ホトカミをつくるDO THE SAMURAIのブログ

みんなでつくる神社・お寺の投稿サイト「ホトカミ」を運営している、株式会社DO THE SAMURAIのブログです。

毎日お世話になっている「自分」をいたわろう ~ココロとカラダの健康塾に参加してきました!~

こんにちは、ホトカミ仏教担当の横井です。

先日9月8日、豊島区にある金剛院において行われた「ココロとカラダの健康塾」に参加して思ったことを書こうと思います!このイベントは、仏教と医療の両面から健康を考え、人々を健康にすることで社会貢献を目指す「ヘルシーテンプル構想」の第一歩として開催されたイベントです。

仕事や日常生活で当たり前のように使っている「自分」について、改めて考えてみる機会になりました。

ココロの健康とカラダの健康は車輪の両軸である

健全なる精神は健全なる体に宿るという言葉があります。私はその逆も然りなのでは?と思いました。

どちらか一方が欠けても健康であるとはいえません。WHOは、健康の定義を「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいう」としています。

つまり、心と体の両方を健康にしていくことが真の健康への道、というわけです。

意識の力ってすごいという話

頭の中で思ったり、考えたりすることは体にそんなに作用することはないと思ってしまいがちです。

ですが、心で思うことはカラダにものすごく影響を及ぼすそうです。

海外の実験で、膝関節症の患者相手に、本当の手術をして治療する人と、ただ切ってなにもせずそのまま縫合するだけ、という実験した結果、どちらも治ったという報告があったそうです。

つまり、思い込みの力は原因がわからない病気も治してしまう力があるらしいということです。

実のところ本当にそうなの?ということは医学を修めていない私にはよくわかりませんが、意識の力で人が不健康になっていくということはあると思います。

悪い意識が心のなかに残ってしまうと、それにより体にさまざまな悪い影響を及ぼしてしまいます。

さらに、本当は何もないのに心が悪い刺激を放つようになってしまうと、いわゆる鬱の状態になってしまいます。

そうならないためにも、心の状態を観察し、整えることが体のためにも必要なことだと思いました。

また、今の自分を否定せず、ありのままに受け入れてあげることも必要であると思いました。

「自分」をいたわるってすごく当たり前なのにおろそかにしがちなんだろう

24時間365日、お迎えが来るまで絶えず付き合い続ける「自分」という存在。そんな大切なものをいたわることを、どうしても忘れがちになってしまうという人は多いのではないでしょうか。

暴飲暴食、運動や睡眠不足、荒れた心をそのままにしてしまう・・・

私は思いつく限りの不摂生を続けてきてしまったので、決して健康とは言えなくなってしまいました(笑)

これがまだ笑いごとで済めばいいのですが、笑えなくなってしまったときのことを考えると、健康を意識して生活することがいかに大切なことか、すぐにわかるはずです。

今回、ココロとカラダの健康塾に参加して、改めて健康について考え直し、自分と向き合うきっかけを得ることができました。

みなさまも、どうぞ「自分」を大切にしてあげてください。

 

 

仏教を人に伝えるということ

こんにちは、ホトカミ仏教担当の横井です。

さまざまな仏教的な活動を今まで経験してきましたが、仏教を人に伝えるとはいったいどういうことなんでしょうか?

一言に伝えるといっても、仏教の何を伝えるのか、また、仏教をどうやって伝えるのか?という疑問があります。

今回は、その疑問について思ったことを書いていきたいです。

 

仏教の「何」を伝えるか?

仏教は広い教えです。数多くのお経があり、それだけ多くの教えもあります。また、日本には多くの仏教の宗派があり、それぞれ仏になるという目標は同じでも、いつ仏になるのか、どうやってなるのかなどは考えかたが違ったりします。

また、仏教を通した体験や、修行もさまざまで、ただ単に「仏教」というだけでは広すぎて何も伝えられないと思います。

そこで、どんなことを一番に伝えたいか?ということをピックアップしなくてはなりません。仏教を人に伝えるとき、よく考えなくてはいけない点がこの「何」の部分です。

 

私の中で伝える内容を考えるときのポリシーが、

  1. 仏教の教えをしっかり保ち、間違ったことを言っていないかどうか
  2. だれも悲しい思いをしないかどうか
  3. 伝えた人の人生に豊かさをもたらすかどうか

という点です。このことを考えながら記事なども執筆しています。

このポリシーを守り、仏教の中でも何を伝えたいかをピックアップするのが一番難しく、また記事を書いていてやりがいと感じるところです。

仏教の伝え方の今後

さて、ホトカミでは記事を通してみなさんに仏教を広めておりますが、個人的には実際に話をしたり、催し物を企画、もしくは参加するなどして仏教を広める活動をしています。活動を重ねれば重ねるほど、新たな発見があります。

では、今後どのように仏教は広まっていくのでしょうか?最近では新たな形で仏教を広めようと、様々な方が努力しておられます。大変すばらしいことです。

仏教はその時代に合わせて広まり方も変化していきました。現代においてもそれは変わらないと思います。

 

私の思いとしては、私と同じくらいの年代の若い人にも仏教を知ってほしいです。そのためには、今ある仏教のかたちはそのままに、若い人でも入りやすい新しいかたちを提供することが必要でしょう。しかし、「大衆受けすることばかりすれば、仏教の品格を落としてしまう」という声もあります。もちろん、いままでの仏教者が築いてきたものを汚すことがあってはなりません。

 

新しいかたちが受け入れられるにはどうすればいいのでしょうか?

それはやはり今まであったものを否定せず、リスペクトすることが大切なのではないでしょうか。

以前お話を聞いた来宮神社の雨宮宮司も、「変えてはいけない部分を大切にしていれば、神社でも新しいことに取り組む可能性はたくさんある」とおっしゃっていましたが、お寺でも同じだと思います。

hotokami.jp

 

最も大事で変えてはいけない部分をしっかり見定めることができれば、どんどん新しいことをやっていいと思います。今までのお坊さんも、きっと新しいことを始めるときには悩んだはずです。その悩んだ時間だけ、大きなものが生み出せるのではないでしょうか。

 おわりに

ちょっと大層なことを書いてしまいましたが、今後の仏教の発展は仏教に携わる人、一人ひとりが悩み、考えていくことにかかっていると思います。

人やお寺など、それぞれに立場や環境、置かれている現状があり、それに対して一人ひとりが向き合っていくことが大切なのではないでしょうか。

乱文ではありますが、新しいことを始めようとする人に読んでいただいていたら幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゼロからコミュニティをつくる

みなさんは何か「コミュニティ」というものを作ったことはあるでしょうか? f:id:Wideplain:20180901002028j:plain こんにちは。DO THE SAMURAIで主にWebエンジニアをしている菊地です。

コミュニティには色々な種類があると思います。「家族」「会社」「大学」「部活」「サークル」ちょっと考えるだけでも色々出てきますね。

具体的なところだと、例えば弊社では毎月、神社の神職さんとお寺のお坊さんたちを集めた「仏教・神道サミット」というコミュニティを主催していたりします。

dothesamurai.hatenablog.com

↑8月のレポートです。

最近私も新しく大学でゼロからコミュニティを立ち上げようとしていて、改めて「コミュニティ」の本質について考えることが多くなりました。

良いコミュニティとは何か

私がその中でたどり着いた一つの結論として、良いコミュニティの条件はおおよそ次の三つにまとめられるのかなと考えました。

  1. いつでも好きな時に帰ってこれる
  2. 楽しいことを共有しあえる
  3. 辛い時は支え合えて、貢献しあえる

なんだか当たり前のような条件かもしれないですが、これがなかなか難しいのかなと思います。

例えば会社でも、上司とギスギスしていたりしませんか?学校の部活やサークルで嫌な奴がいて、顔も合わせたくないなんて思っていないでしょうか?そういうことがあると、むしろ帰ってきたくもないし、楽しいこともないし、辛い時に支えてやろうなんて思えませんよね。

最近読んだ記事で「コミュニティは面」という話がありました。

logmi.jp

まず「コミュニティとは」っていうところを整理しますね。みなさんの中でコミュニティっていうのはこういうことだなっていうのを言語化したいなって思っております。「コミュニティとコミュニケーションの違い」っていうところから話したいと思います。けっこうごっちゃにしがちなので、整理してみたんですけど。

コミュニケーションって基本的に線なんですね。人と人とのやり取りを指します。一方で、コミュニティは面なんですね。ここのポイントは、会話に参加しない人がいてもコミュニティは成り立つっていう感じだったりするところが特徴かなと思います。

コミュニティの運営者は「公園の管理人」であれ けんすう氏が説く、コミュニティサービスを成功させるポイント - ログミー

要は、コミュニティは全体感が大事だということだと思います。面なので、どこか一箇所でもギスギスしたりしてヒビが入ったら割れてしまう。うまくいっているなと思っていても、急にヒビが入って割れるようなこともあるかもしれません。

そういう意味で、例えば同じようなコミュニティが1500年あまり続いている伊勢の「神宮」は恐るべきと言えそうです。20年ごとに同じような方式で「遷宮」が行われ、仕組みが1000年以上続いている例が他にあるでしょうか。

居心地の良いコミュニティが、人生を豊かにする

話が少し逸れましたが、やはりコミュニティは人の人生を大きく左右するものです。

上で挙げた三つの条件を満たすようなコミュニティにいくつか所属できたら、きっとすごく人生が楽しくなるなと僕は思いました。一つのコミュニティで失敗しても、もう一つ所属コミュニティがあれば一人孤独になることはありません。そう考えると、自然と心に余裕が生まれたりしませんか?

良いコミュニティ作りを、これからも追求していきたいものです。

そして、あなたもDO THE SAMURAIで、一緒に居心地の良いコミュニティを作りませんか?

docs.google.com

dothesamurai.com

【訪日外国人向け】神社仏閣おもてなし参拝ガイドを作成しました。

こんにちは。
神社お寺の投稿サイト「ホトカミ」を運営する株式会社DO THE SAMURAI代表の吉田 亮です。

先日、訪日外国人向けの参拝ガイドを作成しました。

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今回は、
・訪日外国人向けの参拝ガイドとは?
・なぜ、つくったのか?について書きます。

たくさん相談に乗って頂いた、福岡県糸島市にある櫻井神社外山さん、
改めまして、お礼を申し上げます。


訪日外国人向けおもてなし参拝ガイドとは?

訪日外国人向けの参拝ガイドとは、
「スマホでポスターのQRコードを読み取り、ページを開くことで、
簡単に、お参りの作法や神社の歴史などが分かる仕組み」のことです。
※アプリではなく、Webページなのですぐに情報にアクセスすることができます。


無料で作成しました。

「なぜ、つくったのか?」の部分でも詳しく書きますが、
2018年8月29日時点、海外からの神社やお寺への参拝者を増やしたいとは特に思っていません。

「すでに海外からの参拝者が増えている神社やお寺の役に立ちたい」という気持ちでつくりました。


訪日外国人向けおもてなし参拝ガイドの使い方を紹介します。

1、境内のポスターのQRコードを読み取る

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2、英語、中国語、台湾語から言語を選択する

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3、神社は「大切な信仰の場所」だよ

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4、お参りの作法・神社とは・櫻井神社について

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5、画像とテキストで手軽に!

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もっと伝えたいことはたくさんあるのですが、
まずは、海外から訪れたみなさんに興味を持ってもらえるように、
最小限の情報量に留めました。

少しずつ、情報量を増やしていきたいます。

 


なぜ、つくったのか?

2018年8月29日時点、海外からの神社やお寺への参拝者を増やしたいとは特に思っていません。

まず第一に日本に住む人々と神社やお寺とのご縁を紡ぎたい!」という想いで、
神社お寺の投稿サイト「ホトカミ」を運営しています。

「急に海外からの参拝者が増えても対応に困る・・・」という神社やお寺がほとんどだと思います。

では、なぜ今回「訪日外国人向けの参拝者ガイド」を作ったかというと、
きっかけは、櫻井神社の外山さんからホトカミの公式アカウントを使いたいという連絡を頂いたことでした。
(※公式アカウントとは、神社やお寺の方がホトカミを通じて積極的に情報発信して頂くための仕組み。詳細 )


外山さんとメールや電話でやりとりをさせて頂いているうちに、
「実際に足を運んでお参りしないと、失礼だ」という気持ちになり、
実際に、東京から福岡県糸島市にある櫻井神社に参拝させて頂きました。


お話を詳しく伺ってみると、
中華圏(中国や台湾)を中心に、櫻井神社に参拝される訪日外国人が増えているが、
なかなか対応ができていない。

「神社はただの観光地(Sightseeing)ではなく、
古来から日本人が大切にしてきた信仰の場だということを伝えたい」と仰っていました。

そのお話を伺って私も、「せっかくはるばる海外から日本の神社にお参りに来て頂いているのに、
何も伝えることができていないのは口惜しい、なんとかして神社について伝えたい!」と思いました。

何よりも実際に例大祭(一年で最も大切なお祭り)に参加させて頂いて、
櫻井神社がすっかり好きになってしまいました。

そこで、福岡から東京に戻った直後から、
訪日外国人が何を求めているのか、詳細に調査し(ケビンと一緒にマッキンゼーが出すレポートなども読み込み)、
訪日外国人おもてなし参拝ガイドをつくりました。

もう少し情報を詰め込みたい想いもありつつ、
訪日外国人の多くは、鳥居がEntranceだということすら知らないので、
まずは、基本的なことを伝え、少しずつ情報を充実させていきます。
(まずは、ちゃんと使ってもらえますように。)


最後に今後の展開としては、
すでに訪日外国人が多くお参りしているが、なかなか多言語対応できていないという神社やお寺とのご縁があれば、
その神社やお寺ごとのガイドを作っていこうと思っています。

 
いやー、やっぱ一期一会、せっかくはるばる日本に来てくださった方に、
しっかりと日本文化を伝えたいです。

というわけで今回は、
訪日外国人向けおもてなし参拝ガイドについて書きました。

エンジニア、デザイナー、ライター、インターン、アルバイト、神職さんお坊さん募集しています。
お気軽にご連絡ください。 dothesamurai.hatenablog.com

金王八幡宮で仏教・神道サミットを行いました!

こんにちは!ホトカミ仏教担当の横井です。

 

二月に始まった仏教、神道サミットですが、おかげさまで毎月開催することができ、毎回皆様の素晴らしいお話が飛び交う場へと成長しています!

 

そして、8月9日に行われた第七回サミットでは以前ホトカミでインタビューさせていただいた金王八幡宮さまで開催することができました!

インタビュー記事はコチラ! 

hotokami.jp

 

以前よりお寺とか、神社でサミット開催したいよね、と話していたことがいよいよ現実になり、楽しみ半分、緊張半分でした。

 

ですが、いざ始まってみると皆様のおかげでとても楽しく有意義な回になりました!

 

今回は第七回サミットについて感想などを書いていこうとおもいます!

 

神社でサミットを開くということ

最初はご飯を食べる会だったサミットも、二回目からコエビで行うようになり、いつかはお寺や神社でやれたらいいよね!という話がちらほらでていました。

 

そんなとき、吉田さんから金王八幡宮でサミットを開けることになったと伺ったとき、いよいよ神社でサミットができるようになったんだなぁという思いが湧きました。

 

そして、いよいよ始まってみると、いつものコエビとはちがった空気感、雰囲気があり、このような場所でやらせていただけることに、サミットのレベルアップを感じました。

 

サミットを始める前に、神さまに参拝させていただけることも神社で開催しないと経験できない体験でした。

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何より、金王八幡宮の田所さんを囲んでのお話が参加者の刺激となり、サミットをより良いものにすることができました!

田所さんのお話は大変おもしろく、仏教側の私とは違った視点で語っていたことが新鮮でした。まさに、仏教、神道それぞれの中だけでは気づけないことに気づけるというサミットの良いところを凝縮したような回でした。

 

今後のサミットについて思うこと

今回で7回目を迎えたサミットですが、続けているとある程度来てくれる人も固まり始め、コミュニティとして成熟してきたような印象を受けます。

 

やはり、継続して行っていくことが大事であり、これからもこのゆるくも有意義なつながりを維持していきたいと思いました。

 

仏教にしかないもの、神道にしかないものを合わせて今までになかった視点に気づくことをコンセプトとした仏教神道サミットを、これからも継続してやっていきますので、応援していただけると幸いです!

いつかはお寺でもやりたいですね!







Errorと向き合う

プログラミングをしている中で、一番辛いところ。

それはよくわからないエラーに遭遇した時だと思います。

ホトカミエンジニアの小沼です。

今回はエラーとどう向き合うべきなのか。

自分の考えを共有したいと思います。

思いつく限りやってみる

まずは一番大事な普通のことを挙げてみます。

1. エラーの種類をよく確認する

エラーが起きたとき、しっかり出力されたエラーの内容を確認していますか。

自分や自分の周りをよく観察してみると、意外とエラーがでるとすぐに自分の書いたコードやエラーの現象を見にいってしまい、肝心のエラーの出力をちょっと見ただけで知ったつもりになってしまうことがよくあります。

エラーの出力は英語で難解であることも多いです。

エラーが出たときは焦らずにまずエラーの出力をよく観察してヒントを探してみましょう。

2. いつものパターンだと感じたらいつものを試す

いつもやっちゃうちょっとしたエラーってありますよね。

閉じかっこ忘れとかCとかだと行の最後に「;」忘れたりとか。

そういうのはサクッといつもの方法で直してしまいましょう。

3. ソースコードにちょいミスがないか調べる

前述のいつものパターンとかぶってしまうところも多いですが、ソースコード全体をにらんでちょっとしたスペルミスや構文エラーのようなものがないかもう一度確認しましょう。

人にコードを見てもらうのも良いことです。

4. printのような関数やコメントアウトを活用してエラーの原因となるコードを定める

たいていのプログラミング環境でprintのような変数の内容を出力する関数が用意されているはずです。

変数が途中でおかしな値になってないか確認しましょう。

それからコードをコメントアウトしながら動作テストをして、挙動を確かめソースコードのうちから問題のありそうなコードを特定しましょう。

これらの方法は2分探索とエンジニアの直感を組み合わせたアルゴリズムでやるといいと思います。

5. 検索エンジンでエラーを検索する

普段使っている検索エンジンは人それぞれだと思いますが、

僕はMicrosoftの検索エンジン「Bing」を愛用しているので、まず「Bing」で検索します。

「まずググれ」ならぬ「まずBingれ」です。

いろんなワードの組み合わせで調べます。

あんまりいいヒントが得られなかったら、普段使わない検索エンジンに切り替えるというのもよいです。

僕の場合はメインがBingなのでサブはGoogleですね。

英語の情報しかないときもあるので、英語のサイトもしっかり確認しましょう。

6. 再起動する

僕のようなWindows好きの間では

「Windowsは再起動するとなんだか知らんがうまくいく」

ということわざがあるくらいです。

僕はWindows以外にもさまざまなソフトウェアで、このような現象に遭遇したことがあります。

原因がわからないという点であまりよくないですが、再起動という手段も常に念頭に入れときましょう。

7 だれかに聞く

だれかできそうな人がいれば聞いてみるとうまくいくときもあります。

まわりにその技術に関して詳しくて、聞きやすい人がいないとどうしようもないですが…

逆に、聞かれときにはなるべく優しく対応して、聞きやすい人と思われとくとプロジェクト全体がうまく進みます。

精神的コントロールの仕方

さてここまで抜けもあると思いますが、思いつくところで一般的なバグフィックスの方法を挙げていきました。

しかし、このように思いつく限り、やれることをやっても、うまくいかないことがあるのが現実です。

そういう時にどうしたらいいのか。

私の考えを書いていきます。

1. コンピュータのいうことを聞く

コンピューターにたいして人間が思い通りに命令する。

普通の人間のスタンスは一般的にこれです。

しかしある程度経験を積んだエンジニアならば、自分勝手に書いたプログラムに対して、いつもコンピュータ-がいいように理解してくれるなんて思ってもないはずです。

それはプログラマーがなぜ上手く書けたコードに「美しさ」を感じるのかということにつながりがあります。

美とはなにか。

さまざまな思想が世の中にあると思いますが、私の見解からすると美は「意図的なもの」からは生まれず、本質的なものに対する強い観察意識によって生まれるものだと思います。

一度自分が意図した動作をコンピューターがしてくれることを夢見ることから離れて、

コンピューターがどう動きたいのか?

ということをコンピューターの気持ちになって考えてみましょう。

そこから何か本質的なものに触れるチャンスがあって、ひょっとしたらうまく動く美しいコードが生まれるかもしれません。

2. 自分を再起動する

憎たらしいErrorがあるときに再起動すべきは、システムだけではありません。

自分を再起動してみましょう。

とりあえずコンピューターから離れる。

できるならどこかへ逃げる。

YouTubeで面白いビデオを見る。

そんなこんなして、Errorに対する負の感情をリセットしたら、もう一度パソコンの前に座りましょう。

きっとうまくいくはずです。

3. プログラムを寝かせる

Errorが発生している仕事をとりあえずほっといて、何か別の仕事をしましょう。

なにかしらほかに進められることがあるはずです。

そのErrorで自分の仕事の全体がつまづいていても、とりあえずできたことにしたり、Errorの発生しているプログラムをうまく利用しないようにすれば、ほかの部分を進められるはずです。

頭のなかに入れときながらも、ほかの仕事を進めましょう。

通勤中などに、スマホでなんとなく情報収集したら、解決につながるヒントが見つかることがあります。

4. チームメンバーにつまづいていることを伝えておく

チームメンバーにErrorを解決してくれそうな人がいなくても、つまづいていることは伝えておいた方がいいと思います。

「正直にうまくいってないことを言うなんてプライドが傷つく」

「自分一人で最後まで突き抜けたい」

ということもあるかもしれませんがしかし、

それでもErrorについて真剣に取り組んでいることを伝えておくと、周りの人はそれを実際手伝うことができなくても、ちょっとだけでも気持ちの共有ができます。

気持ちの共有は、チームのメンバーがいい人であれば、人間のよい心の働きによって、きっといい作用を生むはずです。

5. 時間をかける

Error解決後、理解したあとから考えてみると、しょうもないなー。もっと短い時間で修正できたはず。と思うことがきっとあると思います。

しかし、それはその問題が解決し、理解した自分になったからそう思えるのです。

ちょっとしたバグでも修正するのに、時間がかかるときはかかるもの。

Errorに遭遇してしまったら、時間をそのために捻出し、しっかりと時間をかけましょう。

時間をかけて解決したものが、もし、しょうもないバグだったとしても、自分をそこまで悩ませたバグは、ある意味すごいバグです。

よく観察して、どうしてつまずいたのか原因を調べて、いい思い出として胸にしまっておきましょう。

6. 今が踏ん張りどき

なんだかよくわからないErrorに遭遇した。

けどこのプログラムの完成期限が迫っている。

そんなときは、今が踏ん張りどきだと決心して、解決すると信じて、なんとかして解くしかないです。

僕もコンパイル中に祈ったことはたびたびあります。

そして、うまくいったときもあれば、うまくいかなかったときもあります。

しかし踏ん張りどきに最後まであきらめずやり切ったことは、いま考えるとすべてきっとよかったことだったと思います。

踏ん張りどき、ここぞというときにはいつもの数倍の力を出すつもりで頑張ってみましょう。

※ただし、いつもいつも踏ん張りどきなんて無理です。

なので、日常にはそのときに備えて体力を温存しておきましょう。

またふだんから、自分のやっていることの周辺技術に勉強しておくことは、いざというときすごく役に立つと思います。

いざというときには、じっくり勉強する時間がないためです。

まとめ

Errorとの向き合い方は、人それぞれだと思います。

最終的には一番いいのは、自分にあったやり方になるはずです。

それでも今回、自分のErrorとの向き合い方を共有したかったのは、

  • プログラミングの大事なところなのに、あんまり人のErrorとの向き合い方を見聞きする機会がないなーと感じていたから
  • 自分はErrorを出すのがうまく、さらに平均よりErrorと向き合う時間が長い気がしていて、経験の豊富さからErrorとの向き合い方語れそうな気がしていたから

です。

もしこのブログのどこかが、参考になったらうれしいです。

それから、ほかの人のErrorとの向き合い方も気になります。

もしよければ、あなたのブログのエントリーのテーマにしてみてください。

Two Months in DO THE SAMURAI: A Brief Summary

Hi! I am the data science (and web development) intern in Do The Samurai. Recently I just finished my two-month stay in Tokyo (how time flies!!) and went back to Shanghai. Looking back on the whole internship, I found a lot of unforgettable gains and memories that I would like to share with everyone. Take your popcorn and get ready for the stories!

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In general, I would divide the whole internship into two stages: learning and creation. I consider these two stages are closely connected with each other and both carry important value to me.

The learning stage concludes my first two weeks at the company. As a data science student, I still remember the confusion I got when I am able to access the hotokami database. The difficult column names, missing data and overwhelming size of database all became obstacles for me to grasp the meaning behind data. In order to solve these problems, the very first method that I can think of is to use Python, the programming language designed to perform extensive data analysis. However, after some time, I realized that although python works in the school, the long time it took to perform an analysis and the vulnerability of errors within the codes all makes the method unfeasible in the production environment.

Therefore, I decided to turn for a more powerful tool that is made for quick and efficient visualization of data - google analytics. Since I almost had 0 experience in GA before, I spent one week learning the basic knowledge like second dimension, bounce rate and etc. As a result of it, I made a 50 pages Google Analytics Manual which not only helps me but also my company to perform future data analysis.

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In addition to data analysis, I also spent much time performing market research for the future of Hotokami. After reading over 60 pages of various reports and travel blogs, I gained a deeper insight into the potential demands in the Japanese travel market upon 2020 and suggested the general directions Do The Samurai should head for accordingly.

The creation stage is the succession of learning. After two weeks of getting familiar with the company as well as the market, I combined those pieces of knowledge with my own perspective to form new initiatives. The first project I took lead in creating is the shrine and temple heatmap. Inspired by the effect of direct data visualization, the high abstraction characteristic of the heat map provides easy and understandable access to the data for users without the need of having much knowledge. With the help of other public media, the heat map page reached over three hundred thousand views within 15 days, suggesting a possible direction we could head for in spreading the knowledge of Shinto and Buddhism to the general public.

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The other initiative created is the black ship project inspired by my market research. It creates a bridge that successfully connects the resources currently held by Hotokami and turns it into useful help for the incoming foreign travelers. The project is currently under development, and will soon go through the alpha testing stage in the near future (excited!).

As a web developer, one final piece of work that I am participating in is helping transiting Hotokami to ruby on rails framework. During the development, I am able to deploy multiple new functionalities including ajax partial rendering to boost page response time, Action Cable to enable real-time synchronized update for all users, and etc.

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In all, I am very grateful for the two months I spent in Do The Samurai. Throughout the process, I am able to constantly learn new knowledge, combine it with my own thinking and build initiatives upon what I've learned. This becomes a virtuous cycle which helps me in improving myself as well as the company. In the rest one month of my summer break, I would keep the ruby on rails and black ship project development keeping in mind to maintain that cycle.