非エンジニア経営者がWebサービスをゼロから立ち上げるためにした仕事のすべて【ホトカミ1周年】 - DO THE SAMURAI BLOG


今回は、お誕生日をお祝いしてもらえて、とっても嬉しかった話を書きます。

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テンションぶち上げまる!

事業計画資金調達みたいな難しい内容は書かないので、
気軽に読んでください。(写真多めです)


4月7日(土)にホトカミ1周年を祝って「初の企業参拝!」しました。

企業参拝とは、会社のみんなでお参りすること。

僕は個人的に企業参拝に憧れていたのですが、
登記した2年前も、ホトカミをリリースしたばかりの1年前もそんな余裕は全くなく、
企業参拝できませんでした。
(今年の年始は、メンバーの半分が神社やお寺で働いていたため、なかなか予定が合わず見送り・・・)

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御嶽神社(横浜)で1周年の護摩祈祷していただきました。

場所は、1周年の護摩祈祷をしていただいたのは、
インターンの森さんの実家である横浜の御嶽神社

お世話になりました!
ありがとうございます!

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祈祷のあと

午前中はいつも通り全体会議をして、
お蕎麦を食べて、ご祈祷していただいたあと、
神社のお部屋をお借りして、仕事をしていました。

神職エンジニアの菊地くんが入ったばかりだったので、
スムーズに開発を進めるための連携の話などしていました。


すると、急にケーキが登場!
ハッピーバースデーを歌ってくれました。

28歳になった僕のお祝いしてくれました🙏

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美味しかった!

本当に本当に嬉しかったです。

そして、お財布のプレゼントも頂いてしまいました。

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お財布、20年大切に使います!ありがとう!

実は、昨年末、お財布を失くしてしまいました。

そのあと、ジーパンのポケットを財布代わりにしていました。
また、いつもお金をポイポイ置いては探していました。
(よく携帯や財布を無くすので、日頃からみんなに注意されていました・・・)

という背景があっての、お財布・・・

本当に嬉しかったです。

20年間大切に使わせて頂きます。

キャッシュレス推進派なのですが、
財布が嬉しくなって、無駄に現金使うようになってしまいましたね。
(おかげで神社やお寺に行ったとき、お賽銭の小銭がない・・・なんてことも減りました。今はまたキャッシュレスに戻りましたが。)

そして、さらにさらに!!!!!!!!


寄せ書きも!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

シェアオフィスのみなさんの言葉まで!!!!!!

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オフィスの皆さん、本当にありがとうございます!!!!!!!!!!

その愛に、泣きました。


DO THE SAMURAIのみんな、
本当に、ありがとう。

みんなが頑張った結果を、
ちゃんと100年後、1000年後にも価値あるものにできるよう仕事で恩返しします。

そして、ひとりひとりの人生を何よりも、応援しています。



PS.木村くんが書いてくれたホトカミちゃん(原作はルイさん)が、
可愛すぎて、本当にかわいい。

好き。

ホトカミちゃんを育てていきたい。

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はぁ、ホトカミちゃんかわいい。
本当に好き。


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ソフトウェア開発に大切なこと

ホトカミのエンジニアリングをしている小沼です。

渡辺和子さんの『忘れかけていた大切なこと』という本を読んでいたら、ソフトウェアシステムを開発・運用している者として、ドキッとした文がありました。
「情報手段の発達は、それに見合う良識と道徳が伴わない時、計り知れない危険を持っています」
僕は、一般的なスマホやパソコンの使い方をしている人と比べると、ソフトウェア開発をするために、かなり高度な情報技術を使っています。
なのでその情報技術に見合うように、良識や道徳に関して一般的な人より気を付けないといけないです。
もしこのブログを読んでくれている方が、ソフトウェアエンジニアなど情報技術に関わる立場にあるのでしたら、自分の持っている技術に対して、見合う良識や道徳を本当に持っているかどうか、僕と同じように向き合ってみてください。

ソフトウェア開発は、一般的な現代の工業製品と違い、窮屈なパターン化をして大量生産するような方法では、時代の流れやユーザーの要望に対応できず、設計に柔軟性が求められます。

そのように柔軟なソフトウェアを作るために、ソフトウェア開発のメソッドには、アジャイルやスクラムなどがあります。

しかし、これは『ホトカミ』の開発をしていても感じることですが、それらの開発手法は結局のところ、「経営者」「開発者」「利用者」の間で、お金とモノだけのやり取りをするのではなく、お金とモノに加えて、こまめに気持ちのやり取りをするところに本質的な価値があるように感じます。
したがって、ソフトウェア開発をより効率的にするためにも、気持ちの部分が大事で、ソフトウェアエンジニアはただ高い技術力のみを追い求めるのではなく、技術力とともに、人間的に良識や道徳を磨いていかなくてはいけないのだろうと思います。
人間の本来のあり方に立ち返って、どのようにしたらお互いが幸せになることができるか考えることが、より良いシステム開発・運用に繋がってくるものと信じて頑張っていきたいです。

 

 

あなたはやりたいこと、やれてますか?

はじめまして!

神職

こんにちは!

4月からDO THE SAMURAIでインターンを始めたきくちこうやと申します。 主にエンジニアとしてホトカミを作ったり、デザインをやったりと幅広い仕事を担当しております。

私自身のことを少しだけお話ししますと、現在國學院大學の神道文化学部4年生で、神社の神職として働く為の勉強をしています。その傍ら、某プログラミングキャンプでメンター(講師)をやっております。

今回は「DO THE SAMURAIの新しいこと」がテーマなので、そもそもDO THE SAMURAIにとって「新しい」私がDO THE SAMURAIに入ったワケを中心にお話しします。

私と就活

f:id:Wideplain:20180424012352j:plain 就活って何でみんなスーツ着るんでしょうね?

私は長い就活(半年間)を経て、今年4月にDO THE SAMURAIで働くことを決めました。

理由は「やりたい仕事が楽しくできるから」です。

就活自体はあまり乗り気では無かったです。 ただ「折角ある仕組みなのだから最大限使い倒そう」と思い、去年の9月ごろからはじめました。

先ずは幅広い業界を見ることを心がけました。

当初は広告や人材系の業界などにも出向き、10月くらいの段階で実際に面接にも出ていました。

お陰で、やっていくうちに自然と自身の就活の軸が出来上がっていきました。 最終的に出来上がった私の就活の軸は

  1. エンジニアとしてコミットできる
  2. 仕事を「心から」やりたいと思える
  3. そこで働いている人が楽しそう
  4. 自分が手を上げれば、やりたい事ができそう

大きくこの四つです。DO THE SAMURAIではこの四つが実現できそうだと思い入社し、現在実際に実現できています。「ホトカミ」の開発は非常にやりがいがあり、楽しいです。

開発している中で大変な事もあり、まだまだ規模としては小さいので手探りな部分もあります。

ただ、そこも含めて、まだ世の中に無いものを作り上げていく「ワクワク感」があります。

就職はゴールではない

就活をしていて、何でもきちんとやりたい「事」を定めてやる事が大切って気づきました。

就職は会社の地名度とか規模・業界で決めるのではなく、先ず一番最初に「自分のやりたい事を見つける」べきなのですね。やりたい事が見つかると見つからないとでは、その後の将来の納得感も変わってくると思います。 それをベースに職種と会社を決めるのが、幸せへの近道な気がします。

むしろやりたい事が実現できるなら、就活自体やらないという選択肢もあります(起業など)。

なぜなら、就職はやりたいことの「スタート」でしかないからです。何だか就職がゴール(目的)だと思って就活やってる人が多いんじゃないでしょうか?

今後数十年と人生の大半を費やす仕事で「やりたくない事」しか出来なかったら苦痛でしかないですよね。

どうせ働くなら、思いっきり面白くて楽しい仕事がしたいものです。

あなたはやりたいこと、やれてますか?

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非エンジニア経営者がWebサービスをゼロから立ち上げるためにした仕事のすべて【ホトカミ1周年】

こんにちは。
神社お寺の投稿サイト「ホトカミ」を運営する株式会社DO THE SAMURAI代表の吉田 亮です。

おかげさまで本日2018年4月6日で日本最大の神社お寺の投稿サイト「ホトカミ」をリリースして1年が経ちました。

本当にありがとうございます。

ユーザーさん向けには、
サイト内でホトカミの歴史を振り返るとともに、
サービスの今後についても紹介しました。

hotokami.jp



今回は「非エンジニア経営者がWebサービスをゼロから立ち上げるためにした仕事のすべて」ということで、

もともとミュージシャンで、2年前までは神社ツアーや、歴史イベント、武将グッズ製作、講演などしかやったことのなかった非エンジニア経営者の私が、

Webサービスを立ち上げるためにやってきた仕事をすべて書きました。

結論だけ言うと、
コーディング(デザインのコード書くこと)、開発、データベース設計、記事を書く、オフ会の運営、ユーザー対応、数値分析、開発、SNS運用、事務的なこと、
すべて自ら手を動かして、やってきました。

特に、コードのテストとレビューは1年間すべてやってきました。
ホトカミのすべてのコードを見てきたことになります。


というわけで、
【WHY】なぜ、すべて手を動かしてやってきたのか?
【HOW】どうやって、全部やってたのか?
【WHAT】具体的にどんなことしてきたのか?
【WILL】そして、今後どうするのか?
という流れでまとめました。

この記事を通じて、
「Webサービスを始めたいけど、コードとか書けないしどうしよう?」
「サービスつくったことあるけど、誰にも使われずに終わった・・・」というような方、
そして、
「ベンチャー2年目の経営者ってどんなことしてたの??」という起業に興味がある方に、
少しでも参考になれば幸いです。

また、これまでの資金調達や今後の事業計画に関しては赤裸々に語っているので、こちらをお読みください。

「背景と想い」日本初「ソーシャルエンジェル出資」で約1億円の資金調達を実施に関して(代表) - DO THE SAMURAI BLOG

【2018年3月版】事業計画書 of 株式会社DO THE SAMURAI - DO THE SAMURAI BLOG

 


それでは、非エンジニアの経営者はどうしたらいいのか?
早速、本題に入りましょう!


1、そもそもホトカミって、どんなWebサービス?

具体的な話に入る前に、まずはどんなサービスを運営しているのか、簡単に紹介します。(ホトカミをすでにご存知の方は、読み飛ばしてください。)

神社お寺の投稿サイト「ホトカミ」という、
めっちゃ簡単にいうと、神社お寺版の食べログのような投稿サイトを運営しています。

神社ツアーやお寺でイベントなどを開催するうちに、
お坊さんや神主さんの知り合いが増え、頑張っている神社やお寺の力になりたい!と思って始めました。

具体的には、ホトカミで一般の方が神社やお寺のことを知ることで、参拝者を増やそうとしています。

実際に「ホトカミきっかけでお参りした!」という声や投稿がたくさん集まっています。

伊勢神宮や清水寺のような有名な神社お寺に加えて、
地元の神社やお寺などもたくさん載っています。

見たことない方は、ぜひサイトをのぞいてみてください。
あなたの地元の神社やお寺も載っているはず。

ホトカミ - みんなでつくる神社お寺の投稿サイト



【WHY】すべて手を動かしてやってきたのはなぜ?

ホトカミがどんなサービスなのかわかったところで、

コーディング(デザインのコード書くこと)、開発、データベース設計、記事を書く、オフ会の運営、ユーザー対応、数値分析、開発、SNS運用、事務的なこと・・・

そもそも、なぜ、すべて手を動かしてやってきたのか?書いていきます。

ざっくり4つの理由があります。

1、人がいなかったから

1つ目の理由は、そもそも人がいなかったから。

ずっとエンジニア1人、デザイナーも1人で1年間運営してきました。
そのため、そもそも人手が足りません。(ベンチャーの立ち上げあるあるですね。)

だから、サービスを進めるために私もできることはすべてやろう!という気持ちで1年間やってきました。

いやいや「そもそも経営者は人を増やすのが、仕事じゃないか?」と思われる方もいるでしょう。

それに関しては、その通りですね。

ただ、いわゆるドンと資金調達して、人を増やしていくタイプの事業や会社ではないので、「経営者の仕事は資金調達と採用だ」的な思考にはなりませんでした。

なぜ、資金調達と採用に注力しなかったのかに関しては、コチラで詳しく。

「採用」や「次の資金調達に向けての数字つくり」よりも大切にしたこと。(代表) - DO THE SAMURAI BLOG


(ちなみに、4月からはデザインもできるエンジニア1人増えて戦力アップ!日本文化に関心のある大学生インターンも募集してます。)



1つ目の理由、人が少ないから、自分で手を動かした、というのはわかります。

でも僕は、仮に人が多かったとしても、自分でコード書いたりは絶対やっていました

以下の3つがその理由です。

2、ユーザーさんや神社、お寺に対して胸を張れるか?

ホトカミは、神社お寺の投稿サイトです。
神社やお寺って、尊い存在です。

尊い存在と関わるサービスだからこそ、
なんか、うまく表現できないのですが、
ちゃんとしなきゃいけない、お天道様に顔向けできるやり方、
胸を張れるサービスのつくり方をしなきゃいけないっていう責任を感じています。

だからこそ、言い出しっぺでサービスを始めた僕が、みずから手を動かし、
誰よりもサービスを理解する必要がある。

ユーザーさんやお寺や神社の方に、
何を言われても、何を聞かれても、
胸を張って、それにこたえることができる必要がある。

って思うと、
自ら手を動かすことによって、頭だけではなく身体でも理解することが大事だと思い、
胸を張って、ホトカミは良いものだ!って言えるように、手を動かしてつくりました。

3、働いてる人の気持ち

私は、ホトカミを始めるまで、個人事業主の延長線上でしか仕事をしたことがありませんでした。

だから、はじめはもちろん。エンジニアやデザイナーさんの気持ちが全くわかりませんでした。

「この機能をつくるのにどれくらいの工数がかかるのか?」
「どう伝えたら、どう仕事を進めたら気持ちよく働けるのだろうか・・・?」


これらを理解し、円滑にサービスの開発を進めるためには、
実際に自分もやってみるのが一番早く、手っ取り早い

書くしかないと思い、一緒にコードを書き、すべてテストやレビューをしました。

まだわからないところも、もちろんあるけど、
これだけやったから、大丈夫でしょ!という気持ちにはなっています。
(もちろん学び続けますが)

今後、DO THE SAMURAIの人数がどんだけ増えても、
・リリースまでのコーディングは全部自分でやった
・1年間、すべてのコードのテストとレビューはやった!っていうのは胸張れるので、

その自信(?)を糧に、エンジニア陣とも円滑にコミュニケーション取り続けられるはずです。


4、単純な興味

いやー、単純にWebサービスつくるの楽しいです!面白いです。

自分が書いたコードを世に出て、それを使ってくれる人がいて、感想ももらえたり、
それがきっかけでお参りする人が増えたり・・・

めっちゃ楽しい!

そして、単純にどういう仕組みで動いてるんだろう?とか、知るのも楽しいし、
他のサービスの良いところを研究したりも、めっちゃ楽しいです。

楽しいから、全部やっちゃったというのは、間違いなくありますね。



では、
【WHY】すべて手を動かしてやってきたのはなぜ?の、さいごに。

「仕組み化への誘惑」は、「ワンオペ」で断ち切る。
なんでもかんでも効率化して、仕組み化しようとする世の中。
しかし、仕組み化する前に、1人でアナログに足と手と口と頭を動かして、ザラザラした手触りを感じてはじめて、仕組みがつくれる。
ワンオペの限界の先に、真の仕組みが生まれる。

これ、自分でFacebookに書き込んだ言葉なのですが、
めっちゃ大事だと思っています。

そもそもホトカミも、
私が個人で神社ツアーや、お寺でのイベントの仕事をたくさんやった結果、
「ワンオペ」の限界を感じ、「仕組み化」しようと生まれました。

私が、参拝者の気持ち(一般ユーザー)も、
神社お寺の人の気持ちにも寄り添うことができるのは、
めっちゃ「ワンオペ」で、神社ツアーとかやっていた経験があるからです。

同様に、ホトカミも今後ゆっくり大きくなるにつれて、
仕組み化する部分がたくさんあります。

っていうときに、僕が全部、自分で手を動かしてやってみた全体感の把握というのは、
めっちゃ貴重で、手を動かして得たザラザラした手触りがあるからこそ、

真に成長するサービス=仕組み化 できると思います。


ということで、
すべて手を動かしてやってきたのはなぜ?に長々と答えたところで、

では、どうやってそれを実現したのか?
なんでもできるマンにどうやったらなれるのか、書いていきます。

【HOW】どうやって、全部やってたのか?

冒頭にも書いた通り、

コーディング(デザインのコード書くこと)、開発、データベース設計、記事を書く、オフ会の運営、ユーザー対応、数値分析、開発、SNS運用、事務的なこと・・・

じゃあ、そんな全部をどうやってやってたのか?

書いていきます。

1、泥臭いところから始める
2、普通に勉強する
3、頼れる仲間
4、効率化 / 最適化の鬼


1、泥臭いところから始める

まずはじめは、めっちゃ泥臭いところから始めました。

14万件の寺社情報、3カ月かけ整理 「Excelが固まった」
 サイトを作り始めたのは昨年10月ごろ。まず、寺社名や住所といった基本情報を手作業で集め、データベース化していった。

「Excelが固まった」 14万件のデータ、手作業でまとめ……神社・お寺の口コミサイト「ホトカミ」の挑戦 (1/3) - ITmedia NEWS


いきなりコードも書けないし、
よくわからないので、まずはできること=泥臭くて誰でもできるけど、誰もやらないことから着手しました。

これはデータベースだけの話ではなく、
開発を進める上でも、まずは泥臭くコピペしまくったりでなんとか形にして、運用の方向性が見えてきてから自動化したりすると、結果として無駄がなく、良いものができます。


2、普通に勉強する

まぁ、なにもわからなければ、勉強すればいいだけの話。
本を買って、まずは勉強をしました!

勉強方法や、かかる時間の目安、どんな教材がいいのかはこの記事をどうぞ。

dothesamurai.hatenablog.com


3、頼れる仲間!

それでも、全くコードも書いたことない、プログラミングってなに?っていう状態から、
自分でやろうと思っても不安だし、っていうか無理じゃん!ってなりますよね。

だから、勉強してもわからないことがあれば、
頼れる仲間がいることがめっちゃ大事です、尊い。

デザインに関しても、開発やデータベースの設計に関しても、
最終的にちゃんと頼れる人が社内にいるので、
自分のできる範囲で頑張ってやろう、という気持ちになれます。

※結果として、コーディングは、1年前の公開までは全部自分で書いたし、今でも自分が書いたデザインが生きてる部分まぁまぁあるなという自負あります。
とはいうものの、開発に関しては97%エンジニア任せです。僕は大したことやってないです。

4、効率化 / 最適化の鬼

そして、できるところから始め、勉強し、頼れる仲間がいても、

コーディング(デザインのコード書くこと)、開発、データベース設計、記事を書く、オフ会の運営、ユーザー対応、数値分析、開発、SNS運用、事務的なこと・・・・

これだけのことを全てやるのは、普通に大変です。

好きでやってるのでまったく苦じゃないのですが、
14時間くらいは毎日働いてる計算になります。

というか、生きてる=何かを生み出してる、みたいな状態ですね。

そのためには暮らしを最適化しないと、無理です。
・眠くなったり、お腹空かないように、おにぎり3つで血糖値をコントロールする
・サングラスで脳の消耗を減らす
・よく寝る
・アポは入れない(基本的に週ひとつあるかどうか)

色々、試行錯誤しながら、暮らしを最適化しました。
(その歪みも感じています。笑)


というわけで、
【HOW】どうやって、全部やってたのか?をまとめると、
1、泥臭いところから始める
2、普通に勉強する
3、頼れる仲間
4、効率化 / 最適化の鬼 ということですね。

凡人にスーパーな方法はないので、
一生懸命頭使って、手を動かすしかないですね。

 

【WHAT】具体的にどんなことしてきたのか?

【WHY】なぜ自分でも手を動かしたのか?
そして、【HOW】どうやってやっていたのか?がわかったところで、

【WHAT】具体的にどんなことしてきたのか?ざっとまとめました。
※繰り返しますが、もちろん全部1人でやってないです。みんなのおかげ!でも少なくとも自分でも手を動かしたことだけ紹介します。今は任せてるものもたくさんあります。

ひたすら羅列してあります。
Webサービスの運営の裏側は、こんな感じなのかと、
参考にしていただけたら幸いです。


・開発(機能を増やしたり、使いやすくしたり)
withエンジニア
何を開発するか考える、どれから開発するか優先順位を決める、レビューする、テストする、データベース設計を一緒に考える、最低限出せるレベルでCSS書く、データ入れる

withデザイナー
自分が使ったりユーザーさんとのやり取りのなかで気づいた改善策を生み出す、デザイン案を考える、コーディングしたりPHPちょっとだけサポートしたり

・記事コンテンツ
ホトカミでは、お参りしたくなっちゃうような記事をつくっています。

記事コンテンツの企画(1記事2時間)、面白くする、記事のレビュー(1記事あたり最低2回だいたい3回以上)、インタビューや取材に行く、自らも記事を書く(いつも愛が溢れて5000字を超えてしまう)

神社お寺の記事一覧| ホトカミ - 神社お寺の投稿サイト

 

・オフ会 / サミット
毎月第3日曜日の午後オフ会を開催しています。また、サミット(神主さんとお坊さんの集い)も毎月企画しています。

企画、参加者を募る、当日の内容を詰める、会場の確保、当日の司会進行・・・

第3回オフ会@御嶽神社(横浜市)で祝詞を書写しました!【2018年3月18日】 | ホトカミ

 

・ユーザーサポート
これまで投稿してくださった全てのユーザーさんと直接メールでやりとりしてきました
また、すべての投稿に目を通しています。

問い合わせ対応、エゴサして問題ないかチェック、掲示板での対応・・・


・数値分析
グーグルアナリティクスで分析する。
→数値分析、よくわからずあんまりできていない・・・今後の課題・・・誰か教えてください・・・

・経営(的なもの)
寄合(寄合についてはまた書きます)、全体会議、採用活動(特に記事書ける人、日本文化好きな人ともに働こう!学生インターンも募集してます)

・発信する
個人・ホトカミ運営・DO THE SAMURAIとして、の3パターンがあります。
Twitter、インスタグラム、Facebook、ホトカミ内の通知、飛脚通信(メルマガ)送る、プレスリリース出す、ブログ書く


・事務
支払い系(給与振込、サーバー代、ドメイン、Amazonさん、決算などなど、、、)
法務局(増資したとき)

と、ざっと書き並べてみました。

事務系以外は、どれも好きな仕事です。



【WILL】これからどうするのか?

では、最後にこれからどうするのか?という話をします。

今から書くことは、あくまでも現段階で考えていることだったりするので、
変わるかもしれません(いや、変わると思います。)

そして、これから先のことはなんとなく、やりながら見えてくるんだろうなぁと思いながらも、未知な部分しかないので、
もしここまで読んでくださっている先輩経営者の方がいらっしゃったら、アドバイスください!

吉田 亮 | Facebook

吉田 亮@ホトカミ運営代表 (@RYO_ReaL) | Twitter


ぶっちゃけ、この2ヶ月ほど、
完全に僕が手を動かす時間の足りなさが、ホトカミの成長のボトルネックになってしまっていました。

だから今後は、

野球で例えると、
選手兼監督から、監督になる。


ハロプロでいうと、
カントリーガールズのももちこと嗣永桃子から、つんく♂さんになる、というイメージです。
(注:僕はハロプロが大好き。ここまで書いてるうちに我慢できなくなった。ももちは、カントリーガールズではプレイングマネージャーという立場でした。歌って踊りながらプロデュースする的な立ち位置。ここでのつんく♂さんは、もちろんプロデューサー的な意味です。)



これからの方向性を簡単にいうと、
手を動かすより、頭を働かせることに注力する、ということですね。

めっちゃ当たり前ですが。笑


これができるのも、
1年間手を動かして、ホトカミに魂を込めたり、
また、ホトカミの思想ってこういうものなんだ、
ホトカミの文化はこういうものなんだ!っていうのを仲間に伝え、
任せられるようになったからです。



あと、先週の全体会議でみんなに相談したところ、
以下の意見が出ました。


<吉田が頑張らない方がいいこと>
・ITの知識背伸びしない(けど学び続ける)
・コードのレビュー、データベース系
・ユーザー対応系(メール、Twitterなど)
・記事は企画は頑張り、あとは最終確認でOKするだけがベスト(レビューしすぎ)
・デザインとコーディング

<吉田が苦手>
・落し物、財布落とす、道に迷う
・デザイン、コーディング、プログラミング
・頑固(先入観とこだわりが強すぎる)

コード書くの、
めっちゃ苦手って思われてた!!!!!!!!!



そうなんですよ。

頭の良さと学習能力と気合い(?)でなんとかやってたけど、
別にコード書くの得意じゃないし、デザインセンス無いし、苦手


しかし、
<吉田が得意>
・コミュ力、仲良くなる力
・育てる力、リーダーシップ だそうです。

これは、もちろん自覚があるので、

得意なことをこれからは頑張っていきます!


っていうことで、まとめると、
非エンジニア経営者がWebサービスをゼロから立ち上げるためには、
めっちゃなんでもやるけど、最終的にはやっぱ得意なこと(経営)を頑張るべき!


以上、「非エンジニア経営者がWebサービスをゼロから立ち上げるためにした仕事のすべて」について、

【WHY】なぜ、すべて手を動かしてやってきたのか?
【HOW】どうやって、全部やってたのか?
【WHAT】具体的にどんなことしてきたのか?
【WILL】そして、今後どうするのか?

といった観点からまとめました。

少しでも参考になったら幸いです。

そして、弊社DO THE SAMURAIに合いそうな人がいたら、ご縁を紡いでください。
エンジニア・デザイナー・ライター・インターン1人づつ募集してます。



ホトカミ2年目、DO THE SAMURAI3期目も、
引き続き、宜しくお願いします!

今年は、神社お寺への参拝者を増やし、
頑張ってる神社やお寺のサポートめっちゃ頑張ります!


ご武運を。









 

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【モー娘。で出会った村上くんのインターン卒業】晴れの日があるからそのうち雨も降る全ていつか納得できるさ!人生って素晴らしい!

こんばんは。
神社お寺の投稿サイト「ホトカミ」を運営する株式会社DO THE SAMURAI代表の吉田 亮です。

お彼岸も終わる本日2018年3月24日は、
2ヶ月インターンとして一緒に働いた村上くんの卒業の日でした。

今の気持ちを忘れたくないので、
徒然なるままに書きます。

村上くんのブログ①

ホトカミでインターンはじめました! - DO THE SAMURAI BLOG

村上くんのブログ②

DO THE SAMURAIの「よしなに」経営 - DO THE SAMURAI BLOG

↑このブログは反響が大きかった。
村上くんのブログ③

熱海と夢 - DO THE SAMURAI BLOG



僕と村上くんを出会わせてくれたモーニング娘。を聴きながら書いています。

村上くんと出会ったのは、昨年の6月ごろ。

特技のネトストで、村上くんが僕が愛して止まないハロオタ(ハロプロのオタク)であることがわかり、
さらに神社も好きで、東大の5年生。(昨日、めでたく卒業)

大学の後輩&ハロオタ&神社も好きってことで、
ただならぬご縁を感じ仲良くなりました。

ただ出会った頃は彼のブログにもあるように、
まだ不安定な状態で、責任のある仕事を長期的な視野で任せることはできないな、と思いました。

ただ「もともと文章を書くのは好きだ」ということで、
住職さんや宮司さんに一緒に取材しインタビュー記事を書いてもらいました。


ホトカミで村上くんと記念すべき初めてインタビューさせて頂いたのが、
早稲田にある大龍寺というお寺です。

hotokami.jp


僕は何度か大龍寺の座禅会に参加させて頂いていたのですが、
村上くんも太田住職の話を聞いて座禅に興味を持ち、
大龍寺の定例座禅会に参加しました。

村上くんはその後、一度も欠かさず毎月、大龍寺の座禅会に参加していました。
(先月、僕も参加したとき、すっかり座禅会のいつメンになっていて驚いた。)

さらに、村上くんは毎朝、座禅をしています。
(先週、熱海旅行で同じ部屋だったのですが、おそらく5時くらいに起きてめっちゃ座禅してた。)

間違いなく座禅が彼にとって、色んなきっかけだったり、
実際の習慣として、彼の生活のリズムを整えることになったりで、
出会って半年経った、昨年末頃にはだいぶ安定してきているな、という印象を受けました。

彼はホトカミというサービスがきっかけでお寺に通うようになり、
実際に、救われた1人目の人間です。

これから先のそんなに遠くない未来、
ホトカミが日本中で使われるようになり、
ホトカミきっかけでお参りしました!っていう声が何万、何百万と増えていくなかで、
彼が記念すべき一人目です。
(今日もホトカミ見た人から御朱印やってますか?って連絡きたっていう神社があった。今ではホトカミ見てお参りする人たくさん。はぁ、嬉しい。)



話を戻して、今年のはじめ。

ホトカミでオフ会をやることになったけど、
オフ会というものに参加したことがなかった僕は、
「オフ会やってみたい!っていうか普通につんく♂さんオフ会やりたい!」ということで、
つんく♂オフ会をやりました。

ひたすら、つんく♂さんゆかりの場所で、つんく♂さんについて語り合いました。
(学びのある時間でした。)
そこで、村上くんが春から東京を離れて暮らすことを知りました。

正直、とても心配になりました。

せっかく体調も良い感じになってきたのに、
もう会えなくなったらどうしよう・・・

なにかできることはないだろうか・・・・

村上くんが万が一、つらぽよ丸になったとき、
帰ってこれる場所をつくりたい・・・

でも、こっちは仕事でやってるし、
そんな個人的な感情のみで、会社に誘うのは間違ってる・・・

でも、何かできないだろうか・・・いやいや、なんのための会社をやってるんだろうか・・・

という、今思えば心配しすぎだし、お節介すぎたのかもしれないけど、
色々、考えていたところ、偶然が重なり、こんな感じで誘いました。


吉田さんと「運動がメンタルヘルスにいいんだよね」という話をしていました。

そのときに僕が「今アプリを作って解決できないかなと思ったりしています」と答えました。

 

次の瞬間には、吉田さんから電話がありました。

 

「インターンになって、アプリ作りについて学びませんか?」

ホトカミでインターンはじめました!より引用



ってなわけで、誘う口実が見つかった!!!
って思って、誘いました。

いやー、本当によかった!!!!!!!

村上くんが残してくれたものは、記事などのコンテンツだけではありません。
↓村上くんが書いた魂の座禅の記事↓

hotokami.jp



エンジニアの小沼くんが、村上くんにプログラミングの基本を懇切丁寧に教えてるのを見て、
あ、この人がいたら、エンジニアを育てる会社にできるな、って思えました。
これは村上くんのお陰。

他にも文章を書く心構えや、<br/>タグの楽な入れ方、
掃除の大切さ、インタビューの心構え、早めに出社すると仕事捗る、
いろんな魂をこの2ヶ月でDO THE SAMURAIに残してくれました。

本当に、ありがとう!!!!!
大好き!!!!!!


おそらく、これからどんどん会社が大きくなって、関わる人が増えると、
こうやって感傷に浸ったり、1人1人の人生のことまで考えられなくなるときが来るのかもしれないし、そうなるなら会社大きくしたくないって思うかもしれないけど、
僕と同じくらい、人生のこと考えられる人がいる会社になれば良いのか、って思ったり、それは理想論なのかな?って思ったりもするけど、
理想を叶えられるように、一生懸命目の前の仕事を頑張ります。

また、卒業式で本音が出てしまったんだけど、
仕事はあくまでも人生を彩るための味付け。

「人生が大事。」

って胸張って言い続けられるように、
ちゃんと仕事で価値を生み出して、
世の中に貢献できるように頑張る!





晴れの日があるから
そのうち雨も降る

全ていつか納得できるさ!

人生って素晴らしい
ほら いつもと 違う道だってなんか見つけよう
Ah 素晴らしい Ah誰かと
めぐり会う道となれ

でも笑顔は大切にしたい
愛する人のために

モーニング娘。 I WISH

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この前の熱海旅行の集合写真




ご武運を。
※一般の方向けに、タイトルで'モー娘。'と表記していますが、
普段は、'娘。'や'モーニング'と呼んでいます。
推しは、小田さくらちゃんですが、やっぱりつんく♂さん推しです。
会社のブログでオタクなことはなるべく書かないように気をつけているのですが、今日だけ許してください。村上くん、ありがとう!



エンジニア、デザイナー、ライター、インターン募集しています。
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第二回 神道×仏教サミットを開催しました!

こんにちは、ホトカミの横井です。

前回好評だった神道と仏教を担う若手の交流会であるサミットの第2回を

3月12日の夜、都内某所にて、開催しました!

今回はその第2回サミットの様子についてお話しします。



前回のサミットでは多くの仏教、神道にかかわる方々があつまり、たくさんの有意義な話で盛り上がりました。

(前回の様子は神道×仏教サミットを開いてみました - DO THE SAMURAI BLOGをどうぞ!)



その中で、ぜひ2回目を!という声を多数いただき、3/12に開催しました。

前回来てくださった方や、今回初めてという方にもお越しいただくことができました。

今回も仏教、神道を学ぶ学生、一般企業で働くお坊さん、某宗派の本山で働くお坊さんなど、さまざまな信仰、立場の方々を交え、有意義な話で盛り上がる場になりました。



今回のサミットの1つ目のテーマは、

「神道、仏教のここが好き!」

 

お互いがご縁あってかかわっている神道、仏教に対して、

・神道の、すべてを受け入れてくれるオープンな姿勢が好き

・神社、お寺のもつ、独特の神聖でおちついた雰囲気が好き

・仏教が2500年続けてきた教えが好き

などといった声がありました。

仏教や神道のどこが好きかという観点は、

これから先、自分自身が宗教と関わっていくなかで、とても大事です。

そのため、この質問は参加者の方々にとっても、私にとっても有意義でした。

1つ目のテーマは、

「仏教と神道の同じところ、違うところ」

 

日本において長く続いてきた仏教と神道ですが、似ているところと、違うなぁというところを語り合いました。

以下に、その内容を紹介します。

 

同じところ

・お寺、神社は昔から地域とつながってきた

・自己紹介するときに、仏教、神道学んでますというと引かれるのではないか?という不安

・たくさんの神さま、仏さまがいる多神教であるところ

違うところ

・仏教には宗派や経典があるが、神道にはない

・お寺は入りにくいが、神社は入りやすい

・神社での結婚式は一般的だが、お寺での結婚式は珍しい(逆にお寺はお葬式をする)

特に、結婚式とお葬式の話題はさまざまな意見が飛び交いました。

 

「神社ってお葬式するの?」「お寺に結婚式はあるの?」といったそれぞれの疑問に対して、

神道と仏教が異文化理解を深めることが参加者の刺激になりました。

私は「お寺での結婚式はお葬式みたいで、おめでたいイメージがない」という意見が印象に残りました。

この意見を聞いてたしかに、お経を読んで指輪ではなく数珠の交換をすることは、お葬式がイメージされてしまいます。

お寺での結婚式が普及していくなかでの課題だな、と気づきました。



最後に、

「一分間で質問に答える!」

という企画を行いました。

これは、質問に対して一分で答えていただくというもので、

黄檗宗のお寺やお経について

時宗の一遍がなぜ踊り始めたか?

などといった話題が非常に盛り上がっていました!

私もなかなかお会いすることができない時宗と黄檗宗の方のお話を聞くことができ、勉強になりました。

今回のサミットを開いて、おなじ日本で長きにわたってともにあり続けた神道と仏教が交流し、相互に刺激することはとても有意義だなあ、と改めて感じました。

 

意外と知らない神社のこと、お寺のことをオープンに語り合い、

仏教と神道が交流するこのサミット。

参加された方のアンケートを拝見すると、

「非常によかった」「また参加させてほしい」

といったありがたい声をいただくことができました!

 

今後もこのサミットを継続的に開催し、もっと神社、お寺が交流できる場をつくり、何より仲良くなることができればと思っております。

お読みいただきありがとうございました。

言葉へのこだわり〜「口コミ」ではなく「お参りの記録」・「アーティスト」と「クリエイター」の違い〜

こんにちは。
神社お寺の投稿サイト「ホトカミ」を運営する株式会社DO THE SAMURAI代表の吉田 亮です。

突然ですが、私は中学時代から10年近くバンドでボーカルをやっていました。
その間、100曲近く作詞作曲しました。
(そのほとんどは、世に出ることはありませんでしたが。笑)

また、「歌詞ノート」というノートをつくって、
授業中はひたすら流行っている曲の歌詞を書いていました。
(SMAPやKinkiなどのジャニーズに始まり、あゆ、倖田來未、EXILE、GLAY、尾崎豊、長渕剛などなど。。。ROCKとは?生きるとは?愛とは?なんてことをずっと考えていました。完全に厨二病の極みです。笑)


厨二病がひどいのは今でも全く変わっていないのですが、
「歌詞ノート」のおかげ(?)で、僕は言葉に対する意識がめっちゃ高いです。

そこで今回は、ホトカミを運営していくなかでこだわっている、
微妙な言葉の違いについて紹介します。


「口コミ」ではなく「お参りの記録」

ホトカミは、お参りの記録投稿サイトです。

仕組み自体は、食べログのように口コミ投稿サイトとも言えるのですが、
決して「口コミ」を投稿するサイトではありません。

なぜ、そこにこだわっているかというと、
口コミとして神社やお寺の良し悪しを評価するなんて、望んでいないからです。

良かったこととか、シンプルに感じたことなどを投稿して欲しいので、
そういった文化をサイトでつくっています。

リリースして、もうすぐ1年。

1万以上の投稿が集まっていますが、悪口や誹謗中傷の投稿はゼロです。

急激な成長も望まず、このままホトカミの良い文化を保っていくことで、
投稿が集まれば集まるほど、神社お寺へのエールや勇気にしたいです。

「ホトカミ」だから「神社お寺」

仏さまと神さまで「ホトカミ」です。
サービス名では、仏さま(仏教)が先にきています。

そのため、その他の説明などの文章ではすべて「神社お寺」と、
神社が先になるように配慮しています。

神社もお寺も同じように応援したいと思っているので、
「ホトカミ」だから「神社お寺」となるようにバランスを取っています

「神社とお寺、どっちの方がホトカミ的にやりやすいですか?」とか、
「どっちを応援してるんですか?」とか野暮なことを聞いてくる方がいらっしゃいますが、完全に公平であり、中立です。

 

「いいね」ではなく「すてき」

ホトカミには投稿に対して、 
「すてき」というボタンが押せます。

他のサービスでは、だいたい「いいね」という言葉が使われているのですが、
「いいね」ってなんか上から目線になりかねないし、「いいね」があれば対義語の「悪いね」という概念も存在することになってしまいます。

しかし、先ほど「口コミ」じゃないと書いたように、良いとか悪いとかの二元論でもないし、

単純に良いなと思ったら「すてき」って押せたらそれで良い。

ってことで、「いいね」ではなく「すてき」ボタンです。


「アーティスト」と「クリエイター」

ちょっと、考えてみて欲しいことがあります。

「アーティストとクリエイターの違いはなんですか?」


これは個人的に最近よく考えているテーマです。
先日の熱海での合宿でもこのテーマで哲学しました。 


きっかけはある会議に参加しているときに、
「DO THE SAMURAIはみんなクリエイターだから、〜〜〜。」って言われたことです。


クリエイターって言われたことが、
すごくモヤモヤしました。

確かに、全員何かを生み出すことができるし、
クリエイターといえば、クリエイターなんだけど、


 「ん???クリエイターじゃないぞ」

 というモヤモヤがありました。

そこからクリエイターとアーティストの違いについて考え始めました。


少なくとも僕はクリエイターじゃなくて、アーティスト。

これは、バンドを始めたときからずっと変わっていないし、
歌ったり、音楽を作らなくなっても、
サービスを生み出している現在も僕はアーティストです。


んで、なんやかんや考えた結果、

クリエイター
・生み出したアウトプットが価値

アーティスト
・生み出したアウトプットの背景にあるその人の生き様も含めて価値

っていう違いがあるんじゃないか、という結論に至りました。


クリエイターは他の人でも代わりがつとまるけど、
アーティストは、その人である必要がある。


そして、アーティストである、ということは21世紀において大事なんじゃないかなって思っています。また、DO THE SAMURAIはみんな生き様を背負っている人しか仲間にいません。


というわけで今回は(最後ポエムになってしまいましたが)、
言葉へのこだわりについて、書きました。


ご武運を。


 

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