ホトカミをつくるDO THE SAMURAIのブログ

みんなでつくる神社・お寺の投稿サイト「ホトカミ」を運営している、株式会社DO THE SAMURAIのブログです。

DO THE SAMURAIとの出会い、新たなフィールド

はじめまして、DO THE SAMURAI でホトカミのライターを始めました、横井郷と申します。

 

現在仏教系大学で学ぶ大学二年生、仏教を専攻しながら今はライター見習いとして文章を書く修行をしています。

 

自分がなぜホトカミに出会ったのか、これからどうしていきたいのかということをすこし書いてみたいと思います。

 

仏教との出会い

愛知県稲沢市出身の私は、お墓屋さんの長男として生まれました。地元の公立小学校、中学校をへて中三の時、進路を考える際にふと、

「なりゆきで地元で入れる高校見つけて入って、自分はこれから何をしていくんだろう」

ということを思うようになりました。

 

なにか自分しかやらないことはないか、他人と違うことがしてみたい!というすごく簡単な思いとぱっと結びついたのは実家のお墓屋さんという仕事。

 

実家を継ぐことを考えていたので、最初はビジネスや経営の道をイメージしていました。そんな中浮かんだもう一つの道。

それが仏教の道でした。

 

お墓屋さんの生まれということで、実家は少なからず仏教にかかわっている仕事でしたし、

父は熱心なお遍路参りの人だったこともあり、実家では毎晩、家族で夜のお勤めをしてから寝るというような生活で、割と仏教はなじみがあるものという印象を持っていました。

 

地元を飛び出し高野山へ

結果、私はずっと住んでいた愛知県を飛び出し、高野山高校へ進学することにしました。

高野山へ行くといったとき、クラスのみんながお前マジかよみたいな雰囲気になったことを覚えています(笑)

 

高野山での生活は厳しくも、学びの多い三年間でした。

高校生活はお坊さんとして生活していたので、得度(お坊さんとして仏門に入る儀式)を受け、アニメの一休さんのような見た目になり、朝のお勤めから始まり、高校の授業の中では普通の勉強に加えてお経の唱え方を習ったりしていました。

夜には寮の掃除をしてから夜のお勤めをして寝るという暮らしで、不便もたくさんありました。

 

ケータイの電波は弱いし、インターネットがないため動画も通信制限のことを気にしながらというありさまでしたし、買い物も店がお土産屋などしかないという状況でした。

(一年の夏ごろに山の中にファミマができて、amazonがコンビニ払いで使えるようになったので物不足は解消しました(笑))

 

そんな山暮らしでしたが、仏教について多くのことを学び、実際に経験でき、今の自分の基礎となるような高校生活でした。

 

山あり谷ありの高校生活も終わりに近づき、さぁ大学はどうしようかということを考える時期に、また選択しなければならない状況となります。

 

ド田舎の次は大都会!?お山を飛び出し東京へ

高校を卒業した後には大まかに自分には二つの道がありました。

一つは高野山にのこり、お坊さん街道をまっしぐらに進む道。

そしてもう一つが、より広く、より多くのことを別の場所で学ぶということでした。

 

そして私は後者を選びます。高校のほかのクラスメイトがお山に残る中また一人飛び出すこととなりました。

 

「高野山にいたら確かに高野山のことやお坊さんの道のことはたくさん学べる。でも、べつの宗派のことや仏教がこの先生き残ることにはどうしたらいいか、実家の仕事もこの先何が求められていくのか?」

 

「「今、何が仏教に求められているのか??」」

 

ということが私を東京に向かわせた原動力となりました。

 

仏教青年会活動、そしてDO THE SAMURAIとの出会い

東京という新たなフィールドで、私は大学の仏教青年会に入ります。そこで地域とかかわっていく寺院のことや、世界の仏教徒との交流など、さまざまな体験をすることができました。

 

そこで見えてきたこと。それは、

「仏教にはまだ知られていないだけでもっといろんなことと結びつけられるんじゃないか?」

ということでした。

 

そして、他大学との合同の仏教青年会の合宿の時に参加されていた方のご縁で2年生の12月よりDO THE SAMURAIに参加しました。

 

入社して分かったこと

入社して強く感じることは、世間にはお寺に興味を持ってくれている層は確実にあるということ、そして人によまれる文章を書くことの難しさです。

 

興味を持っている人でも、必ずしも仏教に詳しい訳では無いし、伝えたいことを保ったまま読まれる文章にしていくことが非常に難しく感じました。

 

今後の自分の課題は、文章を書くというスキルを鍛え、その先にホトカミを通していかに人に求められている仏教を発掘できるかということです。

 

今後もホトカミを通して皆様に有意義な情報を発信していきたいと思いますので、今後も温かく見守って頂けるとありがたいです。

 

合掌