ホトカミをつくるDO THE SAMURAIのブログ

みんなでつくる神社・お寺の投稿サイト「ホトカミ」を運営している、株式会社DO THE SAMURAIのブログです。

「背景と想い」日本初「ソーシャルエンジェル出資」で約1億円の資金調達を実施に関して(代表)

こんにちは。
神社お寺の投稿サイト「ホトカミ」を運営する株式会社DO THE SAMURAI代表の吉田 亮です。

 

この度、神社お寺の投稿サイト「ホトカミ」を運営する株式会社DO THE SAMURAIは、
日本初となるエグジットを前提としない「ソーシャルエンジェル出資」で約1億円を資金調達しました。
 
神社お寺の投稿サイト「ホトカミ」を運営する株式会社DO THE SAMURAI(代表取締役:吉田 亮、本社:東京都渋谷区、以下、DO THE SAMURAI)は、黒越 誠治氏(適格機関投資家)を引受先とした約1億円の第三者割当増資を実施し、資本金を5万円から88,888,888円*致しました。エグジットを前提としない日本初の共感型の出資です。合わせて、黒越 誠治氏がDO THE SAMURAIの取締役に就任したことをお知らせ致します。
*「末広がりでありますように」という日本古来の考え方から資本金額の「八」にもこだわりました

 

 

この記事では、
・ソーシャルエンジェル出資とは何か?(契約書付き)
・株式会社DO THE SAMURAIとは?
・神社お寺の投稿サイト「ホトカミ」とは?
について、プレスリリースで書けなかった点を紹介します。
 
 
 
そして、さらに興味のある方向けに、
・なぜ本出資について、公表しようと思ったのか?
・8,888投稿を達成できなかった2017年9月末
・苦悩と転機のキャッチボール2017年10月初週
・最終的な決断の理由は?
・88,888,888円という縁起の良さへのこだわり
なども書きました。

(こちらは興味のある方だけ読んで、共感していただけたらSNSなどで拡散いただけたら嬉しいです。)
 

この記事は、DO THE SAMURAIの資金調達に関するブログ三部作【其の三】です。
【其の一】

起業家が選択する資金調達の方法、メリットとデメリット、私の決断(代表) - DO THE SAMURAI BLOG
【其の二】
「株主と相談」の必要が全くない'売上シェア型'の資金調達(代表) - DO THE SAMURAI BLOG


 

 

日本初「ソーシャルエンジェル出資」とは?

 
今回の「ソーシャルエンジェル出資」のポイントは、
 
エグジット(会社を売るor上場する)を前提としない、共感型の出資であるという点です。
このような出資モデルを、新たに「ソーシャルエンジェル出資」と名付けました。
 
 
一般的に株式での資金調達の場合、
 
「株式で出資を受けた瞬間、
 その会社はExit(会社を売るor上場)することが義務付けられます。」
なぜなら、出資する側の目的は、お金でのリターンだからです。
さらに、エグジット(会社を売るor上場)までの期限が5~7年くらいと決まっています。
 
また、出資する側には、以下のような種類があります。
1、ベンチャーキャピタル(VC)
 
2、CVC
会社が運営するベンチャーキャピタル
運営会社と親和性の高い事業に出資することが多い
ex.メルカリが運営するメルカリファンド、サイバーエージェントが運営するCAVなど
 
3、エンジェル投資家
個人で自分のお金を出資するため「エグジット(会社を売るor上場する)の期限がないのが特徴」
エンジェル投資家とは、お金くれる天使のような人だと勝手に思っていたのですが、
期限がないだけで、「エグジットするという前提は同じ」です。
 
 
しかし今回は、
完全にエグジット(会社を売るor上場する)を前提としない、共感型の出資であるため、
これまでのエンジェル出資とも異なります。
 
そのため、「ソーシャルエンジェル出資」と名付けました。
 
 
株式での資金調達について詳しく知りたいという方は以下の記事を参考に。
 
 
 
以下、「ソーシャルエンジェル出資」契約書の一部を紹介します。
 
本契約は、エグジットを前提としない共感型の出資であり、投資家は本契約を締結するにあたり、以下の全ての条件について、同意及び承諾するものとする。
・発行会社及び経営株主には、エグジットすべき期限、エクジットすべき義務及び努力義務は存在しないこと。
・投資家は発行会社及び経営株主に対し、エグジットの強要(発行会社及び経営株主がエグジットの強要であると判断し得る発言又は行動を含む。)をしないこと。
・投資家は、本事業及び発行会社の経営に関して、過度に干渉せず、あたたかく見守ること。但し、経営株主が助言を求めた際には惜しみなく親身になって助言を与えること。
・経営株主が、他の株主、銀行その他の第三者との間で意見の相違が生じた場合には、投資家はやむをえない場合を除き、経営株主の意見に賛同し、協力するものとする。
・発行会社が解散した場合、失敗した場合、それが善管注意義務の違反によるものではない場合、投資家は経営株主を慰めつつ、酒を酌み交わすものとする(ソフトドリンクも可)
 
 
また、一般的なエンジェル出資の場合、
金額は、数百万〜千万程度が多いですが、
 
今回は、個人投資家1名より約1億円(8886万円)を調達しました。
 
 
 
エグジット(会社を売るor上場する)を前提としない
共感型の「ソーシャルエンジェル出資」ということですが、
 
どこに社会性があり、何に共感して頂けたのか知って頂くためにも、
 
 
私たち株式会社DO THE SAMURAI
そして、弊社が運営する神社お寺の投稿サイト「ホトカミ」について簡単に紹介します。
 
 

株式会社DO THE SAMURAIとは?

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株式会社DO THE SAMURAIは、
「文化・人の魅力を高め、地球の和に貢献したい」という想いから設立しました。
「100年後にも感謝される事業」を通じて、人類史を一歩進めることを目指してます。
 
DO THE SAMURAI設立への想いや、代表吉田 亮の経歴については、
コチラをご覧ください。
 
 

神社お寺の投稿サイト「ホトカミ」とは?

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- 事業概要と現状

みんなでつくる日本最大の神社お寺の投稿サイト「ホトカミ」は、
日本最大14万5000件の神社お寺の情報を無料掲載しており、
ユーザーがお参りした思い出や感想、応援メッセージなどを写真とともに投稿し、
お参りの記録を整理することができるWEBサービスです。
有名な神社お寺だけでなく、地元の神社お寺も多数掲載しているのが特徴。
現在、日本全国から1万件以上の投稿が集まっています。
 

- 取り組む課題背景

現在国内の神社お寺は合わせて全国のコンビニエンスストアの3倍*の数が国内に存在するものの、今後20年と経たない間に、そのうちの約40%*が消滅可能性があると言われています。

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神社お寺の消滅とともに、そのまちの文化や歴史、地域コミュニティが失われてしまうという国内の課題に対して、
我々DO THE SAMURAIは「家」単位での制度が崩れつつある現在、 必要とされているのは「個人」との新しいつながりだと考えました。
 
多くの神社お寺は未だ独自でサイトを所有せず、検索しても必要な情報が見つかりにくいという課題があります。
そこで、2017年4月に、14万4000件の神社お寺の基本情報を掲載し、みんなでつくる日本最大の神社お寺の投稿サイト「ホトカミ」をスタートしました。
※ 2040年の神社・お寺の数は「寺院消滅」 著 鵜飼秀徳氏より

 - ユーザーの声

既に、日本全国でホトカミを活用し、お参りされているユーザーの皆さまからの声が日々届いています。

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まとめ
以上のように、
私たちは、神社お寺の課題に真正面から取り組んでいます
 
 
しかし、既存のエグジット(会社を売るor上場する)を前提とする株式での資金調達を実施すると、
5~7年の間にエグジット(会社を売るor上場する)することを目的にしなければいけない。
 
エンジェル出資だとしても、エグジット(会社を売るor上場する)することを目的にすることには変わりありません。
 
 
そこで、今回はより長期的な目線で、
神社お寺の課題解決に取り組めるように、
 
エグジット(会社を売るor上場する)を前提としない、
「ソーシャルエンジェル出資」という資金調達の方法を選択しました。
 
 終わり
(ここまでで、一区切り)
 
 
 
以下は、日本中の社会課題に取り組んでいる方たち向けに、
今回の「ソーシャルエンジェル出資」の背景について書きました。
 

こんな例もあるんだよと「ソーシャルエンジェル出資」が認知されることで、
資金調達の選択肢がより豊かになるようにと願いを込め、書きました。
 
 
・なぜ公表しようと思ったのか?
・8,888投稿を達成できなかった2017年9月末
・苦悩と転機のキャッチボール2017年10月初週
・最終的な決断の理由は?
・88,888,888円という縁起の良さへのこだわり
 

興味のある方のみ、ぜひ読んで、
そして、SNSで感想とともにシェアして頂けたら嬉しいです。
 
 
 

なぜ公表しようと思ったのか?

そもそも、なぜプレスで公表したのか、
その背景をまず、紹介します。

今回の出資は、昨年10月末にはすでに決まっていました

そして、契約書がととのい、着金したのは、1月末のある日です。

(88,888,888円にこだわるために、株式分割したり、定款の変更回数を1回で済むようになど、尽力してくださったYさん、本当にありがとうございました。)
 
一般的に、資金調達を実施した場合、
プレスを打ち、宣伝し、人を集め、採用し、加速する、
というのが一般的だと思います。
 
しかし、私たちはプレス打つ必要ないよね、くらいの雰囲気でいました。
 
 
なぜなら、
・そもそも人を一気に増やし、加速するために今回の調達をしたわけじゃない
・神社やお寺の話と、資金調達はそんなに親和性なさそう
(AIとかブロックチェーンや、イケイケなサービスだと資金調達と親和性高いと思いますが)
・お金の話は、代表である僕、吉田 亮のキャラじゃない
(アイドルオタクの無邪気な歴史好き少年【もうすぐ28歳】キャラで通してるつもりだった)
 
まぁ、そんなこんなで、公開する必要はないかな、
それよりも、目の前のホトカミを育てることに、注力した方がいいなと思っていました。
 
 
しかし!!!
 
仮のプレスリリースをつくっておくとしたら、
タイミング的に今しかないだろうと思い、仮のプレスをつくったのが1月22日頃、
 
我ながら、プレスがうまく書けたのと、
お世話になった方たちに報告しよう!と思い、
 
僕が、4年前からお世話になっている
起業家支援のNPO法人ETIC.の代表 宮城さんや、同運営の社会起業家が集うSUSANOOの皆さんに報告に行きました。
 
そこで、このプレスでは、
何がソーシャルなのかわからない、単純に分かりづらい、など指摘も頂きながら、
 
「今回の調達は、社会起業家の期待の星だよ!!」
「これまで資金調達に悩んできた人たちの、新しい選択肢になるかも!!」
 
さらには、
「やっぱNPOじゃなくて株式会社として、やっていくべきなのかなぁ?」など議論も巻き起こり、
 
思ったよりも、
大きなリアクションをもらいました。
 
 
僕としては、
「皆さんまじ生意気なときから、応援してくださって、ありがとうございます。引き続き頑張るので、よろしくお願いします。」的な報告のつもりが、
 
あまりにも大きなリアクションを目の当たりにして、
これは、もっと大きな社会的なインパクトがあるのでは???
 
と思いました。
 
それまでは、プレスを出すとしても、
わかる人にわかればいい、くらいにしか思っていなかったのですが、
 
世の中の資金調達に悩む起業家たちへ、
今回のソーシャルエンジェル出資という仕組みや生まれた背景について、
こんな例もあるんだよ!と、
 
「広く届けるべきだ」という使命感的な何かが生まれてきたのは事実で、
 
 
だから、資金調達に関するブログを書き、
今回のプレスをリリースするに至りました。
 
 
神社やお寺、ホトカミに関係ない時間を1秒も使いたくない、
くらいに思って、1年半近く生きていたのですが、
これが誰かのお役に立てるのであれば、ぜひとも!という気持ちでおります。
 
 
 
以下、時系列で今回の出資にいたるまでの背景を紹介します。
 
 

8,888投稿を達成できなかった2017年9月末

 ホトカミ内のキャンペーンで、
みんなでお参りの記録を合計8,888投稿を目指し、
達成したら出雲観光大使の私が出雲大社へ皆さんのお願い事を届ける
「ご縁ポスト」というキャンペーンを実施しました。 

hotokami.jp

 
残念ながら、目標の9月中には、8,888投稿は達成できませんでした。
 
しかし、6,763投稿は達成し、年内に10,000投稿はいきそうだな、
少なくとも、Webサービス、投稿サイトとしてのゼロからイチはつくることができたな、
という手応えを感じていました。
 
 
そのとき、今回の出資者と話をするなかで、
ソーシャルエンジェル出資が、選択肢のひとつとして生まれました。
 
 
しかし、その話をした直後どころか、その後、一週間近くは、
「いや、株はないっしょ。」というのが正直な感想でした。
 
 
 
その2017年9月末から時間を進める前に、
今回の出資者である黒越さんについて紹介します。
 
 
出資者である黒越 誠治さんについて
 今回の出資者であり、取締役CCO にも就任して頂いた黒越さんとの出会いは、
先述のETIC.さん主宰のMAKERS UNIVERSITYという私塾での、
塾生とメンターとしての関係が最初でした。
 
おそらく、この2年間で400時間以上の時間をともにし、信頼関係を築いてきました
 
さらに、実際に出資を決めた11月以降、
2週間に1回2時間近く2人でミーティングをし、

会議室にいるだけでは仕方ないので、実際にお寺に行こうと、
年末の12月28日には、深川不動堂に護摩祈祷に行きました
 
プレスリリースに掲載のプロフィールも紹介します。
- 黒越 誠治
インパクト投資家
ソーシャルファイナンス分野の第一人者であり、適格機関投資家。日本初のソーシャル・インパクト・ボンドを個人で機関投資家として組成。日本では兼任が珍しいハンズオン型のVCのGPとLPどちらも現役。起業家としては、老舗企業の再生、及びアクセラレータープログラムを実施するデジサーチアンドアドバタイジング創業者兼代表取締役。
シェア型専門ファンドのLP(出資者)となりGPの育成にも力を入れる。金融的に与信が与えにくい、共感型の起業家、もしくは上場を目指さない起業家も支援を行う。
 
 
 
 
 

苦悩と転機のキャッチボール2017年10月初週

2017年4月から10月まで、
毎月に会社として使うお金(いわゆるバーンレート)は、
最悪、お金が底を突いたとしても、
自分の個人での仕事で、なんとかトントンにできるギリギリの金額に設定していました。
 
しかし、実際Webサービスを運営して半年、
僕がいなくなると、ホトカミがまわらなくなるのは事実なので、
個人の仕事をするわけにはいかないし、どうしようかなぁ。。。
 
とはいうものの、まだお金(=時間)に4ヶ月ほどの猶予はあるので、
今から始めれば、選択肢は色々あるな、という状況ではありました。
 
載せたく無いけど、広告とか載せるかなぁ。。。
悩んでいました
 
 
でも、株を渡すことに抵抗がありすぎて、
ソーシャルエンジェル出資の話は、自分ごととして、あまり考えていませんでした。
 
 
ちょうどその頃、
DO THE SAMURAI第1号インターンの小泉くんが、
半年の修行期間を終え「自然栽培で起業する」ために卒業する時期でした。
 
9月最終週の土日に、最後の合宿を2人でやりました。
(毎月1泊2日で合宿して、各々テーマを決めてレベルアップしよう!ってやっていた。)
 
その最後の合宿でキャッチボールをして公園から帰る道で、

黒越さんから、エグジットしないという前提で1億出資できるよ、って言われたんだけど、
少なくとも、それくらい価値あるものを、
この半年でつくることができたということだよね、ありがとう、と伝えました。
 
そのとき、小泉くんに、
え、それめちゃ良いじゃないですか!って言われて、
 
え、そうなのか!
 
それもそうかもな!と思い、
真剣に考え始めました。
 
 
まぁ、でも真剣に考えて、悩み始めると、
悩んでることが、顔に出てしまうタイプです。
 
この人、何か悩んでるな、ってバレバレだったので、
 
なので、とりあえず社内に相談できる人を育てようと思い、
その次の週の全体会議で、ガチで資金調達に関する勉強会を開きました。
(内容は、これまでのブログ2記事をもうちょっと深掘りした内容
 資金調達方法売上シェア型出資
 
勉強会のときに、資金調達の概要が伝わったな、という手応えもあり、
大学卒業後も一緒に働きたいと思っているエンジニアの小沼くんと、
 
社内旅行で三峯神社へ旅行で行き、神社の温泉に入ったときに、
インターンの木村くんにも相談してみました。
(やっぱ裸の付き合いすると、心も開いてしまいますね。笑)
 
そこでも前向きな、反応でした。
 
 
まぁでも、ここでの相談というのは、
正直、好きな人に告白しようってすでに決めてるんだけど、
なんか友達に相談してしまう感じですね。笑
 
自分の心との、最終確認というか。
 
2人には相談した時点で、
すでに僕の中では、今回のソーシャルエンジェル出資で資金調達を受けようと決めていました
 
 

最終的な決断の理由は?

神社やお寺には、課題がたくさんあります。
 
でも、日本において1300年以上、
神社お寺は様々な社会課題を解決するプラットーホームとして、
 
コミュニティのハブとして、
 
地域の文化や歴史の継承する機能として、
 
大切な役割を果たしてきました。
 
 
歴史オタクとしても、
やっぱ歴史がいまも生きてるのが神社お寺なんですよね。
 
 
で、なかなか神社とお寺を一緒のサイト内に載せるということは、
神社やお寺のなかの人がやることは難しい。
 
とか、いろいろ考えたときに、
 
僕は、神社ツアーやお寺でのイベントをやっていたから、
お参りしたい一般の人の気持ちがわかり、
 
お参りする人増えたら良いなぁ、
このままじゃヤバイなぁ、と悩んでいる20~40代の神主さんや住職さんの悩みも聞き、
 
そして、ホトカミつくりたいと思ったら、
つくれるエンジニアがすぐ近くにいて、
 
 
という環境にいる自分が、100年後にも感謝される事業として、
取り組んでいる事業が目の前にあることは、
 
それはもう天命だ!
 
 
 
 
とかも思ったのですが、
正直なところ、黒越さんに出資を受け、CCOとしても働いてもらう未来を想像したとき、
その方が「めっちゃ明るい未来が待ってる」気がして、ワクワクしたからってのが、
本音です。
 
なんか、絶対いい感じになる気がする!って思ったのが決断の理由ですね。
 
 
 
一応、「ソーシャルエンジェル出資」で資金調達をした理由をまとめておくと、
・エグジットしなくても良い
・黒越さんが信頼できる人だから
・ただお金出すだけじゃなくて、取締役CCOとして働いてもらう
 (僕の場合は、お金だけ出すだけという条件ならイヤだった。)
・逆説的ですが、単純に金額だけ見ても、バリュー高めに評価されているから
 
ということになりますが、
ワクワクの方が大きいですね。
 
 

88,888,888円という縁起の良さへのこだわり

専門的な話もすると、
もともとの資本金が5万円で、
今回は8886万を資金調達し、
 
合計8891万になったところで、
資本準備金として、21,112円を計上し、
資本金を88,888,888円としました。
 
 
8(八)という数字は、
日本では古来から、末広がりの縁起の良い数字とされてきました。
その8が8個あるというのは、縁起が良すぎるだろう、ということで、
88,888,888円にこだわりました。
 
そして、
この88,888,888円を何に使うかは特に決めていません
 
もちろん、可能性はたくさん考えてありますが、
使途は明確に決めていません。
 
少なくとも、ホトカミをパワーアップし続けることはできる金額です。
 
そして、続けていけば道は拓けると信じています。
(月並みな言葉ですが。)
 
とはいうものの、
ともにホトカミをつくるメンバーは募集しています。
特にWebエンジニア、デザイナー、ライター、マーケティング/広報、インターン)を増やしたいです。
興味ある方は、info@dothesamurai.comまでご連絡ください。
 
 
 
まとめ
もうすぐ2月3日は、節分ですね。
節分とは、立春の前日を指す「節目の日」という意味です。
 
ある意味、僕たちにとっては今回のリリースは節目に当たるので、
その前日、インターン生の実家の神社に初めてお参りしました。
 
全然どんな神社か知らなかったのですが、
実際にお参りして、その魅力にとても高まりました。
 
こんな神社を守っていくためにも、
ホトカミを頑張りたい、これまでやってきて良かったって思えました。
 
引き続き、粛々と頑張っていきたいと思います。
 
みなさん応援、よろしくお願いします。
 
ぜひ、まわりに神社やお寺が好きな方がいらっしゃったら、
ホトカミを教えてあげてください。
 
そして、お参りしたら、ぜひホトカミに投稿してみてください。
楽しいです。
 
そして、その投稿が神社やお寺にとっての応援になります。
 
 
ご武運を。
 
株式会社DO THE SAMURAI
代表取締役 吉田 亮

dothesamurai.com

 

※この記事は、DO THE SAMURAIの資金調達に関するブログ三部作です。
【其の一】

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