ホトカミをつくるDO THE SAMURAIのブログ

みんなでつくる神社・お寺の投稿サイト「ホトカミ」を運営している、株式会社DO THE SAMURAIのブログです。

【大学生インターン募集】日本文化や神社お寺好きな学生さん、一緒にホトカミを作りませんか?

初めまして、株式会社DO THE SAMURAI代表取締役の吉田 亮です。

僕は幼い頃から日本の文化や歴史が好きで、
「好きなことで世のために生きたい」と想い、
2013年に個人事業主を始め、2016年春に会社を設立しました。



私たちは「100年後にも感謝される事業」として、
『100年後にも神社寺院を残す』ために、
月間456万ページビューを超える御朱印・神社お寺検索サイト「ホトカミ」を運営しています。



スキルは問いません。

大切なのは、文化への愛とリスペクト

あなたの力を必要としています。

ともに文化をつくりましょう!

 

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大正大学で掲載されているインターン募集ポスター(オモテ)

条件:週2以上オフィスへ出社(候補は月火水木金)に変更

大正大学で掲載されているインターン募集ポスター(ウラ)



下の要項を読んで「自分かも・・・?」と感じた方、
「なにかやることが見つけられそう」と思った方、
「興味を持ったけど、よく分からないので話を聞いてみたい!」と思った方は、
ぜひお気軽に連絡ください。

ご応募は、応募フォーム 
または、info@dothesamurai.com まで。

大学生インターン募集しています

大学生インターンを募集しています。

僕が責任を持って、成長する環境を用意します。
一緒に人生を考えます。

これまでのインターン卒業生の実績が評価され、
明治大学でインターンシップについての講義なども担っています。

100年前に新渡戸稲造が書いた「武士道」という本には、
スキルよりも想いの方が大事だと書かれています。

「好き×人の役に立つ」ように働きませんか?

スキルよりも、「想い」の強さを大切にしています。
「実家の神社を守れるようになりたい」
「仏教を世にわかりやすく伝えたい」
「日本文化を発信したい」
「いつか起業したい」など
「想い」をもとに成長したい方、ともに働きましょう!
 必須条件は、週2以上オフィスへ出社(平日)、月3万からです。
(大学生の場合、単位を取り卒業することは最優先です。)
オフィスに見学に行く

 

 インターン生の仕事はなんですか?

インターン生の仕事は「決まっていません。」
その背景には、その人しかできない仕事をやってほしいと想いがあります。


例えば、記事を書くのひとつとっても、
その人にしか書けないような記事を書いてほしいです。
※ちゃんとサポートするので安心してください。

そのためインターンの初日に、
・やりたいこと
・貢献できること
・できるようになりたいこと

を100個書いてもらっています。

そして、そのなかから、方向性を見出して、その人に合った仕事が生まれていきます。

誰でもできるような仕事はロボットやAIに置き換わって無価値になっていくでしょう。

ホトカミを通じて生き様(仕事)を残して欲しい、
誰がやっても同じな仕事なんかやってても楽しくなさそうなので、
あなただからこそのエッセンスを盛り込んで生み出してほしいです。
※ちゃんとサポートします!

その人しかできない仕事だと「インターン卒業しちゃったら困りませんか?」という質問もよく受けますが、確かに代わりがいないということは、
卒業しちゃったら誰もできないから困ることになるのですが、
ちゃんと引き継ぎはするのと、何よりもホトカミというサービスにその人が生み出した価値は残り続けるので大丈夫です。

 

インターン初期の仕事内容

■1ヶ月目の心構え
・メンバーと仲良くなる(一人ずつと30分ほど雑談する時間などあります)
・出社する(慣れましょう)
・質問する、メモする(質問して聞いたことをメモするのが仕事です)
・ホトカミを知る(ユーザーさん、寺社さん、神社お寺の知識の理解を深めます)

■初月〜3ヶ月目の仕事内容イメージ
目標(例):
自立して神社やお寺の魅力を伝える文章を書けるようになる

具体:
・ホトカミの公式Twitterの運用(フォロワー5000人以上)
・インスタグラムの投稿内容作成(フォロワー2.5万人)
・神社やお寺の情報を調べる
・毎月の限定御朱印の記事やメールマガジンの配信サポート
・神社やお寺に行って現場を知る
・ユーザーサポート

身につくスキル:
・Webマーケティングの基本
・Webライティング(文章を書く)の基本
・SNSマーケティング
・HTMLやCSSの基礎知識


■4ヶ月目以降
ホトカミや神社お寺への理解も進み、
自立して文章が書けるようになったら、それぞれのやりたい事や必要な仕事に合わせて、
デザイン、神主さんやお坊さんとのやり取り、記事執筆など、専門性を高めていきます。

 

なぜ、インターン生を受け入れるのですか?

 インターン生を受け入れる理由は、就職して働き始める前に、
「好きなことを通じて、世のために貢献する!」という経験を得てもらいたいからです。

そして、「好きなことで働ける人を増やすためです。」

そもそも、個人事業主だった僕が会社にした理由も、
ホトカミという事業を始めた理由も、
「好きなことで働ける人を増やしたい!」という想いからでした。

その原点は、2014年の神社ツアー主催まで遡ります。

当時、僕の開催する神社ツアーには、25歳から50歳あたりの働き盛りの方たちが主に参加していました。

なかには、日本文化や歴史好きな方たちも多かったです。

しかし、普段の仕事は日本文化や歴史に関係ない方がばかりでした。
(それが当たり前なのかもしれませんが・・・)

本当に幸運なことに、僕は好きな仕事だけでなんとか食べていけるようになっていました。(ちゃんと役に立とう!ってめっちゃ頑張ってたから。)

自分が幸運にも好きなことを仕事にできていたからこそ、
もっと世の役に立つためには個人事業主から発展させて、
好きな日本文化や歴史をテーマに働ける人を増やしたい!と思い、会社にしました。

だって実際、日本文化、歴史が好きで仕事にしようと思ったら、
学校の先生か、研究するか、学芸員さんか・・・くらいしか選択肢がないですからね。

選択肢の少なさに対して、
歴史好きや、文化が好きな人はたくさんいます。

だから、好きな日本文化や歴史をテーマに働ける人を増やしたい!と思い、会社にしました。
(※この記事ではわかりやすく、日本の文化や歴史って書いてるけど、文化をつくりたい。伝統文化だけじゃなく、ポップカルチャーも。哲学なども含め、広く文化的なことを扱っていきたいです。)

さらに、ホトカミを始めたおかげで、一緒に働ける人数も増えました。

個人事業の延長で会社をやっていたときは、どうしても2,3人程度が限界でした。

しかし、今ではDO THE SAMURAIも10人になりました。

もっというと、ホトカミに投稿してくださっているユーザーさんたちも、
お参りの記録を投稿し、その結果、その記録が神社やお寺の応援にもなる仕組み。
これもある意味、
「好きなことをして、神社やお寺の役に立つ」ということが実現できています。

ということもあって、
興味のあるテーマで働ける人を増やしたいという想いから、
インターン生を受け入れています。


■条件
・週2以上オフィスへ出社(候補は月水木金土)
・有給(月3万円〜)
・学部学科学年不問
・6ヶ月以上の継続

■インターンの仕事内容
・ホトカミの公式Instagram、TwitterなどのSNS運用
・ホトカミの記事の執筆、編集
・寺社めぐりキャンペーンの企画
など、多岐にわたります。

チャレンジしてみたいことがあれば私たちが責任を持ってサポートします。
インターンに責任を負わせることはないので安心してください。

■事業内容
月間120万人の参拝者と神職僧侶様が集う神社寺院の検索サイト・アプリ「ホトカミ」を運営しています。
このほか、東京メトロ御朱印めぐり、京阪御朱印めぐりなどの御朱印めぐりの企画運営、聖徳太子1400年限定御朱印プロデュース、日本全国10名の神主さんのインタビュー記事の執筆、真言宗智山派青年会の研修などを行っています。

■どんな人たちが働いている?
株式会社DO THE SAMURAIは、平均年齢28歳、インターン生を含めた8人で運営している2016年創業のベンチャー企業です。
神社お寺の家系に生まれ、実際に神主さんお坊さんとしても活躍している人、
一般家庭出身で神主さんの資格を取得した人、日本文化好きが高じて仕事になった人など、個性豊かなメンバーが集まっています。

全員に共通するのは、みんなが何かの「オタク」だということ。
必ずしも日本文化のオタクとは限りません。

好きなことにとことん注力できる素質をもった人たちが、力を合わせて神社お寺を応援している会社です。

■インターン受け入れ実績
東京大学2名
慶應義塾大学3名
國學院大學3名
大正大学2名
一橋大学1名
東京女子大学1名
電気通信大学1名
宇都宮大学1名
日本大学1名
明治大学1名


これまでのインターン卒業生のブログ

これまでのインターン生のブログを以下に紹介します。

 

■【現役】國學院大学4年生
現役インターン生がホトカミで働く理由や感想を率直に書きました

■【2021年12月卒業】東京女子大学3年生

【大学生インターン卒業】温かいホトカミで気づき成長したこと

■【2020年12月卒業】一橋大学4年生

【大学生インターン卒業】半年間の記事編集とTwitter運用における学びと気づき ~ ホトカミには「思いやり」があふれていました ~

 

■【2020年2月卒業】慶應義塾大学4年生 西脇くんとはホトカミの公式アカウントを育てました。
お寺を継ぐか迷っていた大学生が、インターンを通して身につけた僧侶としての志  ー自分は何をするのか、ゼロからの意思決定が当事者意識を生んだー


■【2017年9月卒業】2017年一人目の小泉くんは2年前に卒業し、その後起業しました。
宇都宮大学から週3で恵比寿に通った伝説のインターン生です。
【卒業】弟子日記〜半年間を振り返って(成長と思い出)

■【2019年9月卒業】大正大学2年生〜4年生初のお坊さん担当の大正大学横井くん!

1年7ヶ月の間、ホトカミで学んだこと 仏教担当が感じたことまとめ

会社とホトカミに仏教を注ぎ込んだ第1号お坊さんインターン生の卒業、累計50万ページビュー布教の舞台裏

■【2018年3月卒業】東京大学4年生神主さん住職さんインタビューと座禅をホトカミに込めてくれた村上くん。
村上くんの文章、好きなんだよなぁ。にじみ出てるんだよなぁ。
【モー娘。で出会った村上くんのインターン卒業】晴れの日があるからそのうち雨も降る全ていつか納得できるさ!人生って素晴らしい!


■【2019年3月卒業】慶應義塾大学4年生 かいくんの文章も好き過ぎる。いやー、かいくんのデザインも文章も好きだし、今のホトカミにもかいくんがデザインした遺伝子が本当にたくさん残っています。
神社お寺がファッションになる日


■世界一入学が難しいと言われているミネルバ大学からも毎年インターン生を受け入れています。
【2019年8月卒業】2019年はミシェルさん。素晴らしい振り返りを描いてくれました。(英語です。)
New Perspectives - ホトカミをつくるDO THE SAMURAIのブログ

【2019年8月卒業】2018年はケビン!(ケビンはリモートでも1年以上続けていました。)
Two Months in DO THE SAMURAI: A Brief Summary

 

 

エンジニアも募集しています

ホトカミのシステム運用、開発を行います。
誰でも便利に、安心して使えるサービスを目指しながら、
日本文化にテクノロジーを融合させます。

現在はWeb版のホトカミに加えて、アプリ(iOS・Android共に)も開発しています。

システム構築からプログラミングまで、
一貫したエンジニアリングを行います。

神社お寺でイノベーションをおこしたい人を募集します。

本当にやる気がある人であれば、
実務経験無し、プログラミング初心者でも歓迎です。

100年続く企業は、人を育てることも大切だと考えているので、
成長できる環境は用意します。

エンジニア募集についてはコチラ詳しく紹介しています。

dothesamurai.com


エンジニアに応募する

 
オフィスに見学に来たい方は、連絡フォームもしくは、
info@dothesamurai.com までお願いします。

 

インターンに関するよくある質問

Q. 神道や仏教を信仰していなくてもよいですか?
A. 文化として神社やお寺を大切にする気持ちがあれば大丈夫です。
あなたの信仰している宗教・宗派は問いません。

Q. 一般家庭出身でも働けますか?
A. もちろんです。メンバーの8割は一般家庭出身です。

Q. 神社お寺に詳しくなくても大丈夫ですか?
A. 大丈夫です。

Q. パソコンが苦手でも働けますか?
A. まったく問題ないです。
メンバー全員でゼロから教えます。
エンジニアもプログラミング未経験で応募可能です。

Q. 新卒採用はしていますか?
A. していません。
インターンから新卒入社することはあります。

Q. 出勤は曜日固定ですか?
A. 明確な決まりはないので、都度相談できます。
ただ、土日祝日は定休日です。

Q. 勤務時間は決まっていますか?
A. 基本は10時から19時です。大学の授業などに合わせて相談して決めることも可能です。

Q. 応募に必要なスキルはありますか?
A. ありません。
DO THE SAMURAIで学びたい方を歓迎しています。
大切なのは日本文化への愛とリスペクトです。

Q. 出勤時の服装に指定はありますか?
A. ありません。
面接時も、スーツなどの指定はございません。

Q. 大学の単位を取れますか?
A. もちろん学業を優先してください。テスト期間などはお休みすることも可能です。

Q. 就活を優先できますか?
A. もちろんです。就活期間はお休みしたり、出勤日数を減らしたりできます。

Q. オフィスはどこにありますか?
A. 恵比寿ガーデンプレイスタワーの27階にあります。シェアオフィスCOEBIに入居しています。

Q. リモートワークは可能ですか?
A. 基本的には恵比寿のオフィスに出社していただきます。

 

『100年後にも神社寺院を残す』株式会社DO THE SAMURAIの紹介

ここからは、私たちのことを詳しく紹介していきます。

事業の中心は「ホトカミ」

 1、日本全国120万人が使う神社お寺の検索サイト「ホトカミ」の運営 / 開発
具体的には、Webアプリ・スマホアプリの開発、デザイン、記事を書く、公式アカウントご利用いただく神社お寺さんとのやり取り、ユーザーさんの対応、データの整理、季節に合わせたキャンペーンの企画、SNSの運用、オフ会の開催など。

あなたにしかできない仕事を一緒に見つけましょう!

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2、神社お寺のIT化のサポート
神社やお寺のホームページ制作やSNSでの発信の仕方のアドバイスに始まり、
若い氏子さんとLINE@を通じてコミュニケーションを取る、グーグルフォームを駆使した巫女さんのシフト管理の効率化、座禅参加者のためのデジタル参禅録など、
IT化することによって、神さま、仏さま、そして参拝される方たちと向き合う時間を増やしていただくサポートをしています。



これらの事業を評価していただき、
2018年6月25日発売のForbes8月号の特集「新しいイノベーション!日本の担い手99選」にDO THE SAMURAIを選んでいただきました。

 

収益源は?どうやって運営しているの?

すでにホトカミは月間420万ページビューを超えており、主に広告収入をもとに収益を得ています。

また、日本初となるエグジットを前提としない「ソーシャルエンジェル出資」で約1億円を資金調達しているため、
短期的な利益ではなく、長期的に人々のお役に立てるサービスをつくろうという資金基盤があります。
背景については、コチラの記事をお読みください。
「背景と想い」日本初「ソーシャルエンジェル出資」で約1億円の資金調達を実施に関して(代表)
 

多くのユーザーさん(神社やお寺へのお参りが好きな方も、神職さん、お坊さんも)にとって、便利で使いやすく、役に立つサービスに育てていくことを、何よりも大切にしています。

なぜ、オフィスは恵比寿ガーデンプレイス?

恵比寿ガーレンプレイスタワー27階にあるシェアオフィス「COEBI」に入居しています。
難民支援のNPOやアーティスト、教育事業、ベビーシッターなど、営利のみを第一の目的としない社会的な価値の創出を目指す企業が集っています。

オフィスの様子については、コチラをご覧ください。

dothesamurai.hatenablog.com


 

どんなメンバーがいますか?

ホームページにメンバー紹介があります。

メンバー | 株式会社DO THE SAMURAI



また、ブログも書いています。
人柄や、こだわり、日常や想いを知って頂けると思います。
ホトカミ日記(新):https://note.com/hotokami/m/m7217b020eda1/
みんなの日記(旧):http://dothesamurai.hatenablog.com/


以下のホトカミ日記では、ホトカミ開発の裏側を紹介しています。

note.com

 

みんなで協力して仕事ができるように、
オフィスで顔を合わせて仕事することを大事にしています。
現在はリモートワークも組み合わせています。

また、誰かの指示で動くのではなく、平等に意見を言い合い、
自発的にみんなが仕事をしています。

古事記ギャグや歴史あるある、仏教ネタやマイクロソフトネタが飛び交っていますが、全員が全部のネタを理解しているわけではありません。

なぜ、ホトカミをつくっているの?

「100年後にも神社寺院を残す」ために。

そして、文化を紡いでいくためにホトカミを運営しています。


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お読みいただき、ありがとうございました。

スキルは問いません。

大切なのは、愛とリスペクト

あなたの力を必要としています。

ともに文化をつくりましょう!

 

 
上の要項を読んで「自分かも・・・?」と感じた方、「なにかやることが見つけられそう」と思った方、「興味を持ったけど、よく分からないので話を聞いてみたい!」と思った方は、まずは、ぜひお気軽に連絡ください。

お話ししましょう!

良きご縁がありますように。

 

株式会社DO THE SAMURAI

代表取締役 吉田 亮

オフィスに見学に来たいは、連絡フォーム もしくは、
info@dothesamurai.com までお願いします。

お待ちしてます!

dothesamurai.com



僧侶を志すインターン生の卒業を通じて「ホトカミは神社寺院の希望が可視化される場所」だと確信した夜

こんにちは。
月間120万人が活用するお参りの記録共有サイト「ホトカミ」を運営する株式会社DO THE SAMURAI代表取締役の吉田 亮です。

現在、大学生インターンを募集しています。

dothesamurai.hatenablog.com

 

今回は、本日2020年2月29日をもって、
約9ヶ月のインターンを終えて卒業した浄土真宗本願寺派寺院のご嫡男、西脇唯真(ゆいま)君から学んだことについて書き残します。

ゆいま君のお陰で、
「この6ヶ月で、ホトカミ積極活用100寺社の参拝者がトータル5万人以上」増えました!

「希望」をありがとう。


唯真君目線の振り返りは、ぜひ以下のブログをご一読下さい。

dothesamurai.hatenablog.com

 

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「ホトカミ見てお参りしました」をホトカミの文化に

出会いは就活の相談を受けていた一昨年の夏頃。

その後、ご実家の寺院の情報をホトカミの公式アカウントを通じて発信してくれていました。

そして昨年、5月頃「ホトカミの公式アカウントを広めたいです!ホトカミは自分がいつかお寺を継いだときに必要なサービスです!」と応募してくれました。

慶應を卒業し、就職するという選択肢もあったなか、
お寺を継ごうと決めた覚悟はビシビシと伝わってきました。

また限られた時間のなかで、貪欲に学ぼうという意識が素晴らしすぎました。どんどん新しいことを吸収していきました。

そして、どんどんホトカミ公式アカウントを使いやすく改善してくれました。
これがすごくて、やっぱりご実家と同じような寺院のためにどうしたらホトカミが使いやすくなるだろう?便利になるだろう?という当事者意識がすごかったので、どんどん使いやすくなりました。

神社寺院からも「日常」と「告知」を分けて投稿できたり、
ご供養や法要についてのページも作成できるようになりました。

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hotokami.jp



その結果、昨年10月頃からホトカミ活用寺社の参拝者が増え始め、
「ホトカミ見てお参りしました!」という文化が生まれました。

実際にゆいま君のご実家も1年間で、除夜の鐘の参列者が30人→90人の3倍に増えました。

残念ながら、ホトカミ公式1000寺社を目指していたのですが、193件と目標は達成しませんでした。

しかーし!!!
あとは時間の問題。

正直半年前は、まだまだ使いづらい点だらけでしたが、めちゃくちゃ便利になりました。

「こんなに便利なのに、なんでもっと神社寺院にホトカミが広まらないんだろう?」と胸を張って言えるほど便利になりました。
(本当に。
↓だって、無料で簡単にホームページの代わりになるだけじゃなく、既にホトカミに集う月間100万人以上のお寺を探している人たちに情報発信できるんですよ↓)

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唯真君の意志を継いで、
年内に1000寺社登録目指して僕らも頑張ります!

hotokami.jp

 

ホトカミは、神社寺院の希望が可視化される場所

ゆいま君のブログにも書いてありましたが、
お寺を継ぐとは決めた当初、正直、将来に対して全く明るいイメージを抱いてなかったそうです。

「本当に仏教って、現代にも必要とされているのかな?」と不安に思っていた、と。

しかし、日本全国から神社寺院を求めてホトカミに集うユーザーさんの声や、実際のお参りの投稿、
そして、ホトカミを活用する住職の先輩方たちの動きや、
実際に参拝者が増えて、神社寺院が変わり、明るくなっていく様子をたくさん見ているうちに、希望を持てるようになったと言っていたのが、僕もとてもうれしかったです。

いやー、約9ヶ月、本当にありがとう!
そして、これからもずっとよろしくお願いします!

たくさん浄土真宗のことを教えて下さった西脇住職様も本当にありがとうございました。

お二人から学んだことを、日本全国の神社寺院に還元し続けていきます!

ゆいま君のブログも是非読んでみてください。また僕とは違った視点で描かれていると思います。

dothesamurai.hatenablog.com


そして、大学生インターン募集してます!

dothesamurai.hatenablog.com



お寺を継ぐか迷っていた大学生が、インターンを通して身につけた僧侶としての志  ー自分は何をするのか、ゼロからの意思決定が当事者意識を生んだー

こんにちは。約半年間お寺担当としてインターンをしていた西脇 唯真(にしわき ゆいま)です。

「もっとお寺が身近な存在になればいいのになあ」という想いを持って参加したホトカミでのインターンは、私の意識を大きく変える経験になりました。

1年前の私は、実家のお寺を継ぐのか悩んでいました。
しかし半年間のインターンを経験した今は、仏教を伝えお寺を残すのは自分だという当事者意識を持っています。

このブログを通し、半年間のインターンの経験を振り返ります。

 

インターンをはじめた理由

愛知県のお寺で育った私は、幼い頃から「もっとお寺が身近な存在になればいいのになあ」と思っていました。
しかし、人口減少や過疎化などにより地方のお寺の経済状況は悪化し続け、20年後は今あるお寺の4割が消滅するといわれています。
先行きの暗い未来のため、私は大学生になりお寺を継ぐべきか悩んでいました。

進路の決断を迫られる大学3年、日に日に増す悩みのなかでホトカミを知り、代表の吉田さんに初めてお会いしました。

「お寺や仏教を必要としている人はたくさんいる」
「目の前人の役に立てたら生きていける」
という言葉をくださった吉田さんは、これから減っていくといわれる神社やお寺を未来へ残そうという想いで、何もないゼロのところからホトカミをつくっていました。

ただただ悲観して悩んでいた私は、その姿勢に強く衝撃を受けるとともに勇気付けられました。
幼い頃の想いに純粋に向き合う勇気をもらった私は、「ホトカミを日本全国のお寺に広めたい」という気持ちが強くなりインターンをはじめました。

自分は何をするのか、自分で選択すること

ホトカミのインターンは決まった仕事は一つもなく、自分がやりたいと思ったことのなかから神社お寺、参拝者のためになることを探していきます。
社内のメンバーも、ホトカミを成長させるためには、何でもやります。
日々、インプットしながら新しいことに挑戦しています。

実際、入社して最初の日に「やりたいこと、役に立てそうなこと、できるようになりたいこと」を100個ひたすら紙に書きました。

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私が力を入れて取り組むことになった「公式アカウントを広める」は3つ目に書いてあります。


この100個にはじまり、自分は何をするか、ゼロから決めていきます。

何をやるか決めるためには、
1本当にやりたいという想いがあるのか
2想いを実現するために本当に最適な手段なのか

この二つを考える必要がありました。

一つ目は、「ホトカミを使う神社お寺が増えて欲しい」という軸があったので困ることはありませんでした。

二つ目を考えることがとても苦手でした。
吉田さんからは、
「目の前のことしか見えなくなっちゃうタイプ」
「できることばっかりやっちゃう」
と言われていました。

というのも、私はホトカミを使う神社お寺を増やすために、ひたすら神社お寺にメールを送ることばかりやろうとしていました。

振り返ると、自分がやりやすい仕事かそうでないか、を考えていたからだと思います。
今まで経験のないことに取り組むことを避けようとしていました。
これでは、最適な手段を見つけることはできません。
今の自分にできそうなことしか頭に思い浮かばないからです。

そこで、ホトカミを使う神社お寺を増やすために、何から行うべきか以下のようなマインドマップを書いて考え直しました。

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その結果、メールを送る以外にも選択肢がたくさんあることがわかりました。
(そりゃそうだ)

例えば、「まずは今の公式アカウントの神社お寺に参拝者が増えるように頑張ろう」とか。
そのためには、新しいことをたくさん覚える必要がありました。

HTMLを書いたり、インスタグラム勉強したり、メルマガを書いたり、Faxをつくって送信したり、チラシをつくったり・・・

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フォロワー1万人を達成したInstagram

https://www.instagram.com/hotokami/

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 3回ほど書き直して今の形になった神社寺院様向けホトカミ紹介ページ

【ホトカミ公式アカウント】120万人の神社寺院ファンへの情報発信ならホトカミ|無料公式アカウントのご案内

どれも初めてのことばかりで大変でしたが、徐々に新しいことに挑戦する抵抗がなくなりました。

過去に経験のないことをする方法は以下の5点です。
・ググったり本を読んでインプットする
・やってみる
・人に聞く
・フィードバックをもらう
・自分にできないとわかったら頼む

下3つの人にお願いする系はとても難しかったです。
黙っていても進まず、自分から声をかけなければ進まないからです。
しかし、人にお願いする系ができるようになってから、頭に思い浮かぶ選択肢の幅が広がりました。

自分は何をするのか、自分で選択して進めていくことで徐々に自信がつきました。
本当にやりたいことならば何でもできる!と思えるようになりました。

ホトカミを成長させたい想いが自分を成長させた

私は「ホトカミを使うお寺が増えて欲しい」という想いで働いていました。
しかし、いざ振り返ると、ホトカミの成長以上に私にとって多くの学びがありました。
エンジニアの小沼さんが、「ホトカミを成長させようと頑張ることが一番自分の成長に繋がるよ」と仰っていた通りだと思います。

はじめは本当に何もできず、メールの書き方、「いただく」「頂く」の表記を統一すること、パソコンの使い方、など基本的なことからやっていきました。

なにより、私に寄り添って教えてくださった吉田さんをはじめとする社内の皆さんに感謝です。

インターンの募集要項に書いてある「スキルは問いません。大切なのは愛とリスペクト」というのは本当でした。

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学んだことを生かして今後やりたいこと

一年前の私は、お寺が減っていくといわれる現状をただ悲観して悩んでいました。
しかし今は、自らが仏教を伝え、たくさんの人を癒しながらお寺を未来へ残していくんだという覚悟を持ち、そのためにできることを考えています。

来年は、仏教を学ぶために京都へ進学し、学校と並行して「お寺ツアー」や「傾聴」をやっていく予定です。

インターンで学んだことを生かしてがんばります!
最後までお読み頂きありがとうございました。

dothesamurai.hatenablog.com

 

ホトカミのインターンが気になっているあなたへ。現役インターン生がホトカミで働く理由や感想を率直に書きました【大学生インターン募集】

初めまして、日本最大の神社お寺のお参り記録投稿サイト「ホトカミ」運営・神社担当の荒井日菜子です。
私は國學院大學神道文化学科で神道について学び神職資格の取得を目指しながら、インターンという形でホトカミに参加しています。一般家庭出身で現在大学2年生です。

このブログでは、「私がホトカミでインターンをしている理由」「ホトカミでのインターンの業務内容」についてお話ししたいと思います。

「日本文化が好きで仕事に活かしたいけれど、どうしたらいいかわからない」
「今まさにホトカミでインターンをするか迷っている」

という方にぜひ読んでいただきたいです。

目次

 

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ホトカミ運営会議の様子。和気あいあいとした雰囲気の中、みんなでアイデアを出します。

なぜホトカミでインターンをしているのか

大好きな日本文化を後世に残したい

私は小さい頃から家庭で行う年中行事(節分の豆まきやひな祭りなど)が好きで、四季の移ろいを大切にする日本文化に自然と惹かれていきました。
大学受験を機に本格的に日本文化について学ぼうと思い、日本固有の民族宗教である神道を学べる國學院大學に進学しました。
入学後に神職資格を取得できるコースがあることを知り、神社を後世に残す手助けがしたいとの思いから神職資格課程を受講することにしました。

自分1人の力ではどうにもならない

大学に入学してすぐ、神社業界が想像以上に厳しい局面に置かれていることがわかりました。
参拝者の減少はもちろん、後継者不足労働環境の問題など様々な課題が山積しており、私1人が神職になったところでこれらの課題は何も解決しないと思いました。
ただ漠然と「日本文化を後世に残したい」と思っていただけの私には具体的な目標がなかったので、神職資格の取得を目指しながら、神社でのご奉仕以外で神社のためにできることを探し始めました。

多くの人に神社へ足を運んでもらいたい

現代の神社において参拝者・氏子の減少は喫緊の課題です。
神社を後世に残すには、たくさんの人が継続的にお参りに来てくれなければいけません。
そのためには、神社の魅力をより多くの人に知ってもらう必要があります。
どうすれば多くの人に神社の魅力を伝えることができるのか考えていた時、ホトカミに出会いました。
ホトカミがインターネットの力を使って神社お寺の魅力を発信していることを知り、まさに自分がやりたかったことだ!と衝撃を受けました。

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ホトカミに入る前の荒井が衝撃を受けたホトカミトップページ。ユーザーさんからご意見を頂き、どんどん改善されています。

今は、ホトカミを良いサイトに成長させ多くの人に利用してもらうことが、神社の参拝者を増やすことにつながると信じて日々頑張っています。

ホトカミでのインターンの業務内容

ホトカミの成長のために

私はインターン生として社長をはじめ運営メンバーとの対話を重ねるなかで、「ホトカミを成長させることが神社を後世に残すための手助けとなる」と考えるようになりました。
今はホトカミをより良いサービスにするべく、私にもできることから着手しています。

以下、私が担当している業務内容とその意義をまとめました。
パソコンに向かっての仕事が主になるので地味な印象を受けるかもしれませんが、ホトカミのサービスの質と認知度の向上のために必要不可欠な仕事であると感じています。

  • 毎月の限定御朱印記事の執筆や編集
    →神社お寺の魅力を正しくわかりやすく多くの人に伝える
    例えば下の記事は、13万回以上読んでいただきました。

    hotokami.jp

  • ユーザーさんからのお問い合わせに対応
    →ホトカミをより利用しやすいサイトに改善する
  • ホトカミ公式SNSアカウントの運営
    →神社お寺の魅力を発信しながら、ホトカミを知らない人にホトカミを知ってもらう
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    ホトカミ公式Instagram。おかげさまでフォロワー1万人突破しました!
  • ホトカミのページの閲覧回数など、数値情報をまとめる(毎週)
    →ホトカミの改善点や課題を見える化する
  • 会議に出席して意見やアイデアを出す(毎週)
    →ホトカミを成長させて利用者の満足度を高めるとともに新規利用者を獲得する
  • その他、運営メンバーが円滑に仕事を進められるよう頼まれたことに取り組む

「千里の道も一歩から」の言葉を信じて、地道なことをコツコツ積み重ねています。

寄合(よりあい)を通して自分を知ることができる

ホトカミ運営には「寄合(よりあい)」というシステムが設けられています。

寄合では毎月末に1回2時間程度、社長の吉田さんと2人で楽しく会話しながら、1ヶ月を振り返り、今後挑戦したいことなどの相談ができます。

私はホトカミでのインターンを経験するなかで、自分には向いている仕事と向いていない仕事があることに気づきました。

私はユーザーさんとのメールのやり取りを通してホトカミの改善点を見つけることがすごく好きなので、他の運営メンバーもよく任せてくれます。
逆に、記事に関する文章力にはあまり自信がないので他のメンバーに推敲や編集をお願いしています。

このように、「私はユーザーさんとのメールのやりとりが向いている」と思えるようになったのも、文章力に自信を持てない私が毎月の限定御朱印記事に関わることができるのも、寄合のおかげです。

寄合を通してホトカミへの思いや今後の目標をブラッシュアップさせ、課題の細分化や業務の優先順位付けなどがスムーズにできています。

あなたも一緒にホトカミを作りましょう!

私たち運営は、ホトカミを一緒に作ってくれる仲間を募集しています。

「ホトカミ見ました」を合言葉に多くの人が神社お寺に集まれば、神社お寺が賑やかになることはもとより、後継者不足・労働環境の問題などの根本的な課題も解決の方向に向かっていくと思います。
ひいては神社お寺の発展にもつながると信じています。

知識や経験は問いません。必要なのは日本文化への愛とリスペクトです。
ともに神社お寺、日本文化の魅力を多くの人に伝えましょう。

ホトカミでのインターンに興味のある方はぜひ、下記の応募フォームから詳しいお話を聞かせてください!

goo.gl

インターンの募集要項やよくある質問をまとめた記事もあります。
「自分にもできることがありそう」と思った方はぜひ読んでみてください。

dothesamurai.hatenablog.com

年間350時間の起業家合宿「クロコム」とは!?1年間の講師経験を経て、神社寺院の経営再建を応援する力が身についた話

こんにちは。
月間230万PVの参拝者と神社お寺でつくるお参りの記録共有サイト「ホトカミ」を運営する株式会社DO THE SAMURAI代表取締役の吉田 亮です。

現在、学生インターンやエンジニア、仲間を募集しています。
↓詳しくは↓
【採用情報】日本文化や神社お寺好きを募集! (大学生インターン、デザイナー、エンジニア、お坊さん神職さん、アルバイト、寄稿)

今回は、僕が1期生としてお世話になりホトカミを生み出すきっかけになった起業家を支援するNPO法人ETIC.さん主催のMAKERS UNIVERSITYの起業特別ゼミのクロコムについて簡単に紹介します!

4年目になる今回は1年間、僕も講師をつとめさせて頂きました。

とにかく参加者の4期生のみんなが描く世界観や気付き、大切にしている価値観が尊すぎて、僕が少しでも応援することで、未来が少しでも良くなればいいなという想いで講師を務めさせてもらいました。

思わぬ副産物として、350時間の講師を経て、人生をかけたゼロからイチを生み出す瞬間を徹底的にサポートした経験のお陰で、
神社寺院の経営再建や事業継承を応援する力がめちゃ身につきました!

覚悟を持って事業に取り組み、ゼロからイチを生み出すときに起こりがちな色んな壁をこれまでトータル100社近く目の前で一緒に悩んできたので、手に取るように気持ちが分かるようになったからです。

日常から住職さんや神主さんの相談を受けることが多いですが、
ここ数年間ずっと起業家に囲まれて生活している日々、そして、間違いなくこの講師の経験が神社寺院の経営相談に役立っています。
(まだまだ修行中の身ですが、辛かったり不安だったり、何とか良くしようと頑張っている相手の経営者の気持ちに寄り添って、心から相手のハッピーを願って、事業を考え、アイデアを生み出し、言葉や態度を紡ぎ出そうという姿勢が身につきました。またブログ書きますが、ホトカミ経由での収益が月50万円増え、数十年ぶりに黒字化した神社あります!)


今回は、1期生のメンバーであるだけではなく、講師として1年間共に過ごしたクロコムについて紹介します。

クロコムって何やるの?

僕が2013年からお世話になっている起業家を支援するNPO法人ETIC.さん主催のMAKERS UNIVERSITYの起業特別ゼミをクロコムと言います。

株式会社デジサーチアンドアドバタイジング創業者の黒越誠治さんが主催です。
↓黒越さんの紹介記事↓

forbesjapan.com

forbesjapan.com



MAKERS UNIVERSITYについては、以下の記事をお読み下さい。

japan-ryo.hatenablog.com

 

クロコムは、3月の4泊5日の合宿に始まり、年間350時間も合宿をやります。

何をやるかというと、
起業家が一生かけたいと思えるような事業をゼロからイチを生み出し、
覚悟を決めて進むなかで、あらゆる問題をみんなで共有し、支え合っていく場です。

でも、決して起業することを勧めている場ではないので、
起業しないと決めることも、尊い決断だと応援しています。

大事にしている価値観は、
オープン、フェア・対等であること、心理的安全、自分を知る、当事者意識、決断と判断の違いなどなど。

決して黒越さんや僕ら講師がノウハウを教える場ではなく、
全員がひとりの起業家として対等に接する場です。

 

 

 
4月から11月までの7ヶ月間は毎月とある金曜日の20時に集まり、
土曜日の22時まで、26時間合宿します。

8月の合宿は、みんなで成長市場を見ようということで、
ミャンマーの首都ヤンゴンに、「現地集合・現地解散」で行きました。

 

クロコムの手触り感については、以下の記事をお読みください。

makers-u.jp


決してイケイケな起業家の集まりじゃない

ここまでだけ読むと、なんかすごそうだなぁと思われる方もいるかもしれませんが、
実際は、毎回多分みんな大変です。

辛いことというか、悩むこと、分からない不安とかもたくさんあります。だって、みんな初めての経験だもの。

さらに、シンプルに「本当にやりたいことは何?」と問われ、
明確に覚悟を持って、答えることはなかなか難しいです。

実際僕は2016年4月に個人事業主から法人化して起業し、うまくいっていたのですが、
3ヶ月後のちょうどクロコムの期間中の7月には全ての仕事を辞め、
「人生をかけて本当にやりたいことは何だろうか?」と3ヶ月間引きこもって問い続けた後、今のホトカミという事業を人生かけてやっていこうと決めました。

そのとき、自分と向き合った時間、付き合ってくれた仲間のおかげで、
今のホトカミがあります。

↓詳しくは平成最後の日に書いた記事をお読みください↓

dothesamurai.hatenablog.com




一緒に講師を務めた2人の仲間

次に、一緒に講師を務めた仲間を紹介します!
2人とも超絶リスペクトな仲間です。

難民さん支援のNPO法人Welgee代表のジェスさん

4年前からずっと一緒に切磋琢磨しているジェスは、やっぱり心に寄り添う力。

傾聴力だけじゃなく、相手の幸せを願って投げかける問いのしなやかさ、人間の権利と向き合っているからこその言葉の深さにいつも感心させられる。

そしてその言葉を生み出すためにめちゃくちゃ実は頑張ってるところ知り尊敬深まりました。

forbesjapan.com

国内クラウドファンディング史上最高額の3億円のたむけんさん

たむけんは、思考の広さ深さから生まれる言葉で伝え、視野を広げさせる比喩力。

ゼロイチの作用点を見つける着眼点に加えて、クラウドファンディング日本最大となる約3億円を集めるほどの未来を大きく描く力にいつもワクワクしました。

prtimes.jp

クロコム出身の起業家

最後に、クロコム出身の起業を紹介していきます。
これまでの4年間で50社近く誕生しました。
そのなかから一部抜粋して紹介します!(随時、追加していきます)

1期生

株式会社DO THE SAMURAI

bizpow.bizocean.jp

 

FULMA株式会社

www.itmedia.co.jp

NPO法人Welgee

www.welgee.jp

2期生

ゲムトレ

forbesjapan.com

暮らしの台所・あがりこぐち

suke10.com

3期生


note.mu

ポップコーン起業家もいます。

最後に

そんなクロコムにも参加できるMAKERS UNIVERSITYの5期生の募集の締め切りが11月21日(木)までです!
大学生のみなさん!応募をお待ちしています!
迷ったら、ぜひ応募してみてください。

プレエントリー | MAKERS UNIVERSITY



PS.DO THE SAMURAIのみんな、1週間ミャンマー行って日本いなかったりも含め、まだまだどベンチャーなのに、350時間も代表がいないなか仕事任せられて、本当に助かりました。

日々みんなとホトカミを育てるために何かを生み出している価値やプロセスが糧になって僕もパワーアップしています。

本当にありがとう!
来年も同じく、よろしくお願いします!


PS2.社内では折に触れて全体会議などでやっていますが、
この経験を活かして、住職さん神職さん向けのゼロからイチを生み出す合宿やりたいです。
12月〜2月はクロコムが無いので、24時間予定を確保して合宿できる住職さん神職さんが3人以上集まれば、日本中何処へでも行きます!
 

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dothesamurai.hatenablog.com


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会社とホトカミに仏教を注ぎ込んだ第1号お坊さんインターン生の卒業、累計50万ページビュー布教の舞台裏

こんにちは。
参拝者と神社お寺でつくるお参りの記録共有サイト「ホトカミ」を運営する株式会社DO THE SAMURAI代表取締役の吉田 亮です。

現在、仲間を募集しています。
【採用情報】日本文化や神社お寺好きを募集! (大学生インターン、デザイナー、エンジニア、お坊さん神職さん、アルバイト、寄稿)

 

 

9月いっぱいで17ヶ月インターンをやり遂げた郷くんが、卒業しました。

今日は彼との思い出を書き残します。

 

彼が遺伝子として、会社そしてホトカミに残してくれたものは、

ズバリ、『仏教』そのもの!

 

弊社初のお坊さんインターン生として、

本当に日々、僕らに仏教をたくさん教えてくれました。

 

そして、ホトカミに仏教をたくさん注入してくれました。

 

郷くんが執筆した記事の総ページビュー(読まれた回数)は、
なんと約50万ページビュー。

ネット上で最も布教したお坊さんの一人といっても過言ではありません。

(そもそもググって出てくる記事は業者のソース不明の記事ばかりで、お坊さんが書いてる記事はなかなかググっても出てこない問題感じてる。)

 

でも、その道のりは険しく、

郷くんも最後のブログのなかで、

自分自身も僧侶である以上、仏教に関するポイントなど、決して譲れない点はありました。ここは譲れないというポイントで、記事の編集などでよく吉田さんとぶつかっていたことも、今やいい思い出です。笑

1年7ヶ月の間、ホトカミで学んだこと 仏教担当が感じたことまとめ 

と振り返っているように、めっちゃケンカたくさんしました。笑

 

「一般の人はそんなこと知らないよね」

「なにそれ難しい、お坊さんの世界のことを当たり前のように言わないで」

「自分が言いたいこと言ってるだけで、興味持って知りたいと思ってホトカミ見てる人置いてけぼりじゃん」と僕は何度も言いましたし、

その視点はずっと忘れて欲しくないですが、

そのお陰で僕も本当にたくさん仏教の考え方、歴史、大切なこと教えてもらいました。本当に貴重な存在でした。

 

もちろん記事を執筆する以外にも、いろんな仕事をしていたのですが、
特に郷くんとの思い入れが深い、ホトカミでの記事の執筆について、
これまでの作品の紹介とともに時系列で振り返ります。

ネット上の岩波文庫をつくろうという意気込みで、ひとつのテーマで記事を書くのに長いと、企画や調査から合わせて2ヶ月以上100時間かかることもありました。

その片鱗も合わせて紹介します。

 

 

護摩のご利益とは?仏さまの厄除けパワーをいただこう!(6.2万ページビュー)

記念すべき郷くんの1本目の記事。

 

いやー、はじめはお坊さん言葉すぎて、漢文を書き下したみたいな文章で、

なに書いてるか意味わからなさすぎて、苦笑いした思い出あります。

 

でも、そのときから「仏教を少しでも伝えるんだ!」という信念はとても強く感じました。

 

その時期、二人目のインターン卒業生村上くんに師事して、郷くんは文章の基本を学んでいました。

【モー娘。で出会った村上くんのインターン卒業】晴れの日があるからそのうち雨も降る全ていつか納得できるさ!人生って素晴らしい!

 

hotokami.jp

 

 

 

初心者でも安心!写経とは?筆ペンと写経用紙セットを準備し、今すぐ写経を始めよう!(15.1万ページビュー)

 

この記事も思い出深いです。

 

僕らは毎回、記事を書く前に、
「大義(そもそもなんのためにそのテーマで記事を書くのか?)」を決めてから取り掛かります。

 

この記事のテーマは、「写経人口を10万人増やす!」

写経界の中興の祖になる志で取り組みました。(とりあえず心意気がすごかった。)

 

写経会も開いたことないのに、写経について伝えられるわけない。

ということで、実際にお坊さんとして写経会を開いて気持ち高めてからその経験も踏まえて執筆しました。

 

写経の記事でケンカしたのは、「結集を紹介するか問題」。

写経について伝えるためには、お経の話が出てくるわけだから、
そのためには結集(めっちゃ昔、お坊さんが集まって経典を編集した話)を入れるべきだ!という郷くんの主張と、

なんで写経したいだけなのに、結集とか出てくるの?っていう読者目線の僕の主張で揉めました。笑

 

ヒートアップしすぎて、夢でうなされるように第四結集が出てきた思い出があります。

hotokami.jp

 

 

始めるコツは「面白がること!?」お寺がインターネット使っていいのか聞いてみた【難波別院インタビュー】(0,3万ページビュー)

こちらは、大阪の難波別院さんのインタビュー記事です。

 

いやー、今思うと無茶ぶりでしたね。ごめんなさい。

初のインタビュー記事にして、登場人物が5人という複雑さ。

 

めっちゃ編集は難しかったと思います。

でも、テクノロジーと仏教が交差するホトカミらしい大好きな記事のひとつです。

hotokami.jp

 

 

 

アジアに根付くさまざまな仏教(0.3万ページビュー)

この記事は僕はノータッチでした。

 

僕と記事書くってなると「大義」とか、仏教界を勝手に背負った内容になって、

ハードルが上がりすぎてしまうので、自由に書いて、ユーザーさんに楽しんでもらおうという記事でした。

 

hotokami.jp

 

 

 

お遍路に行こう!初心者でも安心、四国八十八ヶ所の準備から歩き方まで紹介(0.7万ページビュー)

いやー、これも懐かしい。

僕がお世話になっているお坊さんに感化され、歩いてお遍路行ってきますわ!となり、

せっかくなら、お遍路の記事も書こうということで、執筆しました。

 

マジでこの記事読めば、あなたもお遍路いけます!

魂、込めました。

 

この記事は、「歩きお遍路の人口を増やす!」という志のもと執筆しました。

ホトカミでは、各地の巡礼も地図や紹介とともに紹介しています。巡礼の達成度も可視化できます。

四国八十八ヶ所霊場(お遍路)の御朱印やアクセスの情報まとめ - ホトカミ - 参拝者と神社お寺でつくるお参りの記録共有サイト

 

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近くのお寺で除夜の鐘をつこう!回数の意味や時間も紹介【2018-2019】(0.8万ページビュー)

 

大義は「一人でも多くの方に、除夜の鐘をついてお参りして欲しい」

 

「なぜ、108回なの?」に答えるために、めっちゃ表現を工夫したり図を入れたり、苦労した記憶あります。



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2019年春と秋のお彼岸はいつ?お供えなど、安心してお彼岸にお参りするための全知識を紹介(22.6万ページビュー)

この記事は、記憶が正しければ、2回書きました。笑

 

お彼岸の由来を分かりやすく説明するの、めっちゃくちゃ大変なんですよ。

ここでも、どこまで詳しく書くか?、
あともはや2000年前の話はもちろん諸説ありな部分もあるし、表現が曖昧だったりもして、
どう伝えるかはかなり何度も練りに練って書き上げました。

 

例えば、

「パーラミターは、到彼岸ともいいます」という一文だと、一般の方には意味がわからないので、

以下のように表現しました。

「「パーラミター」という言葉が中国に伝わり、漢字に翻訳されたとき、中国のお坊さんは「パーラミター」を「到彼岸(とうひがん)」と翻訳しました。」

 

という感じで1万字くらい頑張って文章書いたので、結果としてたくさん読まれて嬉しいですね。

 

この記事の郷くんのこだわりポイントは、お彼岸の過ごし方として、「六波羅蜜」(ろくはらみつ)についても紹介していることでしょうか。

hotokami.jp

 

 

 

2019年のお盆の期間はいつ?お供えや飾りから由来まで徹底紹介(2.8万ページビュー)

この記事は今年の1月頃から着手していたにも関わらず、

お盆はとっても大事な文化だからと、僕が日本を背負ったような気合いで臨んでしまった結果、

企画段階のハードルを上げすぎてしまい、2月から7月まで5ヶ月もの間、眠らせてしまったテーマ。

 

結果として、卒業を見据えた郷くんがお盆に間に合うように書いて、公開までたどり着けました。

 

お盆の由来となった、中国で生まれた「仏説盂蘭盆経(ぶっせつうらぼんきょう)」というお経のエピソード好きです。

hotokami.jp

 

 

空海(弘法大師)は人を救うために生涯を捧げたお坊さんだった!真言宗の密教や実践方法、最澄との関係まで徹底紹介(

最後は、郷くんの宗派である真言宗の祖、空海さんについての記事でした。

 

いやー、もう感動しました。うるうるしました。

この記事は僕は編集担当してないです。少しアドバイスしただけです。

 

郷くんが自らの力で、17ヶ月の集大成でもありながら、これからの人生の決意表明とも言えるような言葉を生み出してくれました。

hotokami.jp



最後に

一般の家庭出身で、仏教を学ぶ高野山高校に進学し、大正大学へ進学し、来年からは高野山で修行する郷くん。

 

多分、これからたくさん大変なこともあると思います。

 

でも、郷くんの「仏教が好き」という気持ちは本当に純粋で、尊いもので、郷くんが胸を張れる生き方の軸になっているのは間違いないです。

 

この17ヶ月、誰よりもそのことを間近で感じさせてもらいました。

 

はじめて会ったときに自然な笑顔で「仏教好きなんすよね」と語ってたのは一生忘れられない瞬間です。

 

17ヶ月、本当にありがとうございました!

 

南無大師遍照金剛

合掌

 

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dothesamurai.hatenablog.com


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1年7ヶ月の間、ホトカミで学んだこと 仏教担当が感じたことまとめ

こんにちは、ホトカミ仏教担当の横井です。

さて、本日、9月30日をもってDOTHESAMRUAIでのインターンを卒業することになりました。

ホトカミをやり始めてから、自分は様々なことを学ぶことができました。今回は、自分がインターンで学んで、成長したことについて書いていきます。

 仏教界と一般人とには、大きな認知のずれがあった

ホトカミをやり始めて真っ先に思ったことは、一般人ってこんなこともわかってなかったのか!ということです。

一番最初に執筆した護摩の記事https://hotokami.jp/articles/113/の時、自分の常識で書き進めて初稿を提出しても、書いてあることがわからないとみんな口を揃えて言いました。

自分では当たり前だと思っていることも、一般の人には全く伝わらないのです。自分がホトカミをやっていて、1番大変だったことは、いかにこの理解度の差を埋めてあげれるか、ということでした。

一般人が求めているものと、お坊さんが伝えたいものの間には、大きな差があることに気づきました。

よくありがちなのは、お坊さんが伝えようとしていることが一般人には全く求められていなくてスベってしまい、結局何も伝えることができなかった・・・というパターンです。

スベる理由は、内容が難しい、言いたいことがよくわからない、専門用語がわからない・・・など様々ですが、結局は一般人には何も伝わっていないということです。

 

ですが、自分自身も僧侶である以上、仏教に関するポイントなど、決して譲れない点はありました。ここは譲れないというポイントで、記事の編集などでよく吉田さんとぶつかっていたことも、今やいい思い出です。笑

 

大事な点と、世の中に広めるために変える点、この二つをどう組み合わせよう?と思った時、なるほどな、と思ったことが一つあります。

それは、以前ホトカミでインタビューした、来宮神社の雨宮宮司の

「変えていいものを変える」より、「変えてはいけないものを残す」

という言葉でした。

https://hotokami.jp/articles/157/

 

変えてはいけないものを残せば、あとは人のためになることなら、なんだってやっていいんだ!ということは、もっといろんなことを仏教から生み出すことができると思いました。

仏教界、特に我々真言宗は、新しいことがなかなか生まれてきていない印象を持ちます。真言宗のこと、お大師様のことをもっと広めたい!と思ったとき、本当に大切なものを見失わずにしっかりと伝え、多くの人に触れていただける方法を生み出していくことが私の今後の課題です。

 

なんでお坊さんになりたいのか?ということを真剣に考えられた場所がDOTHESAMURAIでした

「在家出身からお坊さんになる」ということは、しっかりとお坊さんになる理由を自分で考えなければなりません。

私は、毎月の寄合などで日々お坊さんになる理由をブラッシュアップすることができました。

その中で、私は最終、このように考えました。

 

一番は、自分を今まで育ててくれた仏教が好きで、高校、大学と学び、触れていく中で、仏教のために頑張っている人がすごく輝いて見えた。
そんな仏教が、あと数十年すれば半分以上のお寺が消滅し、なくなっていってしまうことに対して、自分に何かできないかと思ったから。
自分がお坊さんになって、仏教に触れる機会を葬儀や法事以外でも増やし、少しでも仏教っていいな、ありがたいな、救われるなと人々に思ってもらえるように、しっかりと修行して、自分にできる方法で人のために仏教を通して尽くしていきたいから。 

 自分自身、人間として、社会人として甘いと言われることもあるかもしれません。

しかし、自分が本当にやりたいことをしっかりと考え、それに向かって全力で取り組むことが、結果自分も幸せになり、他の人も救うことができるはずです。

 

最後に

私はDOTHESAMURAIを卒業したのち、しっかりと大学を卒業してから高野山でお坊さんになるための修行にのぞみます。

自分の信じるものを、一生懸命に取り組み、世の中を少しでもよくすることができたら何よりです。

また、自分がホトカミに蒔いたタネがどれくらい成長しているか、一ユーザー、一お坊さんとして見守っていきたいと思います。

 

長い間、お世話になりました!

 

南無大師遍照金剛

合掌