ゼロからコミュニティをつくる
みなさんは何か「コミュニティ」というものを作ったことはあるでしょうか? こんにちは。DO THE SAMURAIで主にWebエンジニアをしている菊地です。
コミュニティには色々な種類があると思います。「家族」「会社」「大学」「部活」「サークル」ちょっと考えるだけでも色々出てきますね。
具体的なところだと、例えば弊社では毎月、神社の神職さんとお寺のお坊さんたちを集めた「仏教・神道サミット」というコミュニティを主催していたりします。
↑8月のレポートです。
最近私も新しく大学でゼロからコミュニティを立ち上げようとしていて、改めて「コミュニティ」の本質について考えることが多くなりました。
良いコミュニティとは何か
私がその中でたどり着いた一つの結論として、良いコミュニティの条件はおおよそ次の三つにまとめられるのかなと考えました。
- いつでも好きな時に帰ってこれる
- 楽しいことを共有しあえる
- 辛い時は支え合えて、貢献しあえる
なんだか当たり前のような条件かもしれないですが、これがなかなか難しいのかなと思います。
例えば会社でも、上司とギスギスしていたりしませんか?学校の部活やサークルで嫌な奴がいて、顔も合わせたくないなんて思っていないでしょうか?そういうことがあると、むしろ帰ってきたくもないし、楽しいこともないし、辛い時に支えてやろうなんて思えませんよね。
最近読んだ記事で「コミュニティは面」という話がありました。
まず「コミュニティとは」っていうところを整理しますね。みなさんの中でコミュニティっていうのはこういうことだなっていうのを言語化したいなって思っております。「コミュニティとコミュニケーションの違い」っていうところから話したいと思います。けっこうごっちゃにしがちなので、整理してみたんですけど。
コミュニケーションって基本的に線なんですね。人と人とのやり取りを指します。一方で、コミュニティは面なんですね。ここのポイントは、会話に参加しない人がいてもコミュニティは成り立つっていう感じだったりするところが特徴かなと思います。
要は、コミュニティは全体感が大事だということだと思います。面なので、どこか一箇所でもギスギスしたりしてヒビが入ったら割れてしまう。うまくいっているなと思っていても、急にヒビが入って割れるようなこともあるかもしれません。
そういう意味で、例えば同じようなコミュニティが1500年あまり続いている伊勢の「神宮」は恐るべきと言えそうです。20年ごとに同じような方式で「遷宮」が行われ、仕組みが1000年以上続いている例が他にあるでしょうか。
居心地の良いコミュニティが、人生を豊かにする
話が少し逸れましたが、やはりコミュニティは人の人生を大きく左右するものです。
上で挙げた三つの条件を満たすようなコミュニティにいくつか所属できたら、きっとすごく人生が楽しくなるなと僕は思いました。一つのコミュニティで失敗しても、もう一つ所属コミュニティがあれば一人孤独になることはありません。そう考えると、自然と心に余裕が生まれたりしませんか?
良いコミュニティ作りを、これからも追求していきたいものです。
そして、あなたもDO THE SAMURAIで、一緒に居心地の良いコミュニティを作りませんか?