ホトカミをつくるDO THE SAMURAIのブログ

みんなでつくる神社・お寺の投稿サイト「ホトカミ」を運営している、株式会社DO THE SAMURAIのブログです。

第二回 神道×仏教サミットを開催しました!

こんにちは、ホトカミの横井です。

前回好評だった神道と仏教を担う若手の交流会であるサミットの第2回を

3月12日の夜、都内某所にて、開催しました!

今回はその第2回サミットの様子についてお話しします。



前回のサミットでは多くの仏教、神道にかかわる方々があつまり、たくさんの有意義な話で盛り上がりました。

(前回の様子は神道×仏教サミットを開いてみました - DO THE SAMURAI BLOGをどうぞ!)



その中で、ぜひ2回目を!という声を多数いただき、3/12に開催しました。

前回来てくださった方や、今回初めてという方にもお越しいただくことができました。

今回も仏教、神道を学ぶ学生、一般企業で働くお坊さん、某宗派の本山で働くお坊さんなど、さまざまな信仰、立場の方々を交え、有意義な話で盛り上がる場になりました。



今回のサミットの1つ目のテーマは、

「神道、仏教のここが好き!」

 

お互いがご縁あってかかわっている神道、仏教に対して、

・神道の、すべてを受け入れてくれるオープンな姿勢が好き

・神社、お寺のもつ、独特の神聖でおちついた雰囲気が好き

・仏教が2500年続けてきた教えが好き

などといった声がありました。

仏教や神道のどこが好きかという観点は、

これから先、自分自身が宗教と関わっていくなかで、とても大事です。

そのため、この質問は参加者の方々にとっても、私にとっても有意義でした。

1つ目のテーマは、

「仏教と神道の同じところ、違うところ」

 

日本において長く続いてきた仏教と神道ですが、似ているところと、違うなぁというところを語り合いました。

以下に、その内容を紹介します。

 

同じところ

・お寺、神社は昔から地域とつながってきた

・自己紹介するときに、仏教、神道学んでますというと引かれるのではないか?という不安

・たくさんの神さま、仏さまがいる多神教であるところ

違うところ

・仏教には宗派や経典があるが、神道にはない

・お寺は入りにくいが、神社は入りやすい

・神社での結婚式は一般的だが、お寺での結婚式は珍しい(逆にお寺はお葬式をする)

特に、結婚式とお葬式の話題はさまざまな意見が飛び交いました。

 

「神社ってお葬式するの?」「お寺に結婚式はあるの?」といったそれぞれの疑問に対して、

神道と仏教が異文化理解を深めることが参加者の刺激になりました。

私は「お寺での結婚式はお葬式みたいで、おめでたいイメージがない」という意見が印象に残りました。

この意見を聞いてたしかに、お経を読んで指輪ではなく数珠の交換をすることは、お葬式がイメージされてしまいます。

お寺での結婚式が普及していくなかでの課題だな、と気づきました。



最後に、

「一分間で質問に答える!」

という企画を行いました。

これは、質問に対して一分で答えていただくというもので、

黄檗宗のお寺やお経について

時宗の一遍がなぜ踊り始めたか?

などといった話題が非常に盛り上がっていました!

私もなかなかお会いすることができない時宗と黄檗宗の方のお話を聞くことができ、勉強になりました。

今回のサミットを開いて、おなじ日本で長きにわたってともにあり続けた神道と仏教が交流し、相互に刺激することはとても有意義だなあ、と改めて感じました。

 

意外と知らない神社のこと、お寺のことをオープンに語り合い、

仏教と神道が交流するこのサミット。

参加された方のアンケートを拝見すると、

「非常によかった」「また参加させてほしい」

といったありがたい声をいただくことができました!

 

今後もこのサミットを継続的に開催し、もっと神社、お寺が交流できる場をつくり、何より仲良くなることができればと思っております。

お読みいただきありがとうございました。

言葉へのこだわり〜「口コミ」ではなく「お参りの記録」・「アーティスト」と「クリエイター」の違い〜

こんにちは。
神社お寺の投稿サイト「ホトカミ」を運営する株式会社DO THE SAMURAI代表の吉田 亮です。

突然ですが、私は中学時代から10年近くバンドでボーカルをやっていました。
その間、100曲近く作詞作曲しました。
(そのほとんどは、世に出ることはありませんでしたが。笑)

また、「歌詞ノート」というノートをつくって、
授業中はひたすら流行っている曲の歌詞を書いていました。
(SMAPやKinkiなどのジャニーズに始まり、あゆ、倖田來未、EXILE、GLAY、尾崎豊、長渕剛などなど。。。ROCKとは?生きるとは?愛とは?なんてことをずっと考えていました。完全に厨二病の極みです。笑)


厨二病がひどいのは今でも全く変わっていないのですが、
「歌詞ノート」のおかげ(?)で、僕は言葉に対する意識がめっちゃ高いです。

そこで今回は、ホトカミを運営していくなかでこだわっている、
微妙な言葉の違いについて紹介します。


「口コミ」ではなく「お参りの記録」

ホトカミは、お参りの記録投稿サイトです。

仕組み自体は、食べログのように口コミ投稿サイトとも言えるのですが、
決して「口コミ」を投稿するサイトではありません。

なぜ、そこにこだわっているかというと、
口コミとして神社やお寺の良し悪しを評価するなんて、望んでいないからです。

良かったこととか、シンプルに感じたことなどを投稿して欲しいので、
そういった文化をサイトでつくっています。

リリースして、もうすぐ1年。

1万以上の投稿が集まっていますが、悪口や誹謗中傷の投稿はゼロです。

急激な成長も望まず、このままホトカミの良い文化を保っていくことで、
投稿が集まれば集まるほど、神社お寺へのエールや勇気にしたいです。

「ホトカミ」だから「神社お寺」

仏さまと神さまで「ホトカミ」です。
サービス名では、仏さま(仏教)が先にきています。

そのため、その他の説明などの文章ではすべて「神社お寺」と、
神社が先になるように配慮しています。

神社もお寺も同じように応援したいと思っているので、
「ホトカミ」だから「神社お寺」となるようにバランスを取っています

「神社とお寺、どっちの方がホトカミ的にやりやすいですか?」とか、
「どっちを応援してるんですか?」とか野暮なことを聞いてくる方がいらっしゃいますが、完全に公平であり、中立です。

 

「いいね」ではなく「すてき」

ホトカミには投稿に対して、 
「すてき」というボタンが押せます。

他のサービスでは、だいたい「いいね」という言葉が使われているのですが、
「いいね」ってなんか上から目線になりかねないし、「いいね」があれば対義語の「悪いね」という概念も存在することになってしまいます。

しかし、先ほど「口コミ」じゃないと書いたように、良いとか悪いとかの二元論でもないし、

単純に良いなと思ったら「すてき」って押せたらそれで良い。

ってことで、「いいね」ではなく「すてき」ボタンです。


「アーティスト」と「クリエイター」

ちょっと、考えてみて欲しいことがあります。

「アーティストとクリエイターの違いはなんですか?」


これは個人的に最近よく考えているテーマです。
先日の熱海での合宿でもこのテーマで哲学しました。 


きっかけはある会議に参加しているときに、
「DO THE SAMURAIはみんなクリエイターだから、〜〜〜。」って言われたことです。


クリエイターって言われたことが、
すごくモヤモヤしました。

確かに、全員何かを生み出すことができるし、
クリエイターといえば、クリエイターなんだけど、


 「ん???クリエイターじゃないぞ」

 というモヤモヤがありました。

そこからクリエイターとアーティストの違いについて考え始めました。


少なくとも僕はクリエイターじゃなくて、アーティスト。

これは、バンドを始めたときからずっと変わっていないし、
歌ったり、音楽を作らなくなっても、
サービスを生み出している現在も僕はアーティストです。


んで、なんやかんや考えた結果、

クリエイター
・生み出したアウトプットが価値

アーティスト
・生み出したアウトプットの背景にあるその人の生き様も含めて価値

っていう違いがあるんじゃないか、という結論に至りました。


クリエイターは他の人でも代わりがつとまるけど、
アーティストは、その人である必要がある。


そして、アーティストである、ということは21世紀において大事なんじゃないかなって思っています。また、DO THE SAMURAIはみんな生き様を背負っている人しか仲間にいません。


というわけで今回は(最後ポエムになってしまいましたが)、
言葉へのこだわりについて、書きました。


ご武運を。


 

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DO THE SAMURAIと熱海合宿

こんにちは。

主に記事を書いたり、Instagram、Twitterの運用をしている森です。

 

3月10日と11日に、熱海で合宿を行いました。

 

今回熱海での出来事と、株式会社DOTHESAMURAI方々についてのお話をしようと思います。

 

私はミーハーなので、

ついた瞬間からテンションぶち上げまるでした。(熱海旅行でプチブームになった造語です)

 

熱海ではおいしい海鮮を食べたり

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おいしいスイーツを食べたり

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カフェの前で食い意地を張る私

 

おいしいパスタを食べたりしました。(食べ物ばっかり)

 

また、来宮神社や伊豆山神社にも参拝させていただきました。

 

来宮神社の宮司さんにインタビューさせていただき、とてもステキな言葉をかけていただきました。

そういえば、神社と向き合うようになってから悪い人に出会ったことないなあとふと思い、

私が考えるDO THE SAMURAIの方々の印象を書いてみることにしました。

 

村上さん

本当に優しさの塊。

いつもみんなが気付かないようなちょっとしたことまで気付いて動いてくださるし、

とっても気が利く方です。

私は村上さんの書く文章がとっても好きです。文章まで優しさがにじみでてます。

 

熱海ではカメラを貸してくださってとっても嬉しかったなあ

三月でさようならは寂しすぎます…

 

ごうくん

芯がとっても強い方。

仏教に関する知識量は半端じゃないし、いつも仏教に関する疑問を教えてもらってます。

仏教に関する熱量は本当に誰よりも強いんじゃないかなと思います。

 

熱海ではごうくんの笑いのツボが謎だなあと思いました(笑)

 

りえさん

ずっと思ってたんですが、言う場面がなかったので今言います。

めっちゃ美人。

和歌を勉強してるからか、落語が出来るからか、どっちもからなのか分かりませんが

日本語がとてもキレイで、物事を説明するのがずば抜けて上手です。

あとオタク話も出来るし、うれしい。

 

熱海で某アイドルの動画が見れてものすごく嬉しかったです!

あと、就活で忙しいのに泊まってくれて嬉しかったです(T-T)

 

木村さん

ホトカミアイドル。

いちいち動きがかわいい。アイドル。(語彙力)

木村さんは私の通っている大学についてとても詳しいので、入社当初とてもお話しやすかった思い出があります。

 

伊豆山神社の謎のダッシュと

ご飯をがっつり食べた後におなか空いた…っておっしゃっていたのがかわいかったです。笑

 

小沼さん

ホトカミの癒やしキャラ。

いつも目が合うとニコッとしてくださるので、とてもほっとします。

仕事をする上でのちょっとした不満を、いつも小沼さんの技術で直してくださいます。

オフィス全体の雰囲気を1番見てくれているのは小沼さんだなと思います。

 

熱海にはあえてパソコンをもっていない小沼さんがステキでした。

 

ルイさん

自分の考えを持っている方。

一つ一つ自分の考えをちゃんと持ってる。

みんなが思わず難しい言葉のままルイさんにお話ししちゃうのも、ルイさんの能力を信頼しているからなんだなと思います。

 

熱海の帰りにルイさんと帰りの電車で恋バナしたのが楽しかったです。笑

描く絵がすごい!!!みんなの特徴をとらえるのがすごい。。(画力が破滅的にない)

 

吉田さん

本当にすごい方。

仕事はもちろん、話も上手だしみんなを笑顔にする力があります。

いつもお節介おばさんな私を助けてくれるって良い言い方にして褒めてくださいます。

 

とにかく周りを見る力に長けています。

なのにオタクで親しみやすいとかもう抜け目がないですよね。。。

 

熱海では、いや熱海でもいつもと同じで素でもすごい方です。

 

黒越さん

今回の熱海合宿にはいらっしゃっていませんが、DO THE SAMURAIの縁の下の力持ち。

初めてお会いしたときから気軽にお話してくださったり、実家の神社のことを気にかけてくださったりします。

誰にでも優しく、親身にお話をしてくださる方です。

こないだ気が付いたのですが、来宮神社の雨宮宮司が私にかけてくださった優しい目と黒越さんの目が同じでした。

 


f:id:Sasasa1107:20180320154112j:image                  私が撮った皆さんの写真

私は大学に入り、神社と向き合うようになってから本当に良い方としか出会っていません。

 

今回の熱海合宿でも、普段の株式会社DOTHESAMURAIでも嫌な人に会った記憶がありません。

みなさんのおかげでいつも頑張れています。

 

今後もっとみなさんみたいにお仕事できるように頑張ろーっと!

 

お読みいただきありがとうございました♪

【2018年3月版】事業計画書 of 株式会社DO THE SAMURAI

こんにちは。
神社お寺の投稿サイト「ホトカミ」を運営する株式会社DO THE SAMURAI代表の吉田 亮です。

自覚はなかったのですが、
「赤裸々に書いてるね。。。」などと評判のこのブログ、

今回は、2018年3月時点での事業計画について書きます。


注意点として、現時点では事業計画というほどの計画がそもそも存在しないので、
全体的にざっくりした話になります。

また、利益を出す方法を考え尽くした結果、
現時点では、利益を出そうとか、儲けようとか全く考えないことに決めているので、
いわゆる、売上目標とかも何もないです。

事業計画というより、
こんな価値を生み出そう!これできたら素敵だな!という計画です。
(このブログは、お母さんでも読めるように書いてるので、なるべくわかりやすく表現します。)

それでは、具体的に書いていきます。

今やっていることとして大きく分けて、

 

の3つがあります。


3つありますが頑張っている度でいうと、
『ホトカミを育てる』に全体の8割〜9割の力を注いでいます。

残りの1~2割で2、『「目に見えないもの」をカタチに』と『リアルな場づくり』をやっています。

さらに具体的に説明します。


ホトカミを育てる

ホトカミを育てるっていうのをもう少し細かく見ると、

a,神社やお寺と人々を繋ぐような良い記事を書く
b,公式アカウントとしてホトカミを活用する寺社を増やす
c,使いやすく便利なサービスにする

の3つがあります。


a,神社やお寺と人々を繋ぐような良い記事を書く
神社やお寺に関するネット上のコンテンツって、
・難しい
・ソースが怪しい(スピリチュアルだったり)の2大問題があります。

だから、わかりやすく、信頼できる記事を書いています。

昨年の秋頃から、ぼちぼち記事を書き始めたのですが、
「絵馬」「御朱印」などでググると上位表示されるようになりました。

せっかく神社お寺に興味持った人が、
ググってもよくわかんない情報ばっかりだなぁ、ってならずに、
例えば「ほう!お彼岸ってそういう意味があるのか!」ってなることで、
お寺にお参りするようになったらいいなぁと思って、みんなで推敲しあって魂込めて書いています。

また、宮司さんや住職さんのインタビュー記事も書いています。
これもめっちゃ胸を張って、良い記事ばかりです。

hotokami.jp



この記事だけでも、日本中の神主さんや住職さんにとって、
いや、日本の歴史においても価値のある記事ばかりです。
(あかん、事業計画のはずが、記事への想いを語りすぎた。100年後も読まれるような記事を生み出したい。)


とにかく、良い記事をたくさん書くことで、
ホトカミに集まる一般の人を増やします。


b,公式アカウントとしてホトカミを活用する寺社を増やす
今月から始めた「公式アカウント制度」
これは、神社やお寺の方が、ホトカミを公式アカウントして活用し、
ホームページ代わりに使ったり、ホトカミに集まった一般の方にご自身のお寺や神社を紹介できる仕組みです。※もちろん、無料


c,使いやすく便利なサービスにする
お参りの記録をもっと簡単に投稿できるようにしたり、
使いやすく便利にしていきます。
なんといっても、Webサービスなので使いやすくするのが一番大事、命です。

つまり、1、ホトカミを育てるというのをまとめると、
a,良い記事を書くことでホトカミに集まった「一般の人」と
b,公式アカウントの普及によって「神社やお寺からの情報」が集まり、
c,めっちゃ使いやすいサービスになることで、

ホトカミを通じて、
神社やお寺にお参りする方を増やしたいな!というのが目標です。
(すでに、ホトカミを見てお参りしましたという事例はたくさんあるので、これを桁違いに増やしていきたい。頑張っている神社やお寺を応援したいです。)


「目に見えないもの」をカタチに

先月のオフ会で、ある神社の御朱印のデザインを生み出しました。
その神社の歴史や、特徴を生かしたデザインです。

第二回オフ会レポート!@北谷稲荷神社(渋谷区)【2018年2月18日】 | ホトカミ


また現在、神社のホームページもつくっています。

他にも、御朱印帳やお守り、おみくじなどの授与品や、ポスターなど、
その神社やお寺の歴史や想いという「目に見えないもの」をカタチにしていきたいです。


リアルな場づくり

これは個人的には、原点であり、大切にしたいです。

もともと私はバンドでライブをやるところから始まり、
何十回も神社ツアーやったり、歴史イベントやったり、
日本各地でお話ししたりと、リアルの場で同じ空気を吸って、
場を共にするということを大切にしてきました。

これからも変わらず、リアルな場づくりは大切にしていきたいです。

現在は、
・毎月第3日曜日のホトカミのオフ会
・毎月開催している、神道×仏教のサミットが主です。

神社やお寺にみんなでお参りするのは、
これからもたくさんやっていきたいなぁ、と思っています。

もちろんインターネットの会社ですが、
それはあくまで技術の話なので、一番大事なのは現場
足を運び、対面で語り合い、感じることが大事です。


というわけで、
事業計画というほどの計画はありませんでしたが、
現時点では、こんな風に考えています!というお話でした。



御武運を。








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インクリメンタル開発、小さいことを積み重ねていく

ホトカミのエンジニアをしている小沼晋です。
今日は、hotokami.jpの開発に使用している開発手法の中から、「インクリメンタルな開発」について書きたいと思います。

*インクリメンタルとは
インクリメンタルはアルファベットでincreamentalと書きます。

日本語では「暫増的な」という意味です。
インクリメント(increament)の形容詞です。
このインクリメントという単語はプログラマーにとって、とてもなじみのある単語です。
数字を1つずつ増加させるプログラムを書くときに使用する記号にインクリメント演算子というものがあり、ループさせるプログラムなど様々な場面で多用するからです。

たとえば、変数iをインクリメントするプログラムはこんな感じに書きます。
「i++;」

*インクリメンタル開発とは
インクリメンタル開発は、プログラムを一度に設計してしまい、完成するまで同じ設計のまま開発していく手法とは逆に、最小限のプログラムから初めて、少しずつ設計し直して開発していきます。
この開発手法は、パッケージに入ったソフトウェアに比べて、インターネットで公開しているWebサービスの方が、相性がよいものです。
Webサービスの場合、ユーザにアップデートさせる必要がなく、ちょっとした変更が即座に反映させることができるからです。

ユーザからの要望やバグ報告などをもとに、開発者とユーザが一体となって理想のソフトウェアを目指すことができます。
ソフトウェア開発の経験がないであろうユーザにとって、ソフトウェアに必要なものが何かをソフトウェアの原型が全くないときには、想像しづらいものですが、ある程度の形が見えて、実際に触ることができるようになると、本当に必要なものがわかるようになります。
これを開発者が知ることによって、ソフトウェアの開発を間違った方向に向かわせずにすみます。
またソフトウェアの開発は長期間に及ぶ場合には、インクリメンタルな開発でないと激しい時代の変化に、ついて行くことができません。
ソフトウェアの世界は、ものすごい早さで変化しています。
インクリメンタル開発で設計を柔軟に変更していかないと、すぐ設計は時代に乗り遅れた古いものになってしまいます。

 

*インクリメンタル開発はソフトウェアだけではなくて
小さなことを積み重ねていくことが大事って、ソフトウェア開発の手法として改めて、理解するまでもなく、よく言われることですよね。
現代のソフトウェア開発の手法としても用いられるくらいなので、インターネットの時代になってから、より大切な考え方になっているように思います。

  • 日々の生活の中で何かを少し改善してみる。
  • SNSなどで小さなアウトプットをちょっとずつ続ける。

このように時代に柔軟にちょっとずつ変化していくことを視野に入れながら、今まで、たくさんの人によって積み重ねられてきた文化の中に、自分も一つずつ積み重ねていきたいです。

 

 

春先に つどう八人 熱き海 (代表)

こんにちは。
神社お寺の投稿サイト「ホトカミ」を運営する株式会社DO THE SAMURAI代表の吉田 亮です。

先週末、3/10,11の土日に静岡県熱海市へDO THE SAMURAI全員で行ってきました。

 

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来宮神社で来福スイーツ



ひたすらに楽しかったです。

今回のブログでは、2日間を軽く振り返りつつ、
それぞれとの思い出を徒然なるままに綴ります。

これまでと違って、資金調達や経営についてとか難しいことは書かないので、
気軽に読んでください。


超ざっくり熱海での2日間を振り返り!

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東京から2時間くらい

3月10日(土)
10:00に熱海駅に集合
※10分遅刻して本当にごめんなさい。iPhoneでSuicaしながら新幹線は乗れません。
・貸し切った旅館に荷物を置く。
・ワークスペースへ移動
「普段話さないことを話そう!」っていうことで、
 - 中学生の頃の思い出(先生嫌い仲間が見つかって高まった)
 - 小さい頃の夢
 - 今の夢 について語り合う。
エンジニアの小沼君のみ、PCを持ってきていなかったのが印象的でした。他のみんなは持ってきていた。結局、カメラの画像をアップする以外に一度もパソコン開いてないけど。



12:00にはランチへ!  
・ランチを食べた後は、海沿いを散歩。桜も綺麗でした。
・そのまま来宮神社へ!(途中お寺や小さな神社にも寄りました)

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海沿いをお散歩



15:00から来宮神社の宮司さんに取材
本当に感動で、希望に溢れ、神社が愛おしくなるお話を聞けました。

8人で聞けて良かった。お坊さんのごうくんや、エンジニアの小沼くんが直接神社に行って宮司さんのお話を聞けたのは、今後ホトカミを育てていくに当たって、とても尊いなと思いました。来宮神社の運営に、ソフトウェアの開発手法に通ずる考え方があったのも新鮮でした。
インタビュー記事をお楽しみに!

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来宮神社の雨宮宮司と




17:00夕食を手分けして、ゲット!
立派なお刺身を買い、地酒もゲットし旅館へ。
※もちろん全員成人しています。
入って4ヶ月経ってるのに初めて一緒にお酒飲むメンも。
(ご飯はちょいちょい食べに行くけど、全く飲み会がない会社だと気付いた。)


19:00あたりからは、ひたすら宴!
めっちゃ食べて、たくさん飲みました。
男子チームは22時〜23時にカラオケに行きました。(村上くんのハロプロ曲のチョイスにセンスを感じました。ごうくんのマルーン5の選曲もイケてました。みんな自由に歌ってましたね。笑)

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「美味しかった。」



りえさん森さん村上くんとひたすらオタクな話をしたり、オタクな話をしたり、
木村くんが描いた似顔絵はうますぎたし、ルイさんのDO THE SAMURAIのみんなの絵もうますぎた。高まった!
楽しかった。久しぶりにビジュアル系とアイドルの話してめっちゃ高まりました。

ってゆーか、森さんは10月の面接のとき緊張して震えてたのに、
今では、僕の苦手なこと(財布を忘れる・道に迷う・時間を忘れる・片付け)全部助けてくれるし、オフ会やサミット(お坊さんと神主さんが集う会)でも司会進行やってくれるし、すごい頼りになるなぁと高まりました。


1時くらいに就寝しました。

僕は7時くらいに起きたのですが、起きた瞬間、同じ部屋の村上くんが座禅してたのには、震えましたね。初めて大龍寺さんに取材に行ったときのことを思い出しながら、僕は、二度寝しました。

10時〜
 - 関心のある世界の諸問題
 - 21世紀の人類の在り方
 - 論語と算盤(経済と文化の関係)
 - ポスト資本主義
 - アーティストとクリエイターの違い など、
哲学的なことを語り合いました。
やっぱ哲学について語り合うときのルイさんは高まる。ずっと話してたい。

12:30にランチ
海の幸、美味しかった。


14時〜
 - 仕事ができるとは?
 - 私と3.11
 - 黙祷 


15:00から伊豆山神社へ移動
・伊豆山神社へ参拝
・熱海駅でお土産を買う


17:00前に解散!
という感じでした。

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全員で!


本当に、特に予定を決めずに、その場の空気感や雰囲気を大切にしてやることや食べるものを決めた2日間だったのですが、めっちゃ楽しかったです。

次は、鎌倉あたりかなぁ?どこかお寺に行きたいなと思います。


というわけで、いつも真面目なことを書きがちなので、
今回は軽めに思い出を振り返りました。


春先に つどう八人 熱き海
  神の住まいに うつる心


ご武運を。




熱海と夢

こんにちは!

DO THE SAMURAIインターンの村上です。

 

前回の〈「よしなに」経営〉は、多くの方に読んでいただきました。

ありがとうございます。

dothesamurai.hatenablog.com

 

この記事も多くの方に読んでいただきました。ありがとうございます。

hotokami.jp

 

さて、 

 

先日、DO THE SAMURAIでは熱海合宿がありました

 

合宿といっても、仕事は来宮神社でのインタビューのみ。

 

残りの時間は、

普段話せないことを話そう」というコンセプトのもと、

会議室で国際問題について語ってみたり、

刺身を囲みながら好きな音楽について話してみたり、

真剣でありつつも、ゆるーいものでした。

 

今回は、合宿でのテーマのひとつだった、

いままでの夢」と「これからの夢」についてブログを書きました。

 

 

いままでの「夢」

 

合宿で「今までの夢」というテーマトークになりました。

 

私にはこの10年間、「夢」や「目標」というものはありませんでした。

 

それっぽいものは全部、不安に対する依存対象や回避行動

(「東大に受からないと不安で仕方ないから、東大を目指す。」みたいな)

 

唯一続けてきた「小説を読む」ということも、

フィクションへの依存であり、現実からの逃避でした。

「好き」という感情と「依存」という行為が混線していたわけです。

 

それに、うつや不安になると、目の前の生活でいっぱいです。

死ななければ、それでOK。 

 

だから夢って何かあった?という話題に、

それぞれが自分の過去について話している中で、

言葉に詰まる自分がいました。

 

DO THE SAMURAIで見えてきた「これからの夢」

 

次のテーマが「これからの夢」でした。 

 

この質問を受けたとき、ふと

24歳にして夢を描けるようになった自分に気づきました

 

  1. エンジニアになる(今年の夏にはエンジニアとして働く)
  2. ライターになる(インタビュアーとしてポートフォリオを作る)
  3. イクメンになる(虐待の連鎖を断ち切る)

 

1 エンジニアになる(今年の夏にはエンジニアとして働く)

 

アイディアを形にする」って

やりがいがあって楽しいことです。

 

小さいころは工作をよくしていました。

高校になると映画を作ったり。

 

私には、根底に「作れるひとかっこいい」という価値観があります。

批評する立場の人は苦手です。

 

一方で、「作る」って根気が要ることですよね。

根気よく続けるのは情緒不安定な人が苦手なことです。

 

大学にはいってからは友人が

勉強をして「作る」実力をつけていくのを、

うらやましく思っていました。

 

これからは違います

 

エンジニアを目指して、勉強を始めました。

まずは、今年の夏にはエンジニアとして働くことが目標です。

 

2 ライターになる(インタビュアーとしてポートフォリオを作る)

 

DO THE SAMURAIにいて

自分ってそれなりの文章が書ける

ということに気づきました。

 

小説に耽溺していたので、

読んでいる文章量も並ではないです。

他学部の授業に忍び込んで、文章の書き方も学んでいました。

 

あらためて、DO THE SAMURAIでインタビュー記事を書いて、

「書く」ってことが好きだし、

周囲から求められている感覚もありました

 

自分のスキルセットの中で、

たぶん一番仕事に近いところ。 

  

今までの記事をポートフォリオとして、

これからライターにもなりたい。

 

PV数稼ぎではない、人に伝える記事を書く

そんな時代も近づいているようなので、

ライティングがますます楽しみになっています。

 

3 イクメンになる(虐待の連鎖を断ち切る)

 

合宿中に同じインターンの森さんに

村上さんはいいお父さんになる

と言われました。

 

そういえば、前に友人にも言われたな。

 

話が変わりますが、

子どものころに虐待を受けた人が成人すると、

そのうちの1/3は子どもに対して虐待をします

 

この虐待の連鎖を断ち切ることは、

虐待を受けた私にとって大切なことです。

 

子どもをたっぷり愛しながら、

自分の能力を使って社会に貢献できる、

いい感じの兼業主夫を目指したい。

 

おわりに

 

最後までありがとうございました。

 

DO THE SAMURAIは代表の吉田さんが

「夢」や「社会問題」について、語り合う場をつくってくれる会社です。

 

そして、

メンバー全員がそれぞれの想いを持ち寄り、語り合う場を盛り上げます。

 

いまDO THE SAMURAIではライターを募集しています。

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