こんにちは、ホトカミ仏教担当の横井です。
先日9月8日、豊島区にある金剛院において行われた「ココロとカラダの健康塾」に参加して思ったことを書こうと思います!このイベントは、仏教と医療の両面から健康を考え、人々を健康にすることで社会貢献を目指す「ヘルシーテンプル構想」の第一歩として開催されたイベントです。
仕事や日常生活で当たり前のように使っている「自分」について、改めて考えてみる機会になりました。
ココロの健康とカラダの健康は車輪の両軸である
健全なる精神は健全なる体に宿るという言葉があります。私はその逆も然りなのでは?と思いました。
どちらか一方が欠けても健康であるとはいえません。WHOは、健康の定義を「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいう」としています。
つまり、心と体の両方を健康にしていくことが真の健康への道、というわけです。
意識の力ってすごいという話
頭の中で思ったり、考えたりすることは体にそんなに作用することはないと思ってしまいがちです。
ですが、心で思うことはカラダにものすごく影響を及ぼすそうです。
海外の実験で、膝関節症の患者相手に、本当の手術をして治療する人と、ただ切ってなにもせずそのまま縫合するだけ、という実験した結果、どちらも治ったという報告があったそうです。
つまり、思い込みの力は原因がわからない病気も治してしまう力があるらしいということです。
実のところ本当にそうなの?ということは医学を修めていない私にはよくわかりませんが、意識の力で人が不健康になっていくということはあると思います。
悪い意識が心のなかに残ってしまうと、それにより体にさまざまな悪い影響を及ぼしてしまいます。
さらに、本当は何もないのに心が悪い刺激を放つようになってしまうと、いわゆる鬱の状態になってしまいます。
そうならないためにも、心の状態を観察し、整えることが体のためにも必要なことだと思いました。
また、今の自分を否定せず、ありのままに受け入れてあげることも必要であると思いました。
「自分」をいたわるってすごく当たり前なのにおろそかにしがちなんだろう
24時間365日、お迎えが来るまで絶えず付き合い続ける「自分」という存在。そんな大切なものをいたわることを、どうしても忘れがちになってしまうという人は多いのではないでしょうか。
暴飲暴食、運動や睡眠不足、荒れた心をそのままにしてしまう・・・
私は思いつく限りの不摂生を続けてきてしまったので、決して健康とは言えなくなってしまいました(笑)
これがまだ笑いごとで済めばいいのですが、笑えなくなってしまったときのことを考えると、健康を意識して生活することがいかに大切なことか、すぐにわかるはずです。
今回、ココロとカラダの健康塾に参加して、改めて健康について考え直し、自分と向き合うきっかけを得ることができました。
みなさまも、どうぞ「自分」を大切にしてあげてください。