ホトカミをつくるDO THE SAMURAIのブログ

みんなでつくる神社・お寺の投稿サイト「ホトカミ」を運営している、株式会社DO THE SAMURAIのブログです。

「ホトカミ」との出会いと現在

こんにちは!

神社お寺の口コミ投稿サイト「ホトカミ」を運営する株式会社DO THE SAMURAIでライターをしている立崎と申します。

大学で和歌文学を専攻している三年生です。

 

今回は初めての投稿ということで、少し私のことについて書いてみようかなと思います。

終始自分語りをする予定ですが、お付き合いいただければ幸いです。

 

 

 なぜDO THE SAMURAIに入ったのか?

 

私が DO THE SAMURAIに入ろうと思ったのは2017年夏、大学三年生の夏休みです。

 

前期で卒業に必要な単位をほぼ取り切った私は、後期のスッカスカの時間割を見ながら考えていました。

「後期 超暇だけど何しよう…」と。

三年生にして週6コマしかないんですよ。さすがあそ文学部。

 

ここで真面目な学生さんだったら「卒業単位にはならないけれど、いろいろな講義に出てみよう!」となったのでしょうが、そこまで興味のない講義に出てもどうせ寝たり途中から行かなくなったりしてしまうことは目に見えていたので、暇な時間に大学に行くという選択肢はありませんでした。ごめんパパママ。

あ、でも日本に限らず昔の人の文章に興味があったのでヒエログリフ講座なるものをとりました。めっちゃ楽しい。

 

 ではいったい膨大な時間を何に使うのか。

もともと日本文化が好きだったので、何か日本の伝統的なものにかかわることはできないかと考えて、ひたすらネットサーフィンをしていました。

今となってはどうやってたどりついたのか覚えていませんが、最終的に神社お寺の投稿サイト「ホトカミ」に出会います。(昔見たことのあるサイトだった気がしなくもないですが、ちゃんと認識したのはこの時です)

 

「ホトカミ」がどういう想いで運営されているのか、「ホトカミ」は何がしたいのか、それらを知るうちに「これ私がやりたいことに近いのでは!?」と気付きます。

Wantedlyというサイトを通じて募集がかけられていたため、サイトに登録し、話を聞きに行きたいボタンをポチッと押しました。

ボタン押すだけで面接に進めるなんて最高ですね!(当方、現在就活真っ最中です)

その後はとんとん拍子に話が進み、晴れてDO THE SAMURAIで働かせていただけることとなり、現在に至ります。

 

「ホトカミ」の何に共感したのか

本題に入る前に、「なぜ私がこんなにも日本文化にこだわるのか」というお話をしたいと思います。

 

おそらく原体験と呼べるものは、物心ついた時には海外にいたことにあるのだろうと思います。

私は0歳から5歳までオーストリアのウィーンという街で育ちました。

インターナショナルスクールの幼稚園に通っていたため、様々な国籍を持つ友達に囲まれて育ちました。

幼かったため、当時のことはあまりよく覚えていませんが、この経験が「自国の文化」を強く意識するきっかけとなったことは間違いないでしょう。

 

帰国してからは、「日本の伝統的なもの」「日本らしいもの」にアイデンティティを感じるようになります。

しばわんこの和のこころシリーズが愛読書でした。お着物や百人一首が好きな小学生でした。

 

その後、毎朝礼拝のあるようなミッション系の中学校に進学したこともあって、日本の伝統文化とは疎遠な6年間を過ごしましたが、古文が一番好きな科目でしたし、文楽に興味を持ったりと、細々と私の日本文化好きは続いていたように思います。

大学では日本の古典文学を専攻したいと思い、文学部に進学しました。

 

ただ漠然と日本文化が好きという気持ちだけ持っていた私ですが、大学生として将来のことを考えるうちに「日本文化や日本の魅力を発信できる仕事をしてみたいなあ」と思うようになります。

 

この国には素晴らしい伝統と歴史があり、魅力的な文化が、人が、場所が、たくさんあるのに、当の日本の人々は気にも留めていないのではないでしょうか?

偉そうにこんなことを言っている私も、日本の伝統文化は敷居が高くてとっつきにくいという偏見を持っています。

でも、それがもったいないなあと思うのです。

誰も気にも留めなかったら、その文化はやがて消失します。

そして、誰も記録を残さなかったら、その文化ははじめからなかったものと同じです。

 

誰かが「こんなものがあるよ!めっちゃ良いよ!」と言うから人気になるのであり、誰かが「こんなものがあった!めっちゃ良かった!」と残すから後世の人はその時代に何があったのか知ることができるのです。

 

そして、この「魅力の発信」と「記録」を同時に出来るのが「ホトカミ」なのではないかなあと思います。

 

「ホトカミ」は、神社やお寺に参拝した時の思い出や体験、写真などを口コミ形式で投稿できるwebサービスです。

私もこの会社に出会うまで知らなかったのですが、神社・お寺の数は年々減りつつあり、このままいくと20年後には今あるうちの40%がなくなってしまうそうです。

 

歴史や文学や観光と、切っても切れない関係にあるのが神社やお寺なのではないでしょうか?

長い間日本の文化や歴史、地域のつながりを守ってきた神社やお寺がなくなってしまうのはあまりにも惜しいと私は思います。

 

しかし、自分で自分の魅力を発信するというのはなかなか難しいものです。

 

「あなたの強みはなんですか?」ほど嫌になる質問はありません。

自分で自分のこと「俺こんなにすごいんだぜ!!」って言うの!?

ナルシストかよ!?超キモイよ!!

と思ってしまいます。(当方、現在就活真っs以下略)

 

ですが、他人のことを「こんなにすごいんだよ!」と言うことへの抵抗は小さいのではないでしょうか?

参拝客の口コミ という形なら、簡単にその神社やお寺の「魅力を発信」することが出来るのではないでしょうか?

 

また、「〇〇さんが△月▽日に□□神社に参拝した」というのも立派な「記録」です。

その投稿に「エピソード」や「どう感じたか」や「写真」などの情報が入っていれば、それはもう本当に素晴らしい「記録」となります。

 

運営側の立場になってしまった今、自身の運営するサービスを褒めるのもどうかと思いますが、「ホトカミ」は神社・お寺やそれに付随する文化・歴史を守り、後世に残していくことができるサービスなのではないかと思います。

 

そして、DO THE SAMURAIのメンバーみんなが、神社やお寺の「魅力を伝えたい」「後世に残したい」と思っているのではないかと思います。

 

私は「ホトカミ」の、DO THE SAMURAIのそんなところに共感して、この会社の門をたたき、仲間に入れてもらいました。

 

 

現在DO THE SAMURAIで何をしているのか

ここまでDO THE SAMURAIに入った経緯や、なぜ入ったのかをつらつらと書いてきました。

では、私は今いったいこの会社で何をしているのでしょう?

 

まず一番最初にあげられるのがライターとしてのお仕事です。

最近はもっぱらライターしかしていません。

 

具体的には「ホトカミ」を投稿サイトとしてだけではなく、神社やお寺に関する知識を得られる情報サイトとしても活用して頂けるようにいろいろな記事を書いています。

そして、検索から記事に辿り着いた方に、「ホトカミ」の存在を知っていただき、その方たちがいずれ「ホトカミ」に登録し投稿してくださるまでになれば良いなあと思っています。

 

といっても、私は大学でちょこっと古典文学をかじっているだけの、なんの知識もスキルもないただの女子大生です。

神社・お寺のことに詳しいわけでもたくさん参拝しているわけでもなければ、webライティングやSEOにあかるいわけでもありません。

何も知らないので、勉強するしかありません。

神社の本を読んでみたり、SEOの本を読んでみたり、素敵だと思う記事を自分なりに分析してみたりしながら日々稚拙な文章を生み出しています。

どんなに稚拙な文章でも、会社の人たちは根気よく丁寧に「ここはこうした方がよい」とアドバイスしてくださるので、なんとか世に出せる最低レベルのものにはなっているのではないかと思っています。

まあこれは完全に主観なので、客観からもしくはプロのライターの方から見たら見るに堪えない記事ばかりなのかもしれませんが。

ここから成長してやるので見てやがれといった気持ちです。言いすぎました。ご指摘などあればTwitterでもメールでもなんでも受け付けておりますので、是非おっしゃってください。

厳しいご指摘やアドバイスお待ちしております。

 

さて、主にライターをやっていると言いましたが、メルマガの配信などもやっております。

「ホトカミ」にユーザー登録をしていただくと、週に二回ほど不定期で「ホトカミ飛脚通信」というものが届くかと思います。

最近の飛脚通信の文章は、だいたい私か森さんという女の子が書いています。

新しい記事が公開された時や、「ホトカミ」に新機能が追加された時に届くかと思いますので、是非「ホトカミ」にユーザー登録してみてくださいね!

 

他にも公式Twitterにちょくちょく現れたりなどしていますが、主な仕事はライターとメルマガの配信です。

SNSには記事を拡散したいときにしか現れていないので、もうちょっと貢献できるようにしたいです。

 

おわりに

思ったより長くなりましたね…

こんな自分語りを最後まで読んでくださった方はいらっしゃるのだろうか笑

 

もしいらっしゃるのなら、本当にありがとうございます。

少しでも私の想いが伝わっていたら嬉しいです。

 

そして、私の書いた記事が少しでも皆さんに面白かったと思って頂けたり、疑問を解決する手助けが出来ていたら幸いです。

 

是非「ホトカミ」を活用してみてくださいね。

投稿お待ちしております。

 

それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました!

 来月は何を書こうかなー

 

 

「好きなことを仕事にしても良いのか?」(代表)

こんにちは。
神社お寺の投稿サイト「ホトカミ」を運営する株式会社DO THE SAMURAI代表の吉田 亮です。

3年間の個人事業主を経て、
2016年4月に法人化し、DO THE SAMURAIは生まれました。
もうすぐ3年目に突入です。


たくさん書きたいことはあるのですが、
今回は「好きなことを仕事にしても良いのか?」というテーマを取り上げつつ、
自己紹介とします。

 




「好きなことを仕事にしても良いのか?」


どう思いますか?


好きなことを仕事にしたら、好きじゃなくなりそう。
仕事は遊びじゃないんだから、真面目にやれ。
仕事はしんどくて、当たり前だ。


色んな考え方があると思います。


でも、私は
「好きなことを仕事にしても良い!」と思います。


そして、好きなことを仕事にできる人が増えたらいいな、と心から思っています。


なぜ、そう思うのか、自己紹介も含めて書きました。


歴史とSMAPが好き

滋賀県彦根市生まれ、岐阜県多治見市育ちの私は、
幼い頃、大河ドラマ「利家とまつ」を見て以来、
前田利家という戦国武将が大好きになりました。

 

f:id:samurairyo:20180126185017j:plain

加賀百万石を築いた「前田利家」



ドッチボールやサッカーもやりつつ、
休み時間は図書館に通ってひたすら歴史の本を読み漁るような
小中学校時代を過ごしていました。

おそらくクラスに一人はいたであろう、
やたら歴史に詳しい系男子ですね。



高校に入ると、化学や物理の授業が始まりました。

有名な科学者の生涯もだいたい波乱万丈でROCKです。
ケクレっていうドイツのおっさんが見つけたベンゼン環。

f:id:samurairyo:20180126185332j:plain

コトバンクより引用



ベンゼン環を見つけたケクレおじさんの生涯に想いを馳せながらベンゼン環の勉強するとちょっとテンションが上がり、化学が好きになりました。

同じように、歴史の切り口から物理も好きになりました。


と同時に、
「SMAPが大好き」です。

どれくらい好きなのかというと、
5歳の頃からファンクラブに入り、20年間毎回すべてのコンサートに行きました。
(最後のコンサートも行きました。)

 
7歳の頃見た、ナゴヤドームでのコンサートに感激し、
将来、歌手になりたい!という夢を持つようになりました。

 

上京後のバンド生活、そして挫折

高校時代にバンドを始めました

大学は行かずに、上京して、
引き続き、バンド生活を送ろうと思っていました。


でも、親とケンカになるし、まわりの友達は受験モードになって話が合わなくなるし、、、、、

悩んだ末、たどり着いた答えが、

「大好きな前田利家さんゆかりの東大に行こう!」

でした。

東大のキャンバスは前田利家の子孫の屋敷跡にあるし、
理系から文転もできるらしいし、東京ドームも近いし、
親も好きにさせてくれるだろうし、完璧じゃん!と。

それで、一浪はしたのですが、無事に合格し、上京しました。
(利家も織田信長に解雇されて浪人していた時代があった。)

 



上京後はずっとバンド一筋でした。


しかし、そこで壁にぶち当たります。
曲が作れない、何が歌いたいのかわからない、、、、
あるときを境に、音楽が生み出せなくなってしまったのです。

 

世のため人のために、何を為すべきか?

「志とはサムライ(士)の心と書く、
 夢は自分だけのものだけど、志とは世のため人のために何かをやるんだよ。」

音楽が生み出せない暗闇のなかで、好きな歴史の本を読んでいたところ、
この言葉に出会い衝撃を受けました。


それまでバンドで成功したいという、自分のことしか考えていなかった
ということに深く反省しました。


私も人の役に立つために、何かせねば!

という想いに駆られ試行錯誤した結果、
「日本の文化や歴史に'楽しく'触れるきっかけをつくろう」と志を掲げ、

歌ったり、お話ししたり、地域の歴史ブランディングだったり、
とにかく幼い頃から大好きな日本文化や歴史を'楽しく'、ということに
こだわって活動を始めました。

athletic-uni-birth.jp



はじめは、とにかく役に立つことやろう!と思って始めました。

バンドの挫折から、志を見つけるなかで気付いたのが、

ただ好きなだけではダメだ。
「社会の役に立つ」必要がある、と。
(今思うと、当たり前すぎるのですが。)


続けていくと、ちゃんと役に立てていたみたいで、
対価としてお金もいただけるようになりました。

こうして、幸運なことに、
好きなことを仕事にできるようになっていました。

でも、そこでふと疑問に思ってしまいました。


「興味のない仕事してる人、多すぎないか?」という問題意識

怠惰なことに、なかなか大学(に通っていなかったため)卒業できず、
働きながら大学4年生を4回やったので、
毎年、友人の就活の相談を受けていました。

企業で働き始めたその後の話もたくさん聞いてきました。

そこで、
「興味のない仕事してる人、多すぎないか?」という問題意識を持つようになりました。
(もちろんイキイキ働いてる人もたくさんいます。)

その背景には、
・就活がうまくいかなかった。
・親や周囲の目を気にして、決めてしまった。
・なんとなく、そうなった。

色々あると思います。

しかし、どうせ同じ時間を過ごすのであれば、
ワクワクがあり、好きな仕事の方が良い!と思います。


だから僕は、
「好きというエネルギーを、社会に役立つカタチに変換できる人を増やしたい!」

好きなことやって、
それがちゃんと役に立って、
感謝されたら、
単純にめちゃ嬉しいじゃないか、と。

そして、誰かの幸せに貢献して、自分も幸福度が高まるのではないか、と。

そんな仲間と働けるように、
株式会社DO THE SAMURAIをつくりました。

f:id:samurairyo:20180126214413p:plain


運営しているホトカミを'投稿サイト'にしたのも、
同じ考えが根底にあります。

好きな神社お寺があって、投稿することで、
その神社やお寺を応援(役に立つことが)できたら、素晴らしい!と。

まとめ

まとめに入ると、
「好きなことを仕事にしても良い!」

そのためには、
「好き」+「役に立つ」ことが必要。
(スキルとして得意かどうかは、あまり関係ない。
 覚悟があれば、スキルは練習すれば、だいたい身につけることができるので。


あと注意点として、
「好きなことを仕事」=楽して生きたい、とかそういう話では全くないので要注意

それなりのプレッシャーや、ストレスがないと人は成長できない。
成長する(できなかったことができるようになる)ことで幸福度は上がるから、
適度なプレッシャーや、ストレスは必要。


僕がDO THE SAMURAIで一緒に働く仲間のひとつの基準として、
好きなものがあるか?というのを大切にしています。

日本文化、神社やお寺に限らず、
ホワイトボードに並々ならぬ関心がある、うどんオタクだ、
エンターキーを叩く音が好きすぎる、好きの対象は、なんでも良いです。

なぜなら、
好きって価値観 / 感覚は、そのまま美意識(数寄)に繋がるからです。
(という話はまた書きます)



というわけで、
「好きなことを仕事にしても良いのか?」について語りながらの自己紹介でした!


ご武運を。







ホトカミへの思い(エンジニア)

こんにちは。

このブログには、このたび初めて書かせてもらうことになりました。
株式会社Do The Samurai、エンジニアの小沼晋(おぬま すすむ)です。
ホトカミのプログラミングや技術的な部分を担当しています。
さらにいうと、普通?の大学生で大学では、コンピュータサイエンスを専攻しています。

今日は僕がホトカミを知ったきっかけから、どんな思いで開発しているのか、そして最近胸に刺さった言葉について書きたいと思ってます。
f:id:zirconsoft:20180121151717j:plain

僕がホトカミを知ったきっかけ

大学1年生のころ、ベンチャービジネスセミナーという大学のセミナー(単位は出ませんでした)で、僕とホトカミを結び付けてくれた大学の先輩と出会いました。この出会いが今の僕につながる大切なご縁でした。この先輩は、いま僕のメンター(師匠)でもあります。

大学3年生になって、その先輩のFacebookをシェアを見て、ホトカミを知りました。
弊社代表、亮さんと大学の先輩は、かつて同じオフィスで働いていた仲です。

当時、設立初期の本物のベンチャー企業で、プログラマーとして働きたかったので、あの先輩がシェアする企業なら安心かなと思い、ちょうどプログラマーを募集していたこともあって、2017年の夏休み前に応募しました。

その後、夏休みに入って9月に、ホトカミを生み出したエンジニア、マークさんから完全にプログラミングを引き継ぎ、現在もホトカミのエンジニアリングを任されています。

こんな思いでホトカミ開発中です。

「めっちゃプログラミング楽しい!!!」

働き始めるまでは、プログラミングしたいけど、何書こうか思いつかず、本格的なプログラミングの機会が学校の課題だけだったのです。

しかし、ホトカミの開発始めてからは、ありがたいことに、挑戦しがいのある、たくさんのプログラミングのお仕事があって、楽しませてもらってます。

プログラミングは、音楽のように、純粋な趣味的な楽しさがあります。

さらにホトカミの開発は、神主やお坊さんなど特別な人を含めない、普通の人なら、ほぼ経験することのない神社お寺に貢献する仕事です。

この仕事は、神さま仏さまに、素直に褒められそうな良いことなのだろうと思っています。今後もそういう仕事をし続けたいです。

良いことで楽しい仕事なのでよかったなーと思っています。

最近、胸に刺さった言葉

ホトカミを通して東洋思想に興味を持ち始めて、先月くらいに岩波文庫の論語の本を買いました。

その論語を読んでいたら、胸に刺さった言葉があったので紹介します。

岩波文庫の金谷治訳注『論語』第29刷発行、32、33ページより

子曰、不患人之不己知、患己不地人也

子の曰わく、人の己を知らざることを患えず、人を知らざることを患う。

先生が言われた「人が自分を知ってくれないことを気にかけないで、人を知らないことを気にかけることだ。」

ちょうど、この言葉を読んだのがPV(ページビュー)数をどう上げたらいいのか、社内で話し合いがあった後でした。

ホトカミをもっと知ってほしい。

けど、そのことばかり気にするより、本当はぼくがWebサービス開発のことや神社仏閣のことを、そしてもっと広く思想や、ものの見方について学ぶことを大事にするべき。

そうすれば、ホトカミのPVもきっとついてきて、最終的にはホトカミをいろんな人に知ってもらえるのだろうと、この言葉から考えました。

僕の目指すホトカミ

寺社マニアのユーザーさんは、もちろんとっても大切で、たくさん投稿もしてくれるので感謝しています。
でもぼくは、普段、神社お寺に行かない人にこそ、ホトカミを通して、神社お寺や日本の文化に、興味を持ってもらえるようになったら良いなぁと思っています。

Note

このブログには、月1で書くことになったのでまた来月もよろしくお願いします。
ホトカミにも投稿お待ちしております。

SUSANOO FES 2017に参加しました!

はじめまして。

DO THE SAMURAIでライターをしております、立﨑理恵と申します。

先週の土曜日に行われたSUSANOO FES 2017に参加してきましたので、今日はその様子をお伝えします。

SUSANOO FESとは、最先端の課題に挑む社会起業家と多種多様な参加者が、プロジェクトにかける想いや知識を共有するイベントです。

https://www.susanoo.etic.or.jp/fes-1

 

 

第一部      デモデイ

20組の起業家の方が5分ほど各自が取り組むプロジェクトについて話をする時間です。

DO THE SAMURAI代表の吉田はホトカミについて話をしました。


SUSANOO FES CXC 2017 ホトカミ 吉田亮

代表の経歴、「ホトカミ」を立ち上げた経緯、運営者としての想い、今後の展望などを改めて聞き、身の引き締まる思いでした。

個人的には、同じシェアオフィスで働くWELgeeさんやここはぐさんがどんなことをなさっているのか、どういう想いで運営されているのかを初めて知ることができて良かったです。

その素敵な想いに、ただただ感動しました。

 

難民を支援しているWELgeeさんは、クラウドファンディングに挑戦中です。

https://readyfor.jp/projects/welgeehouse/announcements/68675

ぜひこのクラウドファンディングへのご支援をお願い致します。

 

第二部      ブース別交流会

f:id:dothesamurai:20180129181427j:plain

第一部で発表した20組がそれぞれブースを持ち、興味を持って来てくれた方とより詳しいお話をしました。

「ホトカミのデータベースはどうやって作成したの?」や「海外に展開していく可能性は?」などの質問がありました。

ちなみにホトカミのデータベースはすべて代表の吉田が手作業でエクセル入力したものであり、今のところは国内向けのサービスとして考えています。

多くの方に来ていただき、有意義な時間となりました。

 

第三部      個別戦略会議 f:id:dothesamurai:20180129181415j:plain

新たな事業を始めようとしている方々の想いをうかがいました。

私たちは日吉駅の近くで保育園を経営している園長さんのところにお邪魔しました。

保育園で着替えの洗濯などをすべてやってくれるというのは今までありそうでなかったことだと感じました。私も将来は働くママになるかもしれないので、このような保育園が増えて欲しいものです。

 

第四部      交流会

最後に交流会に参加しました。

第一部で発表をしたいろいろな方とお話させていただきました。

 

おわりに

今まで社会貢献などをあまり考えずに生きてきた私にとってはとても刺激的で、内省することの多い一日となりました。

「世の中にはこんなにも素敵な熱い想いをもった人たちがいるのか…」

と驚くばかりでした。

私に何が出来るのかはこれから模索していくべきことだと思いますが、まずは現在携わっている「ホトカミ」をより良いものにしていくべく、頑張っていきたいと思います。

 

稚拙な文章にお付き合いいただきありがとうございました。

ホトカミで働く理由

はじめまして。森 沙緒莉と申します。

株式会社DO THE SAMURAIでは、マーケティングを担当しています。

 

初めてのブログ執筆となる今回は、

株式会社DO THE SAMURAIで働きたいと考えた理由

1ヶ月働いてみた感想

今後の目標

の3点について書きます。

 

私は実家が神社で、現在、大学で神主の資格を取るために勉強しています。

 

この大学に入学したのは、神社の後継者が私以外にいないため(姉妹に姉がいますが、理系の大学に進み、すでに一般企業に就職しました。)

「私しか継ぐ人がいない?」という使命感からでした。

 

宮司である父は、姉と同様、私にも好きな進路に選ぶをすすめてくれました。

しかし、私が好きな進路に選べないことよりも、神主にならず、実家の神社がなくなってしまった方がもっと後悔すると思いました。。

 

だから、神社を継ごうと決めました。

 

しかし、神社は”生まれたときから家にあるもの”という感覚で、

神社やその考え方については全く知識も興味もありませんでした。

 

そんな私も、大学に入り、神社について学び、

神社の関係者や大学の教授、先輩・同級生と話をするうちに神社の知識も増え、

神社が今までよりも好きになりました。

 

それと同時に、「もっと神社の良さを伝えたい」と漠然と考えていました。

 

そんなある日、大学の知人を通じて「ホトカミ」について知りました。

「ホトカミ」をみて、大学の人以外に神社のことを考えてくださる人がいることに感動しました。

 

その感動を知人に伝え、

翌日に代表の吉田さんにお会いすることが決まりました。

そこで吉田さんのお話を聞き、私も株式会社DO THE SAMURAIで働きたいと考え、働くことが決まりました。



はじめ、「ホトカミ」を通して神社やお寺に触れられることは、とてもうれしかったです。

 

しかし、もともとパソコンを触るのは大学のレポートを作成するときだけで、タイピングはとても遅くファイルの圧縮・解凍すら知らない状態でした。

 

スマートフォンは使いますが、パソコンに関してもインターネットに関してもほとんど無知でした。

このような状態だったため、はじめは皆さんの発している言語が呪文に聞こえました。

皆さんに少しでも追いつけるように、教えてもらったことと本を頼りに一生懸命学びました。

今ももちろん分からないことや、勉強不足な面はありますが、以前よりも呪文は減り、タイピングの早さは数十倍早くになりました。

また、練習として昔好きだったアーティストのホームページを作ったとき、スマートフォンのサイズにも適用する画面も作れるようになりました。

f:id:Sasasa1107:20180128162318j:image

 

そして、私の目標は『今までの感謝を神社に還元する』ことです。

 

いままで私を育て、見守ってくださっている実家の神社をはじめ、

今まで関わって下さった神社・神主さんに支えられて生きてきました。

 

だから、私を支えてくれた神社・神道が少しでもイキイキとするよう、

いままで関わってきた神社・神職さん含め、困っていたり悩んでいる神社・神職さんのお手伝いをしたいです。

 

今は大学の勉強はもちろん、「ホトカミ」を大切にしていきたいです。

 

そのためにも「ホトカミ」で私だからできることを見つけていきます。



少しずつ貢献していくので、皆様よろしくお願いいたします。

 

今回は、

・株式会社DO THE SAMURAIで働きたいと考えた理由

・1ヶ月働いてみた感想

・今後の目標

の3点について書きました。

 

【きつね日記】秩父三社にお参りしてきました!

はじめましての方ははじめまして、そうでない方はこんにちは。卒業した小泉くんに代わり新しく「みんなの日記」を書くことになりました木村と申します。生まれ変わったら神社かお寺のおきつねさまになりたい、DO THE SAMURAIの広報担当(の一人)です。アイキャッチ画像では右端に写っている人です。

さて、今月初めに小泉くんがめでたくDO THE SAMURAIを卒業されましたが、その後、小泉くんの卒業旅行も兼ねて、彼一押しのお社である三峯神社と、秩父神社・宝登山神社にみんなでお参りしてきました。この秩父会のレポートを、お写真多めでお送りします!

4時過ぎ:起床 朝早く行って雲海を観よう! ということで、前日からオフィスに泊まりました。小泉くんが車を運転してくださいました。有難し……。

7時半:三峯神社に到着 お参り日和のいい天気になりました! 朝の光を浴びる皆さん。

8時:社頭にてお参り 森林の空気を浴び、すがすがしい気分に。

9時半:奥宮へ出発 芋田楽で腹ごしらえしてから、いざ奥宮へ。気合を入れる皆さん。

師匠と弟子。

10時50分:奥宮登拝 雲海こそ見えなかったものの、山頂からの眺めは素晴らしいものでした!

11時50分:下山 昼前に無事に戻ってこられました。

12時10分:昼食 秩父名物の「わらじソースカツ丼」をいただきました。わらじサイズ。

13時:入浴 境内の「興雲閣」にある温泉で、登山の疲れを癒しました。

16時:秩父神社に参拝 市街地に降り、秩父神社にお参りしました。

農業の神様にお参りする小泉くん。

大吉を引いた吉田さん。

17時半:宝登山神社に参拝 これで秩父三社をめぐることができました!

20時半:新宿にて解散 非常に長く充実した、楽しい一日になりました。車を運転してくださった小泉くんはじめ、皆さんのおかげです。また、Twitterではホトカミのユーザーさんから色々なアドバイスをいただきました。ありがとうございました。

最後に、小泉くんにはなむけの和歌を贈りました。木村は前の週の送別会に参加できませんでしたが、帰りの車中で筆を走らせました。

たとひ今 登る麓は別れても 再びまみえ 月を望まむ

解説: 一休さんの作とも伝わる和歌に「分け登る麓の道は多けれど 同じ高嶺の月を見るかな」というものがあります。これは現代においては、世の中には様々な異なる宗教があるが、目指す真理は一つである、という意味に解釈されている仏教的な歌です。今回の和歌はこの歌を意識し、実際に三峯の山に登ったこと、帰りの車中から綺麗な月が見えたことをイメージしつつ、小泉くんの目指す自然栽培と自分のいるホトカミとで一旦進む道は分かれてしまったけれども、それぞれが目指す先は必ず繋がっている、という意図を込めました。

小泉くんの今後の活躍を祈りつつ、秩父レポの筆を置かせていただきます。 ありがとうございました!

【卒業】弟子日記〜半年間を振り返って(成長と思い出)〜

こんにちは。 今日で卒業する小泉泰英です。 3月に「ホトカミ」というサービスも知らずに、代表の吉田の人柄だけでDO THE SAMURAIに加わりました。 そして今では、ホトカミのユーザーを好きなるほど、のめり込むことができました。

卒業式の様子

私の半年間を振り返って学んだことについて書きます。

・アイデアは“気持ち”と“イメージ”で生まれる

・積み重ねによって覚悟を決められた

・Webサービスでも大切なのは“人”

・人に伝えるときの大切なこととは?

【アイデアは“気持ち”と“イメージ”で生まれる】

半年でアイデアを生み出せるようになりました。 アイデアは「質よりも数。結果、質の良いものが生まれる」と言われ、半年間を過ごしました。

アイデアを生み出すのに大切なのは「今この瞬間に生み出そうとする気持ち」です。

DO THE SAMURAIにいて今でも忘れない思い出があります。

ホトカミが1000投稿も行かなかった7月に「ホトカミで1万投稿行くにはどうすればいいか」という話し合いをしました。 そのときは、「1万!?1000投稿もいっていないのに1万なんて…」と思っていました。

しかし、アイデアを出そうと努力したことでわずか10分でもアイデアはたくさん出ました。 そのアイデア中からを進化させ「ご縁ポスト」が生まれました。

当然、現状を分析して、課題や求められていることを知ることは大切ですが、 一番大切なのは、「アイデアを生み出そう!」という気持ちでした。

【積み重ねによって覚悟を決められた】

私は自然栽培という道で起業をして生きていくという覚悟を決めました。 この覚悟が決まったのもDO THE SAMURAIで働いたからです。

DO THE SAMURAIで働き始めたときから、 スタートアップや起業の0から1を勉強したいという想いを持っていました。 しかしその当時は、10月から自分の分野で一歩を踏み出そうなんてことは想像もしていませんでした。

一歩を踏み出せたのは、アイデアを生み出すことをはじめ、常に自分の頭で半年間考え続けたからです。

自分で考えることの積み重ねによって、少しずつ責任が生まれ、 小さな気づきを得られるようになり、小さなきっかけで覚悟に変わっていきました。

(自然栽培の野菜やお米をオフィスに持っていきました。そのあと、「農業の道で起業する決意をした小泉くん…」という投稿を代表・吉田がFacebookに載せました。この一言によって、「自分は起業するのか」と気づき、自然と自分の覚悟に変わっていきました。)

メンバーの誕生日を祝いました

【Webサービスでも大切なのは“人”】

「ホトカミ」は神社お寺の投稿サイトでWebサービスです。 Webサービスなのでパソコンを使っている時間が長いですが、 常にその先にはそのサービスを使ってくれるユーザーがいるということを学びました。

そのことを実感できたのは、SNSにて「ホトカミで8888投稿を目指そう」という投稿を見たり、 ユーザーにメールする中で、「いつも使っています」「頑張ってください」という返信をもらった時でした。

一番大切なのは「使ってくれる“人”がいる」ということを忘れないことです。

【人に伝えるということ】

人に伝えるときに大切なことは、何を伝えたいかを明確にすることです。

今のホトカミのコンセプトは「みんなでつくる」です。 4月にリリースしましたが、このコンセプトになったのは、7月です。 それまで紆余曲折ありましたが、私たちの持っているイメージを言葉にしました。

それによって、半年で7000件を越える投稿がホトカミに集まりました。 これは「みんなでつくる」がDO THE SAMURAIのメンバーだけでなく、 ユーザーにも伝わった証です。

【最後のメッセージ】

この半年間で学べたことはここには書ききれません。 自分の頭で考え、実行し、少しずつ責任感を身につける。 その繰り返しによって、自信をつけ、新しいことに挑戦できるようになりました。

自分次第でいくらでも成長できると忘れずこれからも頑張っていきます!